【中央競馬】京王杯スプリングC、ユニコーンS2025と当日他レースの予想

中央競馬予想

5月3日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

『競馬ナイト+』2025年5月号

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

金曜は4打数2安打で勝ち。木曜の負け分+αくらいが取り戻って、今開催はトントンに近い微負けという感じで着地した。やっぱり重賞どっちかは仕留めたかったな。というか東京プリンセス賞はあの決着無理だから、羽田盃の田辺さんになんとかしてもらうしかなかったけど。

明日は京王杯SCとユニコーンS。久々に現地でも行こうかな。浦和で覚醒したイデアイゴッソウさん出てくるし。

◆東京5

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややスロー
→先週の東京芝は開幕週で高速&微差で内有利だったが、金曜のまとまった雨で多少遅めの水準になるだろう。暫定的に内外フラットで想定しておく。逃げ候補はウイントワイライトとレッドキングリー。前者は前走ダートで3F37.3秒の逃げ、後者は400m短縮となる。ややスロー想定。前を狙う。

◎ウイントワイライト
新馬戦はダートで勝利。2-3着馬も次走で勝ち上がった。ただ、プロフィール的には馬体重440キロ台の小柄な牝馬で、母はJRA芝3勝、母母もJRA芝3勝馬、そして父がレイデオロ。芝の方がむしろよさそうなくらい。相手関係も手薄で狙う価値あり。

◯レッドキングリー
新馬戦をラスト11.3-11.3-11.2の加速ラップで制し、のちにゆりかもめ賞を勝つウィクトルウェルスを4馬身千切った。東スポ杯2歳Sは言うまでもなくハイレベルで、そこでの3着は価値が高い。折り合いに難しさがあるのでこの距離短縮はいかにもプラス。相手も大幅に緩和された。オッズ次第で馬連視野。

◆新潟9

【予想の方向性】
馬場想定:フラット~やや内有利
展開想定:ハイ
→わらび賞はコーナーのキツい新潟ダ1800mが舞台で、かつ3歳ダート戦らしく先行馬が揃うため、ほぼ毎年内枠の差しが有利になる。今年もレッドボブやチュウワクリスエスなど逃げ先行馬多数でハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。

◎ロンパイア
未勝利戦は向正面で自らマクる戦法をとって勝利。使える脚の長さがこの馬の長所。前走は1000m通過64.4秒のスローペース、ラスト12.7-12.3-12.4の切れ味勝負でその武器が生きなかった。激流必至のメンバーに替わるのは大歓迎。

◯タガノマカシヤ
新潟は未勝利戦を3.3秒差で勝った舞台。JBC2歳優駿はハイペースで前がほぼ総崩れの展開を粘った。3走前は揉まれて力を出せず、2走前は強い相手にマクりかけて勝負を挑むも返り討ち。ゲートを決めて砂を被らずに運べば1勝クラスでは地力上位。

◆京都9

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややスロー
→6頭の少頭数。ディスパラールが前走同様逃げてあっさり隊列は決まる。ややスロー想定。ただ、さすがにこの頭数だと展開による紛れは大きくない。

◎エバーグルーヴ
チューリップ賞当日の内有利馬場を大外からぶっこ抜いた未勝利戦が強烈だった。前走は直線半ばまで前が詰まって追えず、盛大に脚を余した4着。次は絶対に買うと決めていた。マディソンガールの回避と少頭数が重なってオッズがカラそうだが……。

◯タガノアビー
2走前はスタート出負け、両隣から挟まれて後方になったが、3~4コーナーで外から進出して上がり最速V。やや内有利なトラックバイアスも思えば上々の内容だった。フローラSは速い上がりに対応できるかを懸念したが、フタを開けてみれば33.3秒をマーク。評価を上方修正する。馬連の予定。あまりにつかないなら◎→◯の馬単まで視野。

◆東京9

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややスロー
→この枠ならプラウドヘリテージが先手主張。アムールドパリは番手でOKの馬で、これが外2について隊列はすんなり決まる。ややスロー想定。前に行ける馬を狙う。

◎アムールドパリ
前走は1000m通過65.2秒の超スローペース逃げで勝利。このレース自体は特に評価していない。ただ、そもそも2歳時からウィンドフォールやピュアキアン、サンライズソレイユ、マンマリアーレなど現3勝クラス~OP馬たちとしのぎを削ってきた。このクラスでも能力通用のメドは立っている。

◯イデアイゴッソウ
浦和で魔改造を施されて(?)中央に帰還。初戦こそ先行したのに一度引いてまんまと前残りを許す消極騎乗で敗れたが、その後は連勝。特に前走は6馬身のぶっちぎり。勝ち時計は同日ルクソールカフェより0.4秒速く、翌日マーチS(※どちらも稍重)と0.2秒差に迫る優秀なものだった。昇級でも楽しみ大きい。

◆東京10

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややスロー
→ジューンエオスかテレサの逃げか。飛ばしてまでハナにこだわるタイプはおらず、ややスロー想定。ある程度前で運べる馬を狙う。

◎ルージュソリテール
新馬戦はスローペースとはいえラスト12.0-11.3の加速ラップで突き抜けて快勝。1:37.1と時計は遅いが、雪による中止明けの稍重馬場で同日3勝クラス(外回り)でも1:35.0を要するコンディション。タイムで割り引く必要はない。チューリップ賞は詰まって不完全燃焼の0.3秒差。スムーズならもっとやれていた。

◯アルメントフーベル
中山での新馬戦は4角で外に張る走りでラスト11.5-11.3の加速ラップ勝ち。アネモネSもやはりコーナー区間で上手く加速できなかったが、ラストの100mはいい脚を使っていた。いかにも東京替わりがプラスに出そう。

◆京都11 ユニコーンS

【予想の方向性】
馬場想定:フラット~やや内有利
展開想定:ミドル~ややハイ
→たびたび書くように2歳~3歳早期のダート上級条件は逃げ先行策で勝ち上がった馬が集まる上、キックバックに不慣れな馬だと騎手も引くに引けない。ハイペースになりやすく、馬群からの差し経験が重要になる。このレースは比較的逃げ馬が少ない構成だが、それでも砂被りクリア済みの馬を狙う。

◎カナルビーグル
未勝利戦を勝った際の1:53.9、ラスト2F11.9-11.9というラップが優秀。良馬場の2歳ダ1800m戦でラスト2F11秒台連発はこのレースとバーデンヴァイラー未勝利しかない。2走前は詰まって仕掛け遅れの4着、前走は向正面マクってきたタガノマカシヤに付き合って残り1000mからのスパートながら、直線も脚色衰えず後続を7馬身ぶっちぎった。重賞でも地力は上位。

◯クレーキング
カトレアSは先日羽田盃を圧勝したナチュラルライズの2着。前走は2番手から上がり最速で8馬身差の圧勝。勝ち時計1:52.9はこの世代の中山ダ1800m良馬場としてはナルカミと並んで最速タイだった。地力信頼。

重賞なので他馬の評価も軽く。本命候補として迷ったのはテスティモーネ。未勝利戦は中京の内有利ダートを外からマクり差し。2走前はハイレベル戦、前走は勝ち時計がいい。ただまあ操縦性という意味でカナルの方を上にとった。

メイショウズイウンの前走は勝ち馬が強すぎただけ。素直に評価しないといけない。となると人気馬に消せそうな馬が見当たらない。あとチュウジョウは前走1コーナーで絶望的な不利があった。人気を落とすなら拾っておいても。

◆東京11 京王杯SC

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ややスロー
→アサカラキングが今回も逃げ主張。バルサムノートも好位につけたい。ただ、この2頭以外が軒並み差し追い込み馬ばかりで、さほどペースは流れない。ややスロー想定。前目につけられる馬を狙う。

◎ロジリオン
昨年のNHKマイルC3着馬だが、1600mだと先行できる反面、直線でパンチがない。1400mの方がいいんじゃないかと思っている。

4走前のキャピタルSはウォーターリヒト、トロヴァトーレがいたハイレベル戦の4着。京都金杯は残り200mで先頭に立つも粘り切れず3着。前走はハンデ58.5キロを背負って中山マイルの大外枠と条件がさすがに厳しかった。京王杯2歳S2着、クロッカスS勝ちの舞台に替わって反撃。

◯レッドモンレーヴ
古馬になってからは完全に東京専門。それも1400mがベターで、このレースでは一昨年1着、昨年は上がり32.2秒の追い込みでタイム差なし2着に突っ込んできた。こちらも3走前はハイレベル戦のキャピタルS3着。前走はコースも距離も合わないし展開も向かずで完全ノーカウント。ディー頼むよ。

こちらも他馬の評価を軽く。まず高松宮記念組から選ぶならママコチャが筆頭。1400mは気持ち長いが、それでも阪神Cで2年連続小差の5着。この相手関係なら地力で踏ん張る可能性はある。一方のトウシンマカオはあんまり。ビッグアーサーの延長って非常に厳しいですからね。

左回り巧者のバルサムノートは穴で面白い存在。良くも悪くもムラ駆けのスズハロームは走る方に気持ちが向いてくれたら。気になるのはそのあたり。シャドウフューリーはOPに上がってからの3戦がそんなにピンと来ていない。

◆東京12

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:スロー
→逃げ馬はおろか先行馬すらほとんど見当たらないメンバー。大外のパカーランが行くか、内からテイエムシニスターが出るか。どちらも1800m路線の馬でスローペース想定。前に行ける馬を狙う。

◎レッドダンルース
昨秋にこのコースで先行策をとって3着がある。ちょっとその後の内容は物足りないが、今回は相手関係も緩く、揉まれない位置でのスロー先行が叶いそう。3,5走前と同じだけ走れば通用する。

◯ラタフォレスト
3歳OP青竜Sの3着馬。2走前にハナ差だったアッシュルバニパルは既にOP入り、4馬身離した3着アッチャゴーラも3勝クラスで好走した。こちらも2勝クラス突破は間近。

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