5月10日の中央競馬予想

※買い目は基本的に◎-◯のワイド
金曜は4打数2安打でやや勝ち。実に厳しい開催だったが、最後に少しだけ押し返して終了。カラくもか致命傷で済んだね。
それにしてもメインは大接戦。1~5着が0.2秒差、11着でも0.4秒差。フミバレンタインはキタサンに直線寄られてかわいそうだった。ツウカイノキズナもまた詰まってたな。レイリ12番人気5着かあ。どこか左回りでお金にしたいんだが。なるかなあ。
一旦メンタル回復して土曜日へ。京都新聞杯もエプソムCもいいメンバーですねえ。予想し甲斐がある。
◆東京8
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:スロー
→逃げ馬不在。前走時初角3番手以内だったのはシステムリブートだけ、5番手以内も3頭しかいない。スロー想定。前を狙う。
◎システムリブート
2走前は前半3F33.1秒のハイペースを先行して見せ場たっぷりの3着。前走は大敗を喫したが、以前にも不良馬場で4.1秒差負けがあり、馬場が悪すぎるとダメらしい。今回も今回で午前中雨予報なのが微妙だが、雨量はそんなに多くなさそうだし、今の高速東京芝に多少降ったくらいならこなすだろう。金額は当日の状況次第で調整しよう。
◯スカイハイ
近2走は阪神芝1400mの4角で4車線目を押し上げる競馬。並の馬なら飛ぶ立ち回りでも能力の違いで2着に来ている。特に前走は単独トップハンデの58キロも背負っていた。2勝クラスでは頭ひとつ抜けた存在。そろそろ勝つ。
◆新潟9
【予想の方向性】
馬場想定:やや外有利
展開想定:スロー
→新潟芝は先週の開幕週から外有利の傾向。千直除いて逃げ切りはなく、ほか8レースで6~8枠が7勝を挙げた。今週もまずはその延長線上で考える。
最内枠からレッドロスタムがすんなり逃げ、他の先行馬は短縮のクイーンズワーフがいるくらい。スロー想定。中~外枠の先行馬を狙う。
◎レオンバローズ
なかなか勝ち切れないが1勝クラスで10回の馬券絡みがある。前走は高松宮記念前日の外有利馬場で1枠2番。直線は進路もなくて脚を使い切れず0.4秒差だった。今回は相手緩和で、外2か外3あたりを取れる枠順。ここは単勝で狙う。
◆東京9
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややスロー
→メルトユアハートの逃げが濃厚。それ以外にテンの速い先行馬が見当たらず、ややスロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎ピックアチェリー
4走前は京成杯AH当日の内有利馬場、前後半47.5-45.3のスローを上がり32.5秒で大外一気。あの走りに脳を焼かれた。3走前はドスロー追い込み届かずで参考外。2走前はきっちり勝利。前走は外目を回された上、直線は右にモタれ気味でイマイチ弾けなかった。
器用さに欠けるので中山よりは広いコースがいいと思うし、左右差があって左回りベターにも見える。東京で見直し。ゲートを決めてある程度のポジションがとれれば。
◯レッドアトレーヴ
レッドモンレーヴの全弟で、マイルに短縮してからは【3-3-0-0】と連を外していない。前走は好メンバーが揃った一戦で2着。兄ほどスパっと切れないので東京がどうかだが、スロー想定のメンバー構成で先行の利はある。
◆東京10
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややスロー
→ヴィーデ、イサナが逃げ候補だが、どちらも1800mからの短縮かつ番手でも結果を出している馬。無理な競り合いはない。ややスロー想定。前目につけられる馬を狙う。
◎ポールセン
オキザリス賞でプロミストジーンと0.2秒差、続く寒椿賞を4馬身差で完勝した。昇竜Sは内有利馬場なのに外を回りすぎた敗戦。前走は前後半33.9-38.1のどえらいハイペースを先行して4着。これでも先行勢最先着だった。負けた競馬もバイアスに泣いただけ。地力高い。
◯プロミストジーン
ラスト12.1-11.7の加速ラップを差し切ったオキザリス賞が秀逸。ヒヤシンスSは勝ったルクソールカフェが伏竜Sも完勝、3着ドンインザムードがUAEダービーで3着、4着アドマイヤデイトナがUAEダービー制覇、6着ダノンフィーゴが1勝クラス勝ち、9着ハッピーマンすら兵庫CS2着と非常にメンバーが強かった。この相手に混ざれば能力最上位。
◆新潟11
【予想の方向性】
馬場想定:外有利
展開想定:ミドル~ややスロー
→千直は問答無用で外枠狙い。1000mで続戦の馬は2頭しかおらず、1200mで中団以降から運んでいた馬が多い構成。この条件にしては前が手薄。中~外枠の先行馬を狙う。
◎ウォータールグラン
伏木田牧場が誇るハイペースメイカー。さほど押さなくても3F33秒台前半で突っ込むスピードがあり、千直なら面白そうだと前々から思っていた。前走下関Sは前半3F32.2秒の先行でさすがに展開が無茶。参考外。転厩初戦&ブリンカー外しで良くも悪くも読めない部分はあるが、いい方に出てくれれば。
◯カフジテトラゴン
千直は3戦していずれも2着。OPのルミエールADでもタイム差なし。コース適性は高く、実績も最上位の馬が絶好枠を引いた。信頼。
◆京都11 京都新聞杯
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややスロー
→先週の京都芝は2週目にしてインの優位を感じず、ほぼフラットか若干外がベター感すらあった。微妙な塩梅だが、一旦はフラットとして予想を組む。
ロットブラータが枠なりに出れば、それに競ってまでハナを取りに行く馬はいない。ややスロー想定。前目につけられる馬を狙う。
◎キングスコール
しつこいようだがこの馬の新馬戦は数字が超優秀。ソダシの旧レコードをラスト11.7-11.6-11.5の加速ラップで0.4秒更新し、のちの阪神JF3着馬テリオスララに3馬身差を付けた。
その後無念の骨折が判明し、スプリングSは急仕上げと前残りの特殊馬場もあって3着止まり。皐月賞はハイペースと内有利馬場に恵まれたものだが、GⅠで0.7秒差と善戦した。さすがに前走に比べるとメンバーレベルは数段落ちる。ここなら主役級。
◯トッピボーン
引っかかるしモタれるしで乗り難しそうだが、後半の加速は素晴らしい。中でも前走の1:57.9、ラスト1F11.3という数字は衝撃の一言。重賞どころかGⅠも視野に入る記録だった。ちなみに母チカノワールは現役時重馬場で2勝を挙げた馬で、リアルスティール産駒も芝の道悪成績はいい。血統的には雨でも大丈夫だろう。
いやあ、いい馬が多い。ネブラディスクも好メンバーの共同通信杯4着、展開不向きの毎日杯上がり33.1秒3着に能力の高さを感じる。エムズも前走は危なげのない完勝。デルアヴァーの延長も楽しみ。ショウヘイも未勝利勝ちが鮮烈で、きさらぎ賞は状態がいまひとつだったようだが4着と結果を出してきた。
目移りはするが、自分の肌感覚として「GⅠ級」の表現が相応しいと思うパフォーマンスはキングスコールの新馬とトッピボーンの前走だけ。ほか「重賞級」の面々とは一線を画すイメージ。その2頭のワイドでなんだかんだ3倍以上はもらえそうなので、なら買っておこうかなと。
◆東京11 エプソムC
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややハイ
→シュトラウスがまた内枠を引いてしまい、非常にデンジャラスな逃げ。外枠にもメイショウチタン、デビッドバローズ、セイウンハーデス、ビーアストニッシドと逃げ先行馬が揃っており、ややハイペース想定。差し馬を狙う。
◎クルゼイロドスル
2走前の中日新聞杯はロードデルレイやマテンロウレオ、キングズパレス、コスモキュランダなど後のGⅡ好走馬が多く出走していて、ローカルGⅢにしてはメンバーレベルが高かった。内有利馬場の16番枠から7着はまずまず価値がある。前走の中山記念も例年通りの高速内有利決着で、16番から外々を回されての5着は地味に強い。左にササる面をカバーして上手く乗ってもらう必要はあるが、能力は重賞でも足りる。
◯ドゥラドーレス
アスクビクターモアの年の菊花賞4着馬。そこから長期休養明けの江の島Sは1000m通過62.4秒、レース上がり33.9秒のスローペースを4角11番手から豪快に差し切った。その2着リフレーミング、3着チャックネイトはどちらも後の重賞勝ち馬。この内容は文句なし。2走前はまたも長期休養明けで枠も厳しくノーカウント。前走は得意でなさそうな小回り小倉を能力でねじ伏せてきた。東京替わりでついに重賞タイトルを獲る時。
◆東京12
【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ミドル~ややハイ
→ワイアウ、チェイスザウェイ、ナックダンスの3頭が逃げ候補。何が何でも強引に行くタイプはいないが、ほかにもフラーハ、スティールブルー、ウェイトゥゴー、メジャーデビュー、シュバルツリーベなど先行馬多め。どちらかといえば速め想定。差し馬を狙う。
◎ニシノスピカ
東京ダ1400mでは【1-4-0-3】の好成績。昨年の6月には現級の対牡馬2着歴もある。前走は直線包まれて消化不良に。それでも2着からは0.4秒差とそんなに負けなかった。牝限に替わって前進。
◯イノセントキャット
ダートでは落馬競走中止を除いて【2-1-1-0】といずれも馬券圏内。2走前は3馬身差の完勝で、当時の2-3着馬もその後勝ち上がり。負かした相手も決して弱くない。昇級初戦の前走も牡馬相手で0.2秒差。勝ち馬ショウナンアビアスは続く3勝クラスでも2着としており、この走りも価値は高い。