4月21日の浦和競馬予想
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
日曜は8打数4安打で圧勝。土曜とは真逆で、もう理想的でしたね。昨年12月に「現2歳のハイレベル戦総まとめ」という記事を書いたとき、「特にハイレベル」とした12レースにクロワデュノール新馬とミュージアムマイルの黄菊賞があった。こういう地道な回顧作業が大舞台で実を結んだ時の気持ちよさは格別ですね。競馬界隈は何かと「派手さ」が評価されがちだけど、それを支える「地味」の重要さを改めて強調しておきたい。見えないところでバタ足するんです。
明日からは浦和開催。前開催はたしか初日が超高速、3日目が取りやめ、桜花賞デーは初日をさらに上回る高速だったかな。時計に騙されないように注意ですね。
◆浦和8
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット(暫定)
展開想定:ややスロー
→逃げ歴のある馬はちらほらいるが、常に先行できるスピードの持ち主は多くない。プリンセスパリーあたりの逃げでややスロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎キタサンエポナ
昨年夏にC2で連続好走があって本来は格上。4ヶ月休もあってC3に下がったが、2度叩いた前走で2着と復調気配を見せた。1400mだと序盤でポジションに苦労するので100mの延長も歓迎。相手も前回より緩和された印象がある。
◯サンタモニカビーチ
川島豊厩舎に移って4戦いずれも連対。ズブいが早めにエンジンをかけていけば最後はいい脚を使う。前走もどちらかといえば内有利な馬場で外4からねじ伏せる勝ちっぷり。この2頭だと多分オッズ的に馬連かな。
◆浦和10
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット(暫定)
展開想定:ミドル~ややスロー
→逃げ候補はモトサンとヒノデミッチーの2頭。前走で初角6番手以下だった馬が12頭中8頭というメンバーで、ややスロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎モトサン
昨年の春にB3で3着歴あり。その後8か月の休養を挟んでなかなか成績が上向いてこなかったが、2走前は前後半3F推定36.4-41.2の超ハイペースを先行して5着に粘る好内容だった。前走は落馬競走中止で参考外。すんなり行ければ。
◯タロマイスター
2走前に破ったモニュメントキングは現B2、前走破ったランドマックスも先日B2B3を勝った。休み明けではあるが、前開催を使うつもりで一度仕上げているわけで、さほど減点しなくていいのでは。地力信頼。
◆浦和11
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット(暫定)
展開想定:ミドル~ややスロー
→アベニンスマイルが今回も先手主張。ほかに逃げ馬は不在で、モニュメントキングあたりが番手に続いて平均かやや遅め程度と想定する。前に行ける馬を狙う。
◎オーウェル
2走前のB2戦はテン2F12.2-11.8と入ってラスト13.3-13.8-14.2を要するハイペースの差し競馬。先行策から直線入り口で先頭に立つシーンを作り、結果として後方勢に飲み込まれたがいい負け方だった。前走はA2下で相手が強いなかでの0.5秒差。自己条件なら。
◯アベニンスマイル
マイル以下ならデビューから複勝率100%を継続中。大井移籍からも8戦連続の馬券圏内と底を見せていない。前走は初の左回り、向正面で番手の馬にプレッシャーをかけられて12.1-12.1を踏んでおり、決してラクな展開ではなかった。それでも直線は突き放して2馬身半差勝ち。今までより一段レベルアップを感じる完勝だった。スピードタイプで浦和コースも合いそう。昇級でも楽しみ。