2月23日の中央競馬予想
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
土曜は8打数2安打で勝ち。ベルジュロネットとトリリオンボーイのワイドで(買った時)4.9倍つくもんだから、びっくりして倍プッシュしたのが勝因になった。予想自体は8レース推奨の計890円回収だから微プラくらいなんだけど。
明日はいよいよ今年最初のGⅠ・フェブラリーS。去年はJRAGⅠ回収率130%とビッグレースに強かった。今年も同等以上の結果を出したいものです。
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◆東京5
【予想の方向性】
東京芝は内外フラット。前走押し出されて行ったダノンミッション、2走前に1800mのスローで逃げたソードマスターくらいしか逃げ候補がおらずスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎ソードマスター
3走前に対リトルジャイアンツの2着で、自身も1:59.1の好時計で走破した。未勝利勝ちは1000m通過64.1秒のドスローを逃げ切ったもので能力面の評価は上がらないが、スローのキレ比べに持ち込めば残るという意味では今回のヒントになるだろう。ひいらぎ賞はレコード決着の超ハイレベル戦、かつ未知の速い流れで外々を回って脚が溜まらなかった感じの負け方。東京のスローペース替わりで反撃。
◯イミグラントソング
これは強い。未勝利勝ちのラスト10.9-10.9も痺れるし、一転して中山の高速巡航戦になったひいらぎ賞でも崩れなかった。重賞級。
◆東京8
【予想の方向性】
これまた逃げ馬不在。近5走以内に逃げ経験があるのはナックアテナだけで、それもダート戦でのもの。ペースは上がりそうにない。前につけられる馬を狙う。
◎スティールブルー
左回りに限れば【2-0-3-0】とまだ馬券圏内を外していない。前走は中山芝1200mが合わなかったのもあるし、そもそも勝ち時計1:07.1が超優秀で2-3着馬も次走勝ち上がりと単純にレースレベルが極めて高かった。7着といっても3着からは0.3秒しか離されていない。東京に戻って。
◯サクセスカラー
2走前は前後半35.3-34.1のスローペースを中団から運び、直線は進路確保に苦慮して仕掛け遅れた2着。前走は中山マイルを使ったが、道中少し行きたがる面を見せていた。今は1400mがいい。
◆東京9
【予想の方向性】
東京ダートは内外フラットで差し優勢。3歳ダートの上級条件ながら逃げ馬はタイセイドラード1頭だけで、それも前走は1000m通過63.8秒の緩い逃げを打ってからの短縮。差し経験を積んできた馬が多く、そこまでペースは流れないと読む。とはいえ馬場が馬場なのであえて前に寄せることはせず、中~外枠を能力重視で買う。
◎アドマイヤデイトナ
2走前にルクソールカフェとのマッチレースを演じて2着。ハナ差敗れはしたが、ラスト11.7-11.7のラップといい同日カトレアSより0.6秒速い時計といい、現3歳世代トップといっても過言でない超優秀なレースだった。前走はほぼ馬なり調教のような走りでラスト12.6-12.3と力の差を見せつけた。形の上では昇級だが、ルクソールカフェと互角に走れる以上、能力面は全くヒケをとらない。
◯ルクソールカフェ
その超優秀なマッチレースを勝った方。前走の黒竹賞も同日古馬2勝クラスより1.0秒速い決着であった。カフェファラオの全弟でアメリカンファラオ産駒なので、いつでもどこでも安定して走るタイプではないが、東京マイルの外枠はベスト条件。ここは全幅の信頼でOK。
しかし素晴らしいメンバー。JpnⅠで2着だったハッピーマンが下から数えた方が早い人気になる。恐ろしい。重賞級だと思っているのは上記2頭+プロミストジーン(前走がスローペースを差し切ってラスト12.1-11.7)、ダノンフィーゴ(新馬がミリアッドラヴ組で時計◎)、ドラゴン(前走が同日3歳1勝クラスと同タイム)ですかね。もちろんハッピーマンは既に重賞勝ってるが。
◆東京10
【予想の方向性】
これまた逃げ馬不在で、12頭中7頭が前走時初角8番手以下というメンバー構成。スローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎アスクカムオンモア
左回りベター、折り合い的に2000mあたりが距離の上限。3走前のセントライト記念、前走菊花賞は重賞だったのもあるが、それ以前にコースや距離が合わなかった。参考外。プリンシパルSを先行して3着に入り、tvk賞ではスローでレース上がり33.8秒の流れを力の違いで差し切った。3勝クラスも通過点だと思う。
◯ベラジオボンド
3歳春にも毎日杯3着の実績はあるが、どちらかといえば夏以降の2戦を評価している。2走前は道中で先頭集団から離されながらも、エンジンがかかってからは強烈な伸びでシンガリ一気。前走はチャンネルトンネル、サフィラら好メンバーを相手に勝利。後半5F57.8秒かつラスト11.6-11.4の加速ラップをマークした。気性面にやや不安はあるものの、能力的にはOPまで行ける馬。
◆小倉11 小倉大賞典
【予想の方向性】
小倉芝は内外ほぼフラット。シルトホルンやホウオウプロサンゲ、コスモブッドレアが主張するところを外からセルバーグが制して逃げる。セルバーグの逃げはスローに落とすスタイルではなく、ミドル~ややハイペースと想定する。差し馬を狙う。
◎ヤマニンウルス
あえてこの初芝を買う。母ヤマニンパピオネは芝ダート両刀使いで、3勝クラスの芝1200m2着が最高戦歴。きょうだいはヤマニンサンパ、ヤマニンアンフィルと芝で活躍しており、近親の活躍馬もヤマニンサルバム、ヤマニンエマイユ、ヤマニンボワラクテなどほとんど芝馬。そこに父ジャスタウェイなら血統的には芝だろう。
脚元に不安を抱えた馬で、おそらく「ダート適性があるから」ではなく「脚部への負担が少ない」という意味でダートを使ってきたものと思われる。実は芝馬でした、というシナリオに賭けたい。ほかのメンバーも重賞としてはそこまで強力でなく勝機十分。
◯エピファニー
折り合いの難しい面があって1800m【5-2-2-1】に対し、2000mでは【1-0-0-4】と成績を落とす。前走はさすがに負けすぎだが、陣営コメントを見るに調整失敗だったか。小倉芝1800mは重賞で①②着の得意舞台。見直したい。
◆京都11
【予想の方向性】
京都ダートはフラット~やや外有利。テンが抜群に速いダノンセシボンがすんなり先手をとれば、外から続くのはジョーローリットとイスラアネーロくらい。ミドル~ややスローペース想定。中~外枠の先行馬を狙う。
◎ジョーローリット
新馬戦でガビーズシスターを負かし、3戦目でスターターンを破った馬。前走は出遅れからイン3にリカバーしていい手応えで4角を回ってきたが、前が垂れてきてどん詰まり。何もせずに終わってしまった。参考外。外枠替わりで揉まれずに先行し、本来の能力を出せる形なら好勝負になる。
◯ドンアミティエ
以前は行くだけ行って粘り込むしか戦法がない馬だったが、前走は馬群の中に控える競馬で差し切り。これができたのは大きな収穫だった。ラスト12.6-12.0の加速ラップでスターターン以下を完封した割に、これを書いている時点でスターターンより人気がない。じゃあ買う。
◆東京11 フェブラリーS
【予想の方向性】
このレースに関しては芝発走マイルのため、やや外枠有利としておく。揉まれたくないミトノオー、ウィリアムバローズが内枠から主張し、ほかサンデーファンデー、アンモシエラ、ヘリオスらも続く。ややハイペース想定。中~外枠の差し馬を狙う。
◎サンライズジパング
フェブラリーSを考える上での前提として、チャンピオンズCとの違いを意識したい。チャンピオンズCは中京ダ1800mらしいイン前セコ立ち回りをできる馬が好走するレースで、対するフェブラリーSは不器用で大味な脚力自慢が躍動する。実際「前年チャンピオンズC5着以内馬」よりも同6着以下馬の複勝率が高いという逆転現象が起きている。問われる適性はそれだけ違う。
不器用で能力がある馬を狙うという意味でココに本命。チャンピオンズCはバイアス逆行の外々進出で6着止まり、プロキオンSもズブさ全開で内有利馬場の外5を回る地獄の競馬をしながら無理やり2着まで来た。強い。
進んでいかないのでマイルへの短縮はよろしくないが、外を回っても致命傷になりにくいという意味で中京→東京の舞台替わりは大歓迎。外枠を引けたのも好材料。JDCでミッキーファイトに離されてはいるが、左回りならまた違ってくる。大外からドスドス追い込んできてほしい。
◯コスタノヴァ
東京ダートでは5戦5勝。3走前の欅Sで記録した1:21.9は東京ダ1400mの良馬場レコードであり、今回再戦するエンペラーワケアをも破るGⅠ級の走りだった。クラスターCは馬場が速くて特殊な盛岡の1200mに対応できなかっただけ。前走は頓挫明けで完調手前という中で4馬身差の圧勝だった。
これまで少なくとも中9週以上の間隔を空けてきた馬なので、初の中2週はもちろん課題になる。ただ、その点を差し引いても他の人気馬よりは欠点が少ないと見る。
3番手以下の印および全頭評価はnoteの方に記載しました。ぜひご覧ください。人気馬の中ではアレを消しました。
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◆東京12
【予想の方向性】
これまた逃げ馬がおらず、内からトクシーカイザーあたりが行くか、400m短縮のピックアップラインがハナに立つか。スローペース想定。いくら差し優勢の馬場とはいえ、さすがに多少前に寄せて考える。
◎レヴィテーション
典型的な砂被りNG馬。2走前は最内枠で砂を被って終戦。前走はそれを踏まえて後方ポツンから大外回しに徹したが、さすがに前が遠かった。ただ、上がり最速の脚でゴール前は鋭く伸びていた。一転して今回は理想の大外枠。能力が足りるかは微妙だが、買うタイミングとしてはここしかない。ボディディスカバリー。
◯ゴールデンオスカー
ここ2走が強烈な勝ち方。2走前はラスト12.3-11.8。前走はほとんど馬なりのまま先頭に立ち、最後は抑えてラスト12.5-12.3の3馬身差勝ち。昇級しても通用する。