3月26日の大井競馬予想
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
火曜は4打数2安打で勝ち。レイジングスラストは近2走の不完全燃焼からキッチリ逃げて巻き返し、デュアルロンドも久々の右回り1200mで躍動していた。順調順調。
明日はJpnⅡとなった京浜盃。個人的には雲取賞がレベル的にあまり……という見立てなので、ここの上位が羽田盃でも有力になると思っている。南関贔屓の身としてはナイトオブファイアに頑張ってほしいですね。
◆大井9
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ややスロー
→最内からケイアイカペラがハナ主張。ほかステーレンナフト、カヴァス、アタゴテンジンの3頭だけが先行タイプで、それ以外は後ろばかり。両極端に分かれたメンバーで馬群は実質スロー。中~内枠、前に行ける馬を狙う。
◎ステーレンナフト
2走前はやや内有利な馬場で外目をジリジリと伸びてきたが、前も12.1-12.9と止まらず捕まえきれなかった。ただ、勝ったモリデンステルスは現在も複勝率100%を継続している実力馬で、それと0.6秒差は悪くない。前走は6か月の休養明けで馬体重+11キロと余裕残しだった。参考外。叩き2走目で前進期待。
◯ケイアイカペラ
2走前は道中モタモタしてカヴァスに敗れたが、チーク着用の前走はハナを切って上がり最速の完勝。勝ち時計1:13.1は同日C1より0.4秒速かった。大幅にパフォーマンス良化。この内容なら昇級でも通用する。
◆大井10
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ミドル~ややスロー
→確たる逃げ馬は不在で、距離を延ばしたヒロシゲジャックにクラウンシューターが続く形か。中~内枠の先行馬を狙いたいが、候補のなかにピンと来る馬がおらず…。
◎ナショナルモール
外枠になってしまうがコレを。休養前はB1で着差を付けて勝っており、本来ならもう少し走れていいはず。3走前は休み明けで参考外として、2走前は内有利馬場のスローペースを後方待機→マクり失敗で外々を回って大敗。前走もやや内有利馬場のスローペースを後方待機→マクり失敗で外々を回った。二度続けて同じようなやられ方をしている。乗り替わって見直したい。
◯キトン
セン馬らしくパフォーマンスが安定しない面はあるが、前走の1:54.1、ラスト11.9-12.6は痛烈な数字。翌日に行われたB1B2イルヴェント戦より1.7秒も速い勝ち時計だった。この馬に関してはトラックバイアス云々より気分良く運べるかの方が重要なので、大外枠も大きな減点にはならない。
◆大井11 京浜盃
【予想の方向性】
内枠◇◆◇◇◇外枠
先行◇◆◇◇◇差し
スピ◇◇◆◇◇スタ
馬場想定:やや内有利
展開想定:ミドル~ややスロー
→アメージングがまずは先手主張。リコースパローやページェントが続きそうだが、初角までが近いコースで先行争いは長引かない。中~内枠の先行馬を狙う。
◎リコースパロー
道営時代に重賞で2度ソルジャーフィルドを破っている。こちらも展開次第では交流重賞でやれて不思議ない。JBC2歳優駿はハイペース先行で玉砕。前走の雲取賞は内枠から控える競馬を試したが、道中は折り合いを欠き、直線は右にモタれて力を出せていなかった。
休み明けだった前走よりは追切の時計も詰まっており、状態面のアップが見込める。100mの距離短縮も歓迎。現状は先行一手でモロさを残しているが、逃げか2番手で揉まれない競馬ができれば一発あっていい。
◯ナチュラルライズ
新馬戦の1:45.7は札幌ダ1700mの2歳良馬場タイレコード。それもラスト12.3-12.3と減速しないラップでまとめた。6馬身離した2着馬ベルベルコンパスもその後2勝を挙げており、レースレベルの高さは申し分ない。
左回りだと外に張ってしまう馬で、大箱東京のカトレアSは能力でなんとかなったが、1周小回りの川崎には対応できなかった。それでも対ハッピーマン0.3秒差、ソルジャーフィルドとはハナ差まで来ており、右回りの大井に替われば本領を発揮できる。
3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。今回は項目別に評価した表という形式で載せています。文字ベースの詳細な解説は有料部分ということで。まあしばらくは色々なパターンを試しながらやっていきます。

◆大井12
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:スロー
→1400mで逃げる競馬をやってきたのはシスターアクトしかいない。全体的に差し馬や短縮組が多めでペースは落ち着く。中~内枠の先行馬を狙う。
◎ブラックアピス
揉まれなければ強いが、砂を被ったら終戦という馬。外枠から先行できた2走前は上がり最速で完勝だったが、前走は1200mで先行争いに敗れてズルズルと後退した。今回はスロー想定の1400mに戻り、この枠でも出し切れるのでは。たとえばシスターアクトの前走はテン2F13.5-11.9だが、この馬が2走前に前受けできたときは13.1-11.6。単純計算で序盤のスピードは負けていない。ゲート次第のギャンブルになるが妙味はあると思う。
◯ロンギングナイス
マイルを主戦場にしてきたが、道中やや引っかかる面があるので1400mは悪くない。他の有力馬が外枠に追いやられたのも相対的に有利。