7月9日の川崎競馬予想
火曜は4打数1安打で微プラ。初手の◎シントーキズナで4.4倍をゲットしたものの、そのあとワイド1-4着が二つあっただけに歯がゆさは残る1日だった。ミスティライラックとか最後いい脚で来たんだけどなあ。
明日はスパーキングレディーC。定量の2100mだったエンプレス杯から斤量と距離が変わる。そのあたりがカギですね。
【馬場想定：外有利】
→今開催の川崎は月火と外がよく伸びる馬場。火曜に至っては逃げ切りがひとつもなかった。川崎としては珍しい事態。細かく言えば道中は内でもまだ助かるが、最後は外に出せないとツラい。外枠に寄せる。
※買い目は基本的に◎－◯のワイド
◆川崎8
◎ウルトラワールド
800mに短縮した前走はテンの争いに勝ってハナを一時取り切ったが、コーナリングで外に張って遅れてしまい、結局そのロスを挽回しきれなかった4着。距離自体は合っていた。浦和より直線の長い川崎なら多少コーナーでモタついてもカバーできるはず。
◯ラヴォミ
デビューから900m戦だけを使われて全て3着以内。2走前にはカンノンミカヅキ（若潮スプリント3着）、ピンクタオルチャン（火曜のB3で3着）と0.4秒差の競馬ができており、C1なら地力上位。
◆川崎9
◎ハナノウタゲ
4走前にセレニアサミットらを破って一組勝ち。勝ち時計1:45.1も同日古馬B3と0.6秒差。3歳2月としてはまずまずの水準だった。2-3走前は正直言って見所のない走りだったが、関東オークスは8着といっても東プリ2着馬グレアネオンライトと0.3秒差、同勝ち馬ベルグラシアスには先着を果たした。走破時計2:20.7をごく単純計算で2000m換算すると2:14.9となり、同開催のカペラ賞とほぼ同水準。叩き3走目で良化したか、川崎専門なのか、いずれにせよ前走のパフォーマンスで走れば足りる。
◯ダートレイジング
2000mに転じて1着、2着と成績が上向いた。特に前走はB2との混合戦で0.2秒差の好走であり、B3C1に戻って好枠ゲットなら素直に信頼。
◆川崎10
◎ジャスタースパーク
好走歴のほとんどが外枠に偏っている戦歴。個性というより脚質が原因かもしれないが、ともかく外枠を引けたのは好材料。前走はB2B3で序盤後方から運び、残り800mからレースラップが12.2-12.5と締まった区間でマクる厳しい仕掛けで5着と健闘。勝ったカラリパヤットは5連勝中の強豪だし、4着レグノも次走Vとレースレベルが高かった。1600mは気持ち長いので100m短縮もプラス。
◯ホッコーソムニウム
5走前からいずれも暴力的な内容で5連勝。中でも4走前の勝ち時計1:36.0は同日のインナースティール（現B2）より0.3秒速かった。前走は5ヶ月の休み明け＆出遅れという厳しい状況から、外を一気にマクって0.7秒差の圧勝。強い。今回も枠がイマイチだが、そういう次元ではないくらい抜けているのでは。
◆川崎11 スパーキングレディーカップ
◎ネバーモア
基本的にダート中距離路線は牡馬＞牝馬の構図で、牝馬が対牡馬の3勝クラスで0.8秒差圧勝というのは特筆モノ。「牝限除くJRA3勝クラス以上」「ダ1700m以上」で「牝馬の0.8秒差以上勝ち」は2000年以降で6例しかないレアケースだった。
……と書いて前走エンプレス杯でも狙ったが1.5秒差の4着。おおむね力負けの結果ではあるが、前がペースを上げた2周目3角で外を回って勝負しており、負荷の大きい仕掛けでもあった。立ち回り次第で上位との差はもう少し詰まったと思う。同斤量で再戦ならテンカジョウ＆アンモシエラを負かすのは難しそうだが、今回はその2頭より3キロ軽い55キロ。この斤量とこの枠なら狙う価値ありと判断した。
◯フェブランシェ
南関への転入初戦だったシンデレラマイルを5馬身差圧勝。前後半49.6-50.8のややハイペースで他の先行馬はほぼ大敗しており、着差以上に能力の違いを見せつける内容だった。クイーン賞でアンモシエラとテンカジョウに一度敗れてはいるが、当時はスローペースもあって道中引っかかり、それでも両馬との着差はわずか0.2～0.3秒。条件次第で逆転可能な範疇だろう。しらさぎ賞は南関の牝馬を全く相手にせずぶっちぎりの大楽勝だった。
クイーン賞当時と比べると、アンモシエラとの斤量差は0.5キロ縮まるが、対テンカジョウでは1.5キロ有利が広がる。中距離型の両馬に比べ、1800m→1600mの距離短縮もプラスに作用する。この距離この斤量なら互角以上に戦える。
3番手以下の印、および全頭評価はnoteの方に記載しました。そういえばnoteで全頭評価をやり始めてからこれで1周年なんですよね。細かいマイナーチェンジもありましたが、それなりに予想の成績も出せたかなと自負しています。
いつもご購入いただきまして、本当にありがとうございます。皆様のおかげでこの1年もフリーランスとして生き延びてこられました。心より感謝申し上げます！
