1月19日の中央競馬予想
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
土曜は8打数1安打で負け。シャパリュは予見可能ドスローなのにポジションが後ろすぎるし、マスクオールウィンは無駄競りでカンティーユを潰して自分も消えた。何がしたいのか分からん。この2つが大いに不満。あと中京ダートは外が無理でした。ローズスターはまた次回買おう。
東西2重賞の日曜へ。日経新春杯がなかなかいいメンバー。気合い入れていこう。
◆中山1
【予想の方向性】
中山ダートは内外フラット。前走逃げていた馬はおらず、8頭が距離短縮、2頭が初出走というメンバー構成。ややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎パラサイコロジー
ヘニーガイスト新馬は勝ち時計が同日3勝クラス3着相当というハイレベル戦。5着、6着馬が次走で勝ち上がった。イン3で砂を被る経験をクリアし、直線入り口で外からブロックしてきた馬と接触する不利もあっての2着は価値が高い。中山の牝限に替わって大幅な相手緩和。キッチリ決める。
◯スターランウェイ
2戦とも道中で渋くなりながら最後までジワジワ伸びた。早めにエンジンをかけられる外枠替わりは好材料。持ち時計はメンバー中唯一1分12秒台。素直に。オッズ次第で馬連かも。
◆中京6
【予想の方向性】
中京ダートは内有利。スカイブルー、ドラゴンウェルズ、トゥインクルアップ、ペイシャヴァルツー、セントールビースト、アスタールフナ、ドンパッショーネと下級を逃げ先行で突破してきた馬がズラリ。ハイペース想定。内枠の差し馬を狙う。
◎トゥロン
初戦は砂被りを経験し、直線は外に出してきっちり差し切り。レースセンスがいい。数字が目立つわけではないが2着馬も次走で勝ち上がり、一定のレースレベルにあったと思われる。ハイペースなら短縮分の粘りが生きる。
◯ドラゴンウェルズ
新馬戦は最後流して9馬身差の圧勝。しかし2戦目のカトレアSは全く促していないのに引っかかりながらの先行でガス欠。明らかに距離が長すぎた。1200mで本領発揮。
◆中山7
【予想の方向性】
パッと見先行馬は多いが、地方からの再転入馬を除くと逃げ候補はマーゴットミニモとミルトパワーくらい。ミルトの方は前走1000m63.3秒の入りで大きくバテており、他の先行馬の脅威にならない。ややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎イデアイゴッソウ
浦和での2戦が痺れる内容。2走前は逃げて上がり最速36.3秒、次位より1.9秒速い末脚、ラスト12.5-12.0の加速ラップで大差勝ち。同日A2B1+JRA2勝クラス交流が1:27.5、レース上がり38.0秒なので、数字的にはJRA2勝クラスでもギリ戦えそうな温度感。前走は同日ハグレグモ(現B2≒JRA1勝クラス)より1.2秒速い勝ちタイムだった。浦和でやってきた走りを出せばここでも通用する。
◯ソレルビュレット
青竜Sでタイム差なし2着。当時の3着馬はその後2勝クラスで連対、4着ブシンが現3勝クラス。その比較から本来1勝クラスはすぐにでも勝てるはず。勝負所でモタつく面があるものの、逆に言えばバテて大崩れするタイプではない。少頭数の外枠ならワイドの相手としては適任。
◆中山9
【予想の方向性】
中山芝はやや内有利。ハナ候補はラズベリームース、センタースリールの2頭。それにタシットとショウナンラスボスを加えた4頭以外は総じて差し。行く馬が少なくややスローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎タシット
マイルでは【2-2-1-0】と崩れておらず、中山も【2-4-1-1】(着外は不良馬場の2000m)と舞台適性はバッチリ。2走前は1着トロヴァトーレ、2着フォーチュンタイムで相手が強すぎた。前走は他馬が詰まった恩恵もあったが、トップハンデの57キロを背負って差し有利の展開を前受け2着。ここも上位争い。
◯ワンダイレクト
3走前には展開利があったとはいえ現OPのキープカルムを撃破。ハービンジャー産駒で33秒台の上がりを問われるとキレ負けするため、2走前は展開合わずで片付ける。前走は直線どん詰まりで何もできずに終戦。中山マイルはいいと思うので改めて。
◆中京10
【予想の方向性】
ペプチドハドソン、ミライテーラー、サクハルの先行争い。一方で前走7番手以下だった馬も10頭いるメンバーで、馬群全体として速くなる感じはない。内枠の先行馬を狙う。
◎ストームバンガード
前走は前後半34.1-37.8の超ハイペースでイン溜めの追い込み馬が上位台頭。自身は中団の外を回り、4角大外から追い上げる中京ダートの禁忌を犯し、さらに内からパドマ加藤祥太に張られて9車線目あたりまで吹き飛ばされた。あまりにも悲惨。むしろよく0.3秒差まで来た。手替わりで。
◯ドゥータップ
短距離に転じて③③①①②着と成績が安定。よくも悪くも近走が力通りの着順で特筆する事項もないが。土曜の馬場を見た感じ、力のある馬がイン3を確保すればほぼ安泰なので。
◆中山10
【予想の方向性】
ハコダテブショウの単騎逃げに見えるメンバー構成だが、そのハコダテが控える作戦を示唆。そうなるとテンのある逃げ候補がいない。ロードアウォードやケイアイアニラが先団を形成してスローペース想定。前を狙う。
◎ロードアウォード
初ダから6戦4勝でOP入りした好素材。昨春は2つ大敗したが、半年休養で+22キロと馬体を増やした前走はアルファマム、ウェイワードアクトを相手にタイム差なし3着と成長を感じる走り。1400mを走れる馬がスローの楽先行なら止まらない。
◯メタマックス
一昨年カペラS3着などダートの1200m以下で【4-1-3-1】。国内では一度も馬券圏内を外していない。前走はBCスプリントで8着に敗れたが、ドンフランキー、リメイクという日本の一流ダートスプリンター2騎に先着した。OP特別なら力が上。
◆中京11 日経新春杯
【予想の方向性】
ケイアイサンデラはハイ逃げでスタミナ勝負に持ち込むのが身上の馬で、ほかバトルボーン、メイショウタバル、タッチウッドと折り合いの怪しい逃げ馬も。ややハイペース想定。
中京芝2200mは初角まで500m以上と長く、ペースが上がりやすいことに加え、残り1100mから下り坂に転じてロンスパ戦になる。差し馬、それもバテ合いの中で相対的に伸びてくるようなタイプを狙う。
◎サンライズアース
半兄セラフィックコール、父レイデオロのスタミナ型。すみれSではジューンテイク(→京都新聞杯V、神戸新聞杯2着)をマクりで一蹴した。皐月賞は超高速馬場の2000mが合わなかったのと4角逃避で参考外。
ダービーはスローとはいえ残り1400~1000m区間で動いて、後半1000m11.7-11.3-11.1-11.2-11.5のラップ構成を粘って4着。ゴール前でもバテるどころかむしろ差し返すようにファイトしていた。6ハロンも脚を使い続けて大きく止まらない、そんな馬は普通いない。それにダービーは1着ダノンデサイルが有馬記念3着、3着シンエンペラーがジャパンC2着同着、5着レガレイラが有馬記念制覇など上位がハイレベルだった。
とにかくバテないのが強みで、適性的には高速上がり勝負の東京より中京の方が100倍いい。同世代のメイショウタバルより1.5キロ軽い斤量も好感。あとは休み明けで状態に問題がなければ。
◯サトノグランツ
2頭目は悩んでココへ。昨年の当レースでは内有利馬場のハイペースを外から早め進出して対ブローザホーン0.3秒差。3走前アミールトロフィーは1着レベルスロマンス(→その後ドバイSC、BCターフなどを勝ちGⅠ通算7勝)、2着ゼッフィーロ(香港ヴァーズ2着馬)、4着ノースブリッジ(QE2世C3着、札幌記念勝ち)という相手関係で事実上はGⅠ級のレース。そこでの3着は立派。帰国後の2戦は内容的に物足りないが、着差は0.2秒、0.3秒とわずかで、さほど悲観することもないだろう。
こちらもズブく、仕掛けてから加速に時間がかかる。ロンスパの消耗戦では機敏に動けない面がかえっていい方に出ると思う。
3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。「リポスト無料」なので拡散あるいは購読いただけると嬉しいです。しかしなんか全体的に長文になったな。それだけ見所のある馬が多いということか。
◆中山11 京成杯
【予想の方向性】
マイルで逃げてきたミニトランザットがハナか。スローに落としたがる田辺騎手がペースを握り、番手パーティハーンの戸崎騎手も脚を溜める志向のジョッキー。スローペースっぽい。中~内枠の先行馬を狙う。
◎タイセイリコルド
2走前の東京芝2000m未勝利は昨年の同コース2歳戦で3位の好タイム。勝ったエデルクローネは強かったが、こちらも後続は5馬身離して力を示した。前走は雨馬場で先行策から反応よく抜け出しラスト11.1-11.3の完勝。能力もあるし、なにより操縦性が非常に高い。内有利馬場の中山多頭数で立ち回り勝負になればその器用さがアドバンテージになる。
◯ガルダイア
歴代の東京芝1800m2歳戦で「1:49.9以下」かつ「ラスト2F22.1秒以下」を満たしたレースを列挙するとこうなる。
1:46.8 東スポ杯 クロワデュノール
1:47.5 未勝利 ドゥラメンテ
1:47.7 新馬 デンクマール
1:48.1 新馬 シンエンペラー
1:48.2 アイビーS ダノンエアズロック
1:48.6 アイビーS クロノジェネシス
1:49.2 新馬 ガルダイア
1:49.3 新馬 ルカランフィースト
1:49.6 新馬 ラストドラフト
3頭がGⅠ馬になり、2頭が重賞馬、1頭が重賞3着、1頭がプリンシパルS制覇。デンクマールは先日ひいらぎ賞を1:32.4のレコードで勝った。ガルダイアも重賞で戦える。ベゴニア賞は平均ペースながら3番手以下が前を泳がせすぎて追走義務違反的なレースになった。力負けではない。
ほか、人気どころの評価は週中のレポートに書きました。ゲルチュタールに印を打たなかったのは、不器用で外から追い上げる形になると思うから。土曜の中山芝がそういうのを許す感じではなく。