【中央競馬】フローラS、マイラーズC2025と当日他レースの予想

中央競馬予想

4月27日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

『競馬ナイト+』2025年4月号

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

土曜は8打数1安打で負け。思ってた馬場とだいぶ違った部分があり、それがちゃんと結果にも出てしまった感じ。あとまあ……騎手のせいにするみたいでアレだけど、マテンロウアネモスは外を回りすぎよ。フィーリウスの内ラチ放棄に至っては作戦の意図がまるで分からない。人気馬ならまだしも、13頭立て12番人気に乗ってインで腹くくる以外に何がありますかと問いたい。レッドバンデの進路は本来あなたのものでしたよ。セイウンマカロン外5は隊列的にどうしようもなかったけどね。あれは騎乗云々より、内枠の砂被り拒否勢に我を通されてしまったのが不運。

久々にGⅠがない日曜へ。ああ香港はあるのか。時間に余裕があればそっちも考えたいが、まずは国内からやっつけましょう。

◆福島2

【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:スロー
→1200mで逃げたことがあるのはブライティアブーケだけというメンバー構成で、ほか先行馬も手薄。スロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎ブライティアブーケ
シンプルに。そもそも芝で3着内歴がある馬が(この馬含め)3頭と相手関係がかなり手薄。近2走はダートを使われたが、小柄な牝馬で血統的にも合っていなかったと思う。芝に戻ってすんなり逃げれば。

◯ユーティジャーニー
2走前は高松宮記念当日の外差し馬場で、ハイペースを早めに抜け出して差された2着。勝ちに等しい内容だった。前走は1-2、4着が全て最内追走組のバキバキイン決着を外3から奮戦して2着。もう勝つ。

◆京都6

【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ややスロー
→内からレイナデアルシーラの逃げか。ほか逃げたことがあるのはサンライズだけで、あえてハナにこだわりそうな馬はいない。ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎レイナデアルシーラ
カトレアSでは出遅れから前半3F34.3秒でハナを取り切った。結果は伴わなかったがスピードは見せており、もう少し短い距離で自己条件なら……と、前走も本命を打ったのだが終始内から4~5車線目を回されるロスが響き5着止まり。勝ったテーオーエルビスは別格として、2着までは0.3秒差だった。逃げられれば面白い。

◯ゲッティヴィラ
芝で4戦勝ち上がれなかったが、ダ替わりで一変。7馬身差勝ち、良馬場で1:12.2の勝ち時計も非常に優秀だった。クラスが上がっても問題にしない。

◆東京9

【予想の方向性】
馬場想定:フラット~やや内有利
展開想定:ハイ
→ハクサンバード、メイショウフンケイ、イサチルシーサイド、ショウナンラスボス、コスモエスパーダ、セイカフォルゴーレと逃げ候補が多くハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。

◎レッドシュヴェルト
全3勝を東京芝1400mで挙げるコース巧者。3勝クラスに上がってから苦戦している戦績だが、4走前は直線詰まり、3走前はさすがに前が遠すぎ、2走前はダート参考外、前走は中山で直線は進路を探しながら少々脚を余してのゴールだった。スムーズならもっと走れる。

◯サトミノキラリ
2勝クラス勝ちが1:19.7の好時計&3馬身差の快勝。こちらも奥多摩Sではレッドシュヴェルトともども詰まった。節分Sはスローペースで差しが届かず。前走だけ解せないが、コーナリングが少しぎこちなかったし、直線は前の馬がずっと寄ってきて追いにくかったのはある。良績のある左回りで見直したい。

◆東京10

【予想の方向性】
馬場想定:内有利
展開想定:ややスロー
→これといった逃げ馬不在で、揉まれずに行きたいユティタムはスタート決まれば主張。そうでなければサンライズジークの先手か。ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎ユティタム
執念の3走連続本命。そもそも左回りで揉まれずに行ってこその馬だと思っている。近3走はコースや距離、斤量などに恵まれなかった上、テンに出し切れず競馬になっていない。1400mだとスピード負けするので200m延長は歓迎。先行馬が少ないのも嬉しいポイント。そして斤量面も改善する。ディー頼むよ。

◯ハビレ
母トモトモリバーは現役時代1200~1400mで勝利、近親のJRA勝利歴はいずれも1400m以下という血統。京浜盃の時から何度か書いているが、この馬も本質的に1800mは気持ち長そうな走りをしている。短縮を待っていた。

◆福島11

【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ややスロー
→逃げ馬不在。ウインモナークが行くか、あるいはレッドヒルシューズが外枠からでも強気に逃げるか。いずれにせよスロー寄りの想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎レッドアヴァンティ
1200mに転じてからのパフォーマンスは高く、3走前にはウインモナークより1キロ重い斤量で0.3秒差。2走前は直線詰まるも、他馬を押して進路を作って差し切り。着差以上に能力を感じる勝ち方であった。シルクロードSは後方からただ外々を回ってきただけで競馬に参加していない。元々テンの出脚はそれなりにあり、このメンバーこの枠順ならイン3~イン5あたりがとれるはず。

◯ウインモナーク
松岡正海騎手の9戦連続騎乗。オーシャンSはウイングレイテストも出走する中でこちらに乗っていた。並々ならぬ気迫を感じる。レース内容も内有利馬場で外を回った分の5着という感じで、立ち回りひとつで重賞でも通用しそうなメドは立てた。ローカルのOP特別なら。

◆京都11 マイラーズC

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ミドル~ややハイ
→少頭数だがニホンピロキーフ、ビーアストニッシド、グラティアス、セオ、レイベリングと先行馬の割合が多い。ペースはそこそこ流れるだろう。高速上がりが出せそうな差し馬を狙う。

◎ロングラン
4走前中京記念は内有利馬場の大外をぶん回して小差4着。カシオペアSは59キロを背負いながら3着まで追い込み、この2回はどちらもニホンピロキーフに先着した。ディセンバーSは59キロかつ枠順の不利があった。

小倉大賞典は1000m通過58.6秒のハイペースで展開がハマった……と、思われがちだが、実際のところ大逃げのセルバーグと2番手ヤマニンウルスを除く3番手集団以降はミドルかむしろスローの部類で、上がり最速34.0秒での差し切りは素直に評価。もちろんローカルのハンデGⅢでメンバーレベル低調だったのはあるが、今年に限ってはこのマイラーズCも決してメンツが強くない。そのまま通用する。

◯ジュンブロッサム
富士Sでソウルラッシュを破った実力馬。本来の走りをすればこの相手は5馬身千切っても不思議じゃない。マイルCSは伸びない内を突いてやむを得ない敗戦。東京新聞杯の凡走がイマイチ釈然としないが、まあ59キロを背負って内有利馬場の外を回ったものではある。さすがに。

◆東京11 フローラS

【予想の方向性】
内枠◇◆◇◇◇外枠
先行◇◇◇◆◇差し
スピ◇◆◇◇◇スタ

馬場想定:フラット~やや内有利
展開想定:ややハイ
→土曜の東京芝は想定ほど顕著なバイアスこそなかったが、開幕週らしく高速でどちらかといえば内有利。少なくとも、初角まで近い2000m戦であえて外枠を買うほどの馬場ではない。クイーンCを1000m通過57.2秒で逃げてきたロートホルン、逃げ切り2連勝からさらに延長のルクスジニアがいて、ほか前走4角3番手以内だった馬が7頭いる。ややハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。

◎ティラトーレ
3代母アイドリームドアドリーム。2代母エアデジャヴーは現役時代オークス2着など活躍した馬で、同牝系にエアシャカール、エアメサイア、ベラジオオペラらがいる。半兄オールセインツは2000~2200mで3勝を挙げており、この馬自身もクロッカスS時に1000m通過61.1秒を3番手で折り合えていた。距離に不安はない。

4走前のひいらぎ賞(4着)は1:32.4のレコードで決着した世代屈指のハイレベル戦。フェアリーSは前後半34.1-35.5のハイペースを先行して2着。クイーンCは桜花賞馬エンブロイダリーを筆頭に好メンバーが集結した一戦で、勝ち時計が3歳3月以前のマイル戦史上最速だった。ハイペースで差し有利の展開でもあり、先行しての8着は価値が高い。近走はいずれも強い相手に展開不利の競馬。好枠を生かして立ち回れば勝ち負け可能。

◯ゴーソーファー
2走前は前後半59.1-61.6のハイペースでハマった感もあるが、それでも弥生賞3着馬アロヒアリイに勝った点は評価すべき。ラストも11.5でまとめた。フラワーCは中団追走から外々を回されるロスの大きな競馬でも3着確保。この路線なら上位の地力がある。また、中山を使った近3走はコーナー外に張るような走りで上手に加速できておらず、おそらく左回りの方が合う。東京で本領発揮。

3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。個人的な事情で言うとブラックルビーとエストゥペンダをPOGで指名しているので頑張ってほしいところ。希望が残った状態でオークスを迎えたい。特にブラックルビーは延長歓迎っぽいし。

【フローラS2025予想・全頭評価付】近走がハイレベル戦&展開不利ばかりの素質馬に◎|鈴木ユウヤ
※他レースの予想は以下のブログで公開しています。 競馬ナイト ◆フローラS予想 【予想の方向性】 内枠◇◆◇◇◇外枠 先行◇◇◇◆◇差し スピ◇◆◇◇◇スタ 馬場想定:フラット~やや内有利 展開想定:ややハイ →土曜の東京芝は想定ほど顕著な...

◆東京12

【予想の方向性】
馬場想定:内有利
展開想定:ミドル~ややスロー
→トウカイファクターやニシノスピカは近走先行しておらず、となると逃げはアンジュフィールドでほぼ決まり。好位をとりたい馬はそれなりにいるが、ハナを叩きに来る馬は見当たらない。遅めのペースと想定する。内枠の先行馬を狙う。

◎アンジュフィールド
1400mに短縮した初戦の四日市特別が前半3F33.7秒の逃げで3着に粘る好内容。4走前に対戦したニシキギミッチー、リジルは現OP馬。2走前(2着)もそのリジルとの対戦で、3-4着馬も次走Vとメンバーレベルが高かった。前走は1200mで序盤のポジション取りに苦労し、外4を回されての敗戦。得意な距離に戻って逃げを打ち、土曜の内有利傾向も変わっていなければ押し切れる。単勝。

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