2月9日の中央競馬予想
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
土曜は6打数3安打(中止2)で快勝。キョウエイボニータよく頑張りました。松岡さんありがとう。ボンヌソワレとのワイドで7.8倍は美味しかった。
いい予想を継続していきたい日曜日。京都は普通にやれるのかな。コース自体は除雪ほぼ完了っぽい画像を見たのでイケそうだけど。あと個人的に気になっているのが東京5のダノンブギ。わがPOG最後の大物候補。時期が時期なのですぐに結果が欲しい。
◆東京7
【予想の方向性】
東京芝は内有利。徹底逃げという馬はいないが、11頭のうち5頭は前走時初角3番手以内。それなりに流れる。中~内枠、中団あたりから差せる馬を狙う。
◎エバーハピネス
近親の活躍馬はアドマイヤビルゴなどおおむね芝。自身は最近ダートを走っている(長期休養明けからなのでおそらく脚の問題?)が、芝でデビューから5戦して複勝率100%だった。芝の直近走となるベゴニア賞はスローペースを上がり最速33.1秒で追い込み、対シャンパンカラー、ヒップホップソウルの3着。このクラスなら即通用だろう。
◯フォーザボーイズ
紫苑Sは超高速馬場とはいえ1:56.6の大レコードが樹立された。レベルはそれなりに高い。6着ホーエリートはその後3勝クラスを突破しており、5着だったこの馬も2勝クラスなら格上の存在。東京では4戦して全て連対とコース適性もある。
◆東京8
【予想の方向性】
東京ダートは内外フラットだが差し優勢。ここもサミアド、テセラレリアン、フラーハ、ニシノスピカ、ニジュウダンサーなど前々の競馬をしてきた馬が一定数おり、ミドル程度のペースにはなる。今の馬場なら差しが届くと読む。
◎アンシール
前走は内有利が顕著な馬場の中京ダ1200m。イン前で1-3着が決まるところに大外から追い込んで4着。負けはしたが強い競馬だった。脚質的に中京→東京のコース替わりは大歓迎。今度は差せる。
◯テセラリアン
ダート転向して連続2着。2走前にハナ差だったロードフロンティアは次走で3勝クラス勝ち、前走のニットウバジルは2勝クラスで7戦して6度馬券圏内という実力馬だった。どちらも相手が悪かっただけ。芝時代とはいえマイルでも好走歴があり、100m延長も特には気にならない。
◆京都10
【予想の方向性】
京都ダートはフラット~やや外有利とする。確たる逃げ馬がおらず、サウンドアレグリアかロードアウォードあたりが行くか。ややスローペース想定。中~外枠の先行馬を狙う。
◎イスラアネーロ
まず昨年のカペラSはOP勝ち馬多数+JBCスプリント2着チカッパ、さらに条件戦を好内容で勝ち上がったイキのいい3歳馬が集結した一戦。メンバーレベルが高かったと見ている。この組を中心に考えたい。
なかでも、前後半32.5-37.6のハイペース差し決着を3番手先行したこの馬の負け方が最大の見直し対象。京都コース、冬場も相性がいい。
◯インユアパレス
同じくカペラS組から。オールダートの良馬場では4戦4勝、いずれも2着に0.3秒以上の着差を付けている。いきなりの重賞挑戦で一度壁に当たったが、OP特別なら通用する。
◆東京10
【予想の方向性】
逃げ馬不在だがロジシルバーまで控える競馬を示唆している。あとはビジュノワールのゲート次第か。何が逃げるか読めないくらいでスローペース想定。内枠の先行馬を狙う。
◎スミ
芝に転向してから9戦で5度の馬券絡み。コンクシェル、セレシオン、フェアエールングといった後の重賞馬or重賞好走馬と対戦しつつ小差でまとめるなど、地味に力がある。2走前は不可解な敗戦だったが、前走は内有利馬場の外々を回って0.4秒差と悪くない負け。積極的に行けば一発。
◯アドマイヤマツリ
オリエンタル賞は同日3勝クラス(タッチウッド)より勝ち時計が速いハイレベル戦。2着ディマイザキッドも次走で0.8秒差の圧勝だった。昇級も問題なし。
ライトバックは新潟記念で放馬して除外、仕切り直しの前走は本来の走りと程遠かった。折り合いに難しさがあり、スローと分かっていても出して行けないタイプ。今の馬場、このメンバー構成で後方待機→外ぶん回しの追い込みでは飛ぶ可能性すらあるのでは。
◆小倉11
【予想の方向性】
小倉芝はやや内有利。ウインシュクラン、シルトホルンが先行するのを制してホウオウプロサンゲが逃げる。頭数の割に前の争いが生じてややハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。
◎レッドランメルト
「右回り1周競馬の良馬場」に限ると、3歳時に条件戦3連勝、4歳中山金杯0.3秒差、七夕賞0.4秒差、5歳七夕賞は超ハイペースを先行して0.6秒差6着と大きく負けていない。切れる脚がないので小倉の芝2000mはいかにもマッチする。2走前は超高速馬場、前走はダートで参考外。ストライクゾーンは狭いが、今回はその狭いゾーンに入っている。
◯ドゥラドーレス
菊花賞4着馬。3勝クラスではリフレーミングとチャックネイトを上がり33.1秒で一蹴しており、休養前は確実に重賞~GⅠ級の力があった。前走は1年4か月ぶりの実戦で東京芝2000mの16番枠。まあ大敗も致し方ない。2戦目の上積みで本来の能力が多少なりとも戻っていれば。
◆京都11 きさらぎ賞
【予想の方向性】
京都芝は内外フラットとする。一見サトノシャイニングが逃げそうだが、これも東スポ杯は抑え切れずイヤイヤ行った感じ。本当は番手で我慢をさせたいのでは。そうなると積極的に先手を取りに行く馬がいない。ややスローペース想定。ある程度の位置で運べる馬を狙う。
◎リンクスティップ
新馬戦は大出遅れをかましながら、のちの若駒S2着ミッキーゴールドとタイム差なしの接戦。前走は単なる未勝利ではなく前走2-3着馬が10頭も集合する好メンバー。4角先頭で上がり最速V、勝ち時計2:00.8は翌日の3勝クラス(ホウオウプロサンゲ)より速かった。重賞でもやれそう。
◯ランスオブカオス
新馬戦はドスローの後方から加速ラップで差し切り。朝日杯FSはスローペースの前残りに4角10番手からよく差を詰めた。時計面から朝日杯FSのレベルを疑問視する声もあったが、なんだかんだで5着アルテヴェローチェがシンザン記念2着、6着クラスペディアがクロッカスS勝ち、7着ドラゴンブーストが京成杯2着など活躍している。その3着馬の割にオッズも手頃そうなので素直に。
他の人気馬については週中のレポートをご覧ください。まあこの2頭+ショウヘイ、あとはジェットマグナムくらいかな。
◆東京11 東京新聞杯
【予想の方向性】
16頭中11頭が前走初角8番手以下と差し馬ばかりで、逃げ候補はメイショウチタン、セオ、せいぜいマテンロウスカイくらい。スローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎ジオグリフ
言わずと知れたイクイノックス&ドウデュース世代の皐月賞馬。4歳時はダートを試して結局合わなかったが、昨年は芝に戻して復調した。なんといっても同舞台のGⅠ・安田記念0.5秒差6着が光る。安田記念はレベルが極めて高く(レース時点での)GⅠ馬が6頭、重賞馬が16頭いた。今回のメンバーに対ロマンチックウォリアー0.5秒差で走れる馬が何頭いるかと考えると、そう多くはないだろう。GⅢで前日7番人気は甘く見られた感。地力信頼。先行力もある。
◯ボンドガール
デビュー戦は2歳6月東京としては史上最高クラスの後半ラップを刻んでチェルヴィニアを撃破。これまで直線で大きな不利があったNHKマイルCを除いて馬券圏内をキープしている。近3走はベストより長い1800~2000m。じっくり構えて直線勝負に徹したのはおそらく距離を懸念してのこと。それでもジャパンC4着馬チェルヴィニア、香港ヴァーズ3着馬ステレンボッシュに割り込んでの秋華賞2着は価値がある。今回は1600m。この距離ならNHKマイルC以前の好位~中団で運ぶスタイルに戻してくるだろう。枠もよく勝ち負け濃厚。
3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しておきました。スローのイン前競馬っぽさはあるものの、「自分、場合によってはGⅠでもやれます!」という馬から「自分はハンデGⅢで恵まれて馬券圏内くらいなら……」という方まで混在している。前提の能力差を意識して印を打ちました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173697276/rectangle_large_type_2_195446652852c3345a8981c45e8e7183.png?fit=bounds&quality=85&width=1280)
◆東京12
【予想の方向性】
前走逃げていた馬がアルマーレシチー、フィリップ、シントーハナノボス、マシューと4頭いる。差し優勢な今の馬場、しかもマイルで前がそれなりに流れるなら狙いは差し。
◎ノルドヴェスト
4走前はスタート直後に躓いて大きく遅れ、直線半ばまで鞍上も諦めたような感じで追っていなかったが、そこからみるみる追い込んで4着。ちょっと驚く内容だった。前走は中京ダートの4角で大外をマクり上げるという禁忌を犯して0.4秒差。中京のアレは一番来ない乗り方なので、むしろよく粘ったとすらいえる。ポテンシャルは高い反面ゲートに難があるので、現状は差し馬場の東京マイルがベスト。まさに。
◯イデアイゴッソウ
前走時も書いたように浦和での内容が強い。時計的に1勝クラスは勝てる、2勝クラスで通用するかどうかという温度感。前走はソレルビュレットが強かったのもあるが、せっかくとった好位を向正面で譲って一列下げてしまい、少し消極的だった感。もっと走れる。