7月20日の中央競馬予想

土曜は8打数2安打でトントン~微プラくらい。函館9の◎サクラファレルに自信があって大きく握った一方、逆に福島メインのワイド1-2は馬場見て単価下げちゃったんだよな。最近この手の立ち回り裏目が多い。余計なことしない方がいい。自戒を込めて書いておく。
3場ともに開催最終日となる日曜。小倉記念か。最近メイン重賞が難易度高いのばっかりだな。もうちょっとイージーなやつをください。
【馬場想定】
福島芝:やや外有利
福島ダ:内有利
小倉芝:やや外有利
小倉ダ:やや内有利
函館芝:内有利
函館ダ:やや内有利
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆函館6
◎ヒットザグラウンド
初芝の2走前で2着した時の勝ち馬は次走1勝クラスも2馬身差完勝で相手が悪かった。前走は外有利馬場で前半3F33.9秒のハイ逃げが厳しかった。Bコース替わりの先週から函館芝は再び内前有利に戻っていて、今の馬場なら同じ逃げでも残れる。
◯スピリットサージ
新馬戦はエリカエクスプレスとルクスジニアがいたレースの3着。2戦目はアドマイヤズームと当たってしまったが、2着とは0.3秒差だった。前走は1800mを使って大敗。折り合いが難しいので短縮はいいし、今回は他の先行馬が手薄なのでテンのスピードでも負けない。
◆函館9
◎キョウエイボニータ
昨年サフラン賞ではのちにチューリップ賞を勝つクリノメイとタイム差なし3着。2走前つわぶきSはハイレベル戦で、勝ったルージュラナキラが先日2勝クラスV、2着馬ナムラクララが既にOP入りを果たしている。前走も2着ボンヌソワレ、4着チューラワンサ、5着ラパンチュールがその後1勝クラスを勝っており、近走はハイレベル戦続き。昇級いきなりでも。
◯リリーフィールド
崩れたのは距離が長い、相手強い、差し有利の展開だった阪神JFと、詰まって終わった阪神JFだけ。ファルコンS0.1秒差3着の実績から自己条件に戻れば力上位。前走2着は同じ3歳の実力馬がいただけ。順番。
◆函館10
◎ワンダーカモン
函館ダ1700mは昨年未勝利を勝った舞台。その際は今回再戦するプラムダンディを破っている。前走は湿った高速ダートに起因するイン前決着で、4角4車線目をマクり上げての0.4秒差なら内容は及第点。立ち回りひとつで好走可能なのにオッズもつくようなので。
◯グレイテストソング
前走の竜飛崎特別はハイレベル戦。馬場が違うとはいえ翌日の大沼Sより0.5秒速いタイムだし、1勝クラスを圧勝したサムシャインほか、2勝クラスで既に良績のあるドバイブルース、ワイドブリザード、パフ、スピーディブレイクなどかなり濃いメンバーが揃っていた。そこでの5着はシンプルに強い。この相手なら大威張りの実績。
◆函館11 函館2歳S
◎タガノアラリア
新馬戦は外有利馬場のインを通してなかなかエンジンがかからなかったが、ラスト150mくらいで強烈に伸びて4着。ゴール後にはすぐ先頭に並んでおり、脚を余していた。2戦目は初戦よりポジションもとれて反応も良化。順当勝ちだった。
持論として函館2歳Sは「経験値ゲー」だと捉えていて、①同等の能力があればキャリア1戦より2戦が有利、②逃げ切りではなく好位差しを経験している方が有利……と、この二つが予想のポイント。トウカイマシェリと両天秤だったが、あっちが外枠に行ってしまったので必然的にコチラ。
◯ブラックチャリス
好位追走からトウカイマシェリを差し切って3馬身差をつけた新馬戦は誰が見ても優秀。勝ち時計は同日の古馬1勝、2勝クラスより速かった。素直に。
他の人気馬の評価は週中のレポートに書いておきました。まあどうなんでしょう。土曜が結構バキバキのイン前馬場だったから、ノアールビーナスとかエスカレイトは多少ケアしていいかも。カイショーはこの馬場でもなお買いたくないけどなあ。3連系を買う方なら押さえざるを得ないかな。
◆小倉11 小倉記念
◎リカンカブール
まず今回のメンバー構成だが、重賞馬がリカンカブールとグラティアスの2頭だけ。芝OPの勝ち馬に広げてもディープモンスターとダンディズムが加わるだけで、ローカルGⅢとしてもレベルは決して高くない。この馬の中山金杯勝ち、オールカマー3着はどちらも内前有利の馬場と展開に恵まれたものであるが、それでもこの相手に混ざればトップクラスの実績馬といっていい。
2走前の中山金杯は出負けして両隣から寄られて後手に回り、4角は大外ぶん回し。本来のスタイルとは程遠くロスも大きかった。前走の小倉日経賞は59キロを背負っていたし、勝ったドゥラドーレスは別格として2-4着はスロー前残り戦。これも展開が向かなかった。去勢明けの一戦になるが、状態に関しては陣営が高評価。前々で運べれば。
◯シェイクユアハート
3勝クラス脱出に1年半以上を要したが、その間も2着7回3着4回と常に上位争いはしていた。条件戦時代にマイネルメモリーやショウナンアデイブと接戦歴があり、オリオンSでは後の日経賞馬マイネルエンペラーとクビ差だった。2-3走前は距離がやや長く、前走は開幕週の阪神芝2000mで外4を押し上げて勝利する着差以上に強い内容。今回は前記したマイネルやショウナンよりハンデが1キロ軽い。比較的前目で捌ける強みもあり、混沌とした人気馬のなかで最も信頼できるのはコレ。
3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。難しいですね。ラスカンブレスはなぜ小倉記念なんか使うんだ。いやまあ、他に適鞍がないと言われればそうなんだけど。次は新潟記念使ってほしいなあ。

◆福島11
◎ルクスメテオール
昨年9月にインビンシブルパパ(→現OP。京葉S勝ち馬)と0.2秒差。この時の走破時計が優秀で、前日のOP・ながつきSでも2着相当だった。ある意味でOP通用のメドは立っている。前走は8着に敗れたが、やや内有利な馬場で12番枠から外々を回されており、0.8秒の着差ほど悪い負け方ではない。今開催の福島ダ1150mはイン溜めイン差しがよくハマるのでそういう乗り方を所望。
◯グッジョブ
後方一辺倒だが末脚は一級品。前走は右側チーク着用でもコーナーで外に膨れており、左回りはイマイチだった。右回りで本領発揮。
◆小倉12
◎キャッスルレイク
フィリーズレビューはどん詰まって終戦。ファルコンSは道中かかりっぱなしで3~4角は外目を回り、トラックバイアスに逆行していた。この2戦は完全にノーカウント。馬柱を汚して自己条件に戻る。オーラス小倉芝1200mなら外枠を引けたのも歓迎。
◯インブロリオ
フィリーズレビューは他馬が詰まったおかげもあるが、不利な8枠16番から4着と大健闘。自己条件に戻った前走は前半3F33.3秒のやや速い流れで他の先行馬が止まるのを尻目に0.5秒差の完勝。勝ち時計1:08.0は翌日の3勝クラスと0.2秒差だった。昇級でも最有力視。
◆福島12
◎メリークリスマス
3走前はアメージングとサムシャイン、2走前はカナルビーグルらがいてそれぞれ相手が強く、前走も1着バギーウィップが先日2勝クラス勝ち、5-6着馬も次走Vとレベルが高かった。前回こそスタートイマイチだったが一過性のものだろうし、今回は自分より内に先行馬が皆無の枠順で、内ラチ沿いの好位をとって運べるはず。単勝。