7月27日の中央競馬予想
土曜は8打数1安打で負け。難しくてまいっちゃう。全体的に「なんだそりゃ」という決まり方が多かったが、新潟メインはワールズエンドとペリファーニアの馬連で4倍もつくのね。そういうのをしぶとく拾って収支を整える立ち回りが必要かもしれない。
関屋記念と東海ステークスの日曜へ。シュアに仕留めよう。
【馬場想定】
新潟芝:内外フラット、超高速
新潟ダ:フラット~やや内有利
中京芝:内外フラット
中京ダ:フラット~やや内有利
札幌芝:フラット~やや内有利
札幌ダ:フラット~やや外有利
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆札幌2
◎ロードステイタス
1200mに転じた2走前は外伸び馬場の外枠からインに潜り込み、4角では前の馬が下がってきて踏み遅れるややもったいない競馬に。前走は前後半35.1-33.9のスロー、4角1-3-2番手で決着する行った行ったで展開向かず。上がり最速は使って地力は見せた。他の内枠勢より前に出られれば。
◯ハーフェン
2走前は外伸び馬場の最内枠から先行して0.3秒差6着と健闘。前走は逆にBコース替わり初週の高速かつ内有利な馬場で、4角で外を回した分を考えれば逃げ切った勝ち馬とは着差ほど差がない。
◆札幌10
◎ラタフォレスト
3歳オープン青竜Sの3着馬。日野特別では現OPアッシュルバニパルとタイム差なし2着、その次走でも現OPウェットシーズンの2着と相手が悪かった。前走は直線で内を狙うも、なかなか進路が開かずに不完全燃焼。器用ではないので札幌コースへの対応がどうかだが、8頭立てなら多少雑な競馬になっても。
◯ドバイブルース
しつこいようだが竜飛崎特別がかなりのハイレベル戦。時計は馬場差あるとはいえ翌日の大沼Sより速く、4着ワイドブリザード、5着グレイテストソングも次走で勝った。この2頭だとさすがに馬連。
◆新潟6
◎メイショウヨゾラ
3歳時にアネモネS3着、ラジオNIKKEI賞4着とOPでも善戦していた馬。3走前は2馬身半差の完勝で、当時の3-6着馬がその後勝ち上がりとレベルも低くない。前走は減量騎手どうしの仁義なき先行争いで共倒れ。相手は強いがハンデはアローワンスを加味すると若干有利。
◯デンクマール
デビューから2連勝。特にひいらぎ賞の内容が優秀で、前半1000m57.3秒のハイペースかつ道中も締まったラップを刻み、2歳レコードの1:32.4。同日のターコイズSより0.8秒速く、のちにNZTを勝つイミグラントソングを破った。2勝クラスは通過点。
◆札幌11
◎シュバルツクーゲル
昨年の菊花賞は外後ろ有利な一戦で、3角先頭からの7着はそれなりに立派。上位6頭から7馬身離されたのも事実だが、当時の8着ハヤテノフクノスケが函館記念2着、9着エコロヴァルツが中山記念2着と重賞で活躍しており、こちらもOP特別なら当然通用する。前走は長期休養明けでやや折り合いを欠いたし、速い上がりへの対応に課題があってそもそも東京はいまいち。良績のある札幌で反撃。
◯ヴェルミセル
ダイヤモンドSはスローペースの割に馬群が縦長すぎ、日経賞は雨で差しが効かなくなった特殊馬場、目黒記念は前後半63.9-58.3のドスローと、どれも理由は違えど差しが利かない競馬。いずれも後方から追い込んでおり、この3戦の内容はいい。ローカル2600mにも良績あり。
◆中京7 東海S
最内のアドバンスファラオ、2枠4番エートラックスは揉まれNGのタイプで徹底先行。逃げにしか良績がないロードエクレールも譲れない。先行争いが終わるところで下り坂に突入するコース形態も踏まえ、ペースはやや速く、しかも道中が締まる想定。内で溜められる差し馬を狙う。
◎ビダーヤ
「シャケトラの半弟」と言われがちだが、半姉には南関で活躍したサラーブもおり、父リアルスティールはフォーエバーヤングを輩出した種牡馬。血統的にダート適性の下地はあった。自身もダート転向から4戦4勝と快進撃が続く。
条件戦3連勝で迎えた前走は中団追走からラスト11.9-11.7の加速ラップをマークして差し切り。全体時計は水準程度だが、東京ダ1400mの良馬場で1分24秒を切り、ラスト1F11.7以下というレースはほかに例がない。3着コンクイスタが次走Vなどレベルは上々だったと見る。
初ダの4走前に内枠から砂を被る競馬も経験し、そこまで嫌がる素振りも見せていなかった。対応可能。
◯サンライズフレイム
全日本2歳優駿を勝ったドライスタウトの半弟。3走前の根岸Sで初めて馬券圏外に敗れたが、当時は差し天国馬場かつ前半3F33.9秒の超ハイペース。これを2番手で受けての4着はむしろ強い。ポラリスSは58.5キロを克服しての勝利。前走はイン3→逃げで決まる競馬を道中下げ、大外から上がり最速で追い込むも間に合わず。上位2頭より4キロも重い59キロを背負って34.6秒の脚を使っており、馬の能力にケチはつかない。重賞に替わったことで今までリステッドで被ってきた斤量不利が解消される。地力信頼。
3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。ハンデ戦から逃げて、あえて関屋記念ではなくコチラを選んだからね。当たりますように。

◆新潟7 関屋記念
◎イミグラントソング
3走前はレース上がり33.8秒の前残りに上がり最速で迫るも届かず。展開のアヤと片付けていい。ニュージーランドTではアドマイヤズームを破り、勝ち時計1:32.4(上がり33.1秒)は同日3勝クラス・ダイシンヤマト(1:32.6、上がり34.0)を上回った。前走は好スタートからアドマイヤズームを意識して先行したが、結果的には前半3F33.4秒のハイペースで裏目。普通の展開で普通に力を出せば古馬相手でも即通用。
◯ボンドガール
昨年の秋華賞は上がり最速で2着好走。東京新聞杯を勝ち切れなかったのは案外だったが、阪神牝馬Sはドスローの後方大外で展開向かず、ヴィクトリアマイルは折り合いを欠いた上で直線伸びないインに突っ込んでおり、直近2戦は上手くいかなかっただけ。今回はハミを替えて折り合い対策をとっているらしく、ルメール騎手を配したのも心強い。
他馬の評価は週中にレポートで書いておきました。人気馬だと上の2頭+フォーチュンタイムがポジティブ側。それ以外だとニシノスーベニアは気になる。毎日王冠のスロー被害者、前走ダートで参考外。ハンデも手ごろですし。
◆中京8
◎メディテラニアン
新馬戦は全体時計平凡とはいえラスト11.8-11.5の加速ラップV。ゆりかもめ賞はスローペースの後方待機でノーチャンス。前走はトッピボーンが強すぎただけで、この馬の1:58.9自体も決して悪いタイムではなかった。今回は少頭数で相手緩和。ここなら好勝負可能。
◯ツーネサーン
1年1か月の休養明け、距離を延ばして臨んだ前走は道中折り合いを欠き、4角~直線にかけては詰まってほとんど何もできずに終了。進路さえあれば突き抜ける手応えはあった。右にモタれる面を見せていたので左回りがどうかだが、今度はスムーズな世界線を見たい。
◆新潟8
◎ストリンジェンド
右回りでは18戦して未勝利、左回りで【2-4-0-3】のサウスポー。新潟ダ1200mも【1-3-0-1】で、2勝クラス2着2回の得意舞台。近4走はいずれも不得手な右回り。特に前走は外がやや有利な馬場で最内に突っ込んだロスもあった。コース替わりで見直し。
◯ノットファウンド
ダート転向から7戦オール連対。現級でも4戦続けて2着、特に近2走はタイム差なし。前走の勝ち馬はその後3勝クラスも勝った。さすがに逆らわない。