4月10日の川崎競馬予想

※買い目は基本的に◎-◯のワイド
水曜は4打数1安打で勝ち。川崎記念の一撃でなんとかした。まあGⅠデー特有の「良くも悪くも収支が(たくさん買う)メイン依存になっちゃう」というやつ。3つハズしからの堅い的中なので内容的にはそんなにいい日でもなかったが、最近はツキがあるね。感謝感謝。
いい形で折り返して、また重賞が待つ木曜へ。ガバナビリティーとアッカーマンが再びの対決。面白そうなレースだ。
◆川崎7
【予想の方向性】
馬場想定:やや外有利
展開想定:ややスロー
→ライパチが逃げてグレートノイズがそれに続く。短縮のシンメロワンとコスモパンドラを別枠とすれば先行馬もあまり多くない。ややスロー想定。中~外枠の先行馬を狙う。
◎マンダリンオレンジ
2走前に0.2秒差だった勝ち馬ヤプシはその後B3勝ち。前走の勝ち馬ホッコーソムニウムも次走C1を4馬身差で勝った。ここ2走は強い相手に当たってしまっただけ。この馬もC1では地力上位。出脚がやや鈍いので100mの延長も悪くない。
◯マインドブロン
転入から5戦連続連対中。2走前は休み明けでタイム差なし2着、勝ったビナサイゴンも次走Vと内容はいい。前走はラスト13.5-12.9の加速ラップをキッチリ差し切った。地力信頼。
◆川崎8
【予想の方向性】
馬場想定:やや外有利
展開想定:ややスロー
→明確な逃げ馬は不在で、パンパパートかクレイジーディスの先手か。どちらもハナが必須という馬ではなく、激しい競り合いはない。中~外枠で前に行ける馬を狙う。
◎オリコウキング
休養前にC1で4度の好走歴。2走前はジャンプアップのC1で、勝ち馬コールブランドは現B2、4着サラサグッドワークも現B2、5着スカイアクロスもその後B3で馬券絡みなどメンバーレベルが高かった。そこでの3着は価値がある。前走は半年の休み明けかつ序盤スローで折り合いを欠いたもの。叩き2戦目で本来の力を出せれば。
◯ハーモニーレグルス
こちらも元々C1を勝ったことがある馬で、休養明けを2度叩いた前走が5馬身差勝ちが本来の姿だろう。組は上がるが脅威に見える相手は特にいない。自ら動ける大外枠も好感。引き続き信頼。
◆川崎10
【予想の方向性】
馬場想定:やや外有利
展開想定:ややスロー
→ポリゴンウェイヴが先手主張。同厩ブルグミューラーが番手につけばペースを落とせる。中~外枠の先行馬を狙う。
◎リコーシーウルフ
左回りでは馬券圏内こそないが、浦和でオーバルスプリント4着歴があるので少なくとも苦手ではないだろう。4走前は少頭数のスロー逃げとはいえ後のフジノウェーブ記念2着馬ボイラーハウス相手に3馬身差をつけて逃げ切った。近3走振るっていないが、今回は相手関係が大幅に緩和される。少頭数の大外枠から気分よく先行すれば。
◯ゴールドレガシー
直近8戦連続の馬券絡み。ムエックスやアランバローズといった重賞級の馬に阻まれているが、OPでも堅実に2着確保する地力は立派。休み明けでもこのメンバーなら。
◆川崎11 ネクストスター東日本
【予想の方向性】
馬場想定:やや外有利
展開想定:ハイ
→そもそも3歳早期のダート上級条件は先行馬が集まりやすいが、それにしても前偏重のメンバー。前走時初角3番手以内だった馬がエステティーカ、プリムスパールス、フィエレッツァ、ガバナビリティー、ハセノブライアン、ライトスリー、パラソーレと7頭もいる。ハイペース想定。中~外枠の差し馬を狙う。
◎ピーエムナナ
2走前にはJRA未勝利交流を4角大外から進出してひとひねりの強い勝ち方。前走も4角を唸る手応えで上がってきたが、いざ直線に向くと案外伸びなかった。反応のよすぎる面があり、マイルは少し長いか。底を見せていない1400mに戻り、モロに展開が刺さりそうなメンバー構成なら狙う価値はある。
◯ガバナビリティー
現3歳世代屈指のハイレベル重賞・ニューイヤーCの2着馬。当時は鞍上がハナにこだわったところ、ツウエンティフォーに執拗に絡まれてテンから6.9-10.9-11.6-12.4という超ハイペースを作ってしまった。むしろよく2着に耐えた。揉まれたときは未知だが、そこを気にしだすと今回はほとんどの馬が買えなくなるので割り切った。
差し馬狙いという意味では当然フィエレッツァも気になる。ただ、2走前に関しては同日C2で1:13.6が出る馬場での1:13.8。前走はフジノウェーブ記念で1:24.1が出た超高速の日で、1:28.0というタイムは額面ほど優秀と言えない。初の左回りが小回り川崎、大幅相手強化でどうか。
アッカーマンはニューイヤーC3着の実績があり、ガバナビリティーにも先着歴が(4戦して一度だけ)ある。この2頭の比較だと、より距離適性が短めなのはアッカーマンの方。1400mなら僅差、1500m以上だとガバナビリティーの優位が増していくイメージ。買うなら今回という話はある。
ハセノブライアンに1400mは多分長い。ライトスリーは急仕上げだったらしい(浦和の)ネクストスター東日本が取りやめになって余計に乗り込めたのがプラスに出るんじゃないでしょうか。桜花賞3着馬リヴェルベロに圧勝するなど、2歳時のパフォーマンスはそれなりに高い。まあ個人的には、2歳秋~3歳春くらいの時期に故障で鍛えられなかった評判馬ってあまりいいイメージないんだが。