1月18日の中央競馬予想
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
金曜は4打数2安打で快勝。しょっぱなフレイムソードが詰まり、続くブラックアピスとエスプリリチャードが1-4着で天を仰いだが、メイン◎ライヴクラッカー、最終◎アジアジェニファーでガッツリ回収した。後半2日は非常に冴えていた。年末のイン有利大井から馬場とのイタチごっこでストレスフルなハズレも多かったけど、そろそろ反撃のフェーズが来たかな。
この勢いでJRAも制圧したい土曜。上手くいかない時期を越えて改めて思うのは、わたしには博才も強運もないからその分レースを観てラップを見て馬場読みしてエトセトラして、判断材料を人一倍かき集める以外に道がない。予想のクオリティが「予想力」×「そのレースに関して持っている情報量」で決まるとするなら、後者を増やして立ち向かう。地道に、必死に、全力で、執念深く、泥臭くやる。
◆中山5
【予想の方向性】
中山芝は内外フラットとする。逃げ経験があるのはウインスティーガの前走だけで、それも1000m通過65.0秒のドスロー。しかも逃げない戸崎騎手。好位で競馬をしてきた馬も片手で足りるくらいの頭数。スローペース想定。前を狙う。
◎ウアーシュプルング
新馬戦の負け方がかなりよい。開幕週のスローペースで上位は逃げ→イン5→イン3の決着になったが、こちらは4角大外ぶん回し、そこで不利を受けてさらに外へ弾かれ、距離ロス特大の絶望的な形から4着まで追い込んできた。前走は3着だが、2着カーミングライツと4着イフルジャンスが次走の未勝利でワンツーを決めており、相手も強かった模様。アロンズロッドの単勝が応援込みでたくさん売れると思うのでコチラを単で買う。
◆中京6
【予想の方向性】
中京芝は先週インが生きていたところからのBコース替わり。暫定的に内有利とする。特に初角まで近い1600mはなおさらイン前偏重になりやすい。延長組が2頭しかおらず、初出走4頭の未勝利戦ならスローペース想定。内枠先行を狙う。
◎アスクセクシーモア
セレクト3億超の高額馬でPOG本でも取り上げられていた記憶。デビュー前の追い切りでOP馬に追走先着して新馬戦は単勝1.5倍の断然人気に推されたが、心房細動で参考外。メンバーが手薄になってきた時期の未勝利でしっかり走れば結果はついてくる。
◯ルクスジニア
新馬はエリカエクスプレスの2着。前走は早め先頭から直線で伸びない内ラチ沿いに入ってしまった2着。好枠ゲットでセクシーと一騎打ち。
◆中京9
【予想の方向性】
中京ダートはフラット~やや内有利とする。明確な逃げ馬はおらず、ゲートが決まればシャパリュがハナか。外のイモータルバードやユメハハテシナクも候補だが、何が何でも逃げにこだわる馬ではない。ややスローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎シャパリュ
去勢明けの2走前はマクりが入って残り1000mから11.8-11.7と踏まされる早仕掛けながら着差を付けて押し切り。それなりに強い内容だった。前走は前脚で踏ん張るようなスタートになって出遅れ。スローのインで待たされてノーチャンスだったし、勝ったスナークラファエロは次走3勝クラスVの強い馬でやむなし。ゲートを決めて主導権をとれば残る。
◯マーブルマウンテン
1800mでは3戦して【2-1-0-0】。1勝クラス勝ちは好位からラスト12.6-12.3の加速ラップで後続を突き放した。前走はキックバックを嫌がりながら2着確保。走破時計1:51.6は同日3勝クラスでも3着相当であり、やはり地力を感じる。外目の枠に替わって揉まれずに運べば。
◆中山9
【予想の方向性】
飛ばして逃げそうな馬はいないが、コムユンプリュム、キスアンドクライ、テリオスルナ、ホリーアン、オーケースマイル、パーリーラスター、ラヴァブル、ショウナンラフィネなど下級を逃げ先行で勝ち上がった馬が多い。全体的に前掛かってラスト甘くなるイメージ。差し馬を狙う。
◎クレオズニードル
新馬戦はスプリンターズS前日のやや内有利な馬場を大外から動いて豪快に差し切った。この時直線で右にササる面を見せたように左右差がある。アルテミスSの敗戦は左回りが合わなかった説もある。
そもそも回りの問題以前に、ファインニードル産駒は東京芝で通算【2-1-2-25】単回16%、複回26%。ちなみに3連対は全部クルゼイロドスルでそれ以外【0-0-2-23】。笑っちゃうくらい府中が合わない種牡馬。道悪や短距離の息が入らない流れに強い反面、東京芝のキレ比べでは見劣る。トップスピードが問われない中山に戻って反撃に期待。
◯シホリーン
レコード決着のハイレベル戦・ファンダム新馬で2着。2戦目を加速ラップ&1:34.3の好タイムで勝ち、アルテミスSは直線で外からフタをされて不完全燃焼の4着。重賞級の能力があって中山経験もある。内枠すぎて詰まりそうな気もするが、進路さえあれば。
◆中京10
【予想の方向性】
鞍上のキャラ的に初芝のアメリカンビキニがハナか。この時期の3歳1400m戦の割に延長組が1頭しかおらず、前走逃げていた馬もソーダーンライトだけ。ややスローペース想定。内枠の先行馬を狙う。
◎キャッスルレイク
ファンタジーSでも本命を打った。未勝利勝ちが強い。3馬身程の出遅れから前半3F33.8秒のハイペース4番手に取りつき、テンにかなり脚を使ったにもかかわらず、直線もうひと脚伸ばして1.1/4馬身差V。なかなか暴力的な勝ち方をしていた。秋明菊賞は相手関係、タイム、展開など単なる凡戦だと思うが、小雨の荒れ馬場で上がり33.6秒を出せた点は好印象。実は結構強いのでは。
◯アイサンサン
10月5日のテレサ新馬はハイレベル。2-4着馬がいずれも次走勝ち上がり、特に4着アドマイヤズームは朝日杯FSも勝った。2戦目はラスト11.6-11.5の加速ラップで勝利。2着モンテシートは次走ジュニアCで3着になった。この勝ち時計1:34.3は昨秋の同コース2歳戦ではアドマイヤズーム未勝利、リラエンブレム新馬に次ぐ3位の記録。OPでもやれる。
◆中京11
【予想の方向性】
出馬表を見て面食らうほどの好メンバー。ラブコメディから外にトーアアイギス、ガンウルフ、カズゴルティス、コンクイスタと先行馬が揃い、芝発走の外枠主導でミドル~ややハイペース想定。差し馬を狙う。
◎ローズスター
1400mに転じて非常に切れる脚を使うようになった。2走前は1着エミサキホコル(→ペルセウスS2着)、3着バトゥーキ(→コールドムーンS2着)と実質OP級の相手で仕方なし。前走は前が止まらない展開に泣いた。直線の長い中京ダートで自慢の末脚が生きる。
◯コンクイスタ
こちらも直近2走の相手はロードフォンス(霜月S勝ち)と前記のバトゥーキ。中央再転入後、ダートに転じてからは先行策で危なげない取り口が続いている。ここも特に嫌う要素なし。
◆中山11
【予想の方向性】
内枠からカンティーユが逃げ。ほか逃げ馬がおらず、リバーラやマスクオールウィン、ミルトクレイモーあたりが先行策をとるくらい。1200mのOPにしてはややスローペース想定。前を狙う。
◎マスクオールウィン
メインなので一応予想したが、正直全く分からん。実力差もないと思うしハンデ戦で均されている。10回やれば10回違う結果になりそう。
せっかくなのでオッズがつくところに。3走前はテン33.7秒のハイ逃げで対バルサムノート0.1秒差2着。2走前は極度の外差し決着に飲み込まれ、前走はスタートから他馬と接触しすぎてポジションが悪化し競馬にならなかった。中山は本来得意なコース。先行できれば。
◯カンティーユ
芝1200mでは【2-3-2-0】。勝ち切れないが前半33秒台で入っても簡単に止まらないし、逃げなくても競馬ができるので大崩れしないタイプ。2枠4番の好枠を生かして。
◆中京12
【予想の方向性】
逃げ馬不在。パンドレアかウインアイオライトがゲート次第でハナか。スローペース想定。内枠の先行馬を狙う。
◎パンドレア
冬馬。11-2月なら【2-0-0-5】で現級でも0.3秒差7着、0.4秒差4着、0.3秒差4着とそこそこ戦えている反面、3-10月は【0-0-0-13】とさっぱり。冬に限れば人気ほど弱い馬ではない。前走は中京開幕週で内有利な馬場。不利な外枠からの0.3秒差には好調期の到来を感じる。もう現役最後の冬。存分に暴れてくれ。
◯アルトゥーム
3歳春にはディスペランツァやワールズエンドと0.1秒差で走っていた。1勝クラスで7戦も足踏みしたのがむしろ意外で、ここ2戦が本来の力。ちなみに『競馬ナイト+』の1月号で書いた中京芝1600mの買いデータにも合致してますね。複勝率73.7%のやつ。