【ダービー卿チャレンジトロフィー2025】5分で予習! 過去10年のデータ・傾向と参考レース回顧

データルーム

ダービー卿チャレンジトロフィー2025の概要

開催日

2025年4月5日(土)

グレード

GⅢ・4歳以上

コース

中山芝1600m

概要と歴史

春の中山で行われる古馬マイルのハンデ重賞。1969年に行われた騎手招待競走のひとつに当時の第18代ダービー卿からトロフィーの寄贈を受けたのがこのレースの始まりとなった。

かつては12月の中山を舞台としていたが、1990年から春の開催に移り、6年間だけ1200mで施行。1996年から1600mに変更された。ハンデ戦、紛れの多い中山マイルということもあって安田記念への直結度は微妙だが、2015年には条件戦を連勝してきたモーリスがこのレースを勝ち、続く安田記念も制覇。結局、翌年のチャンピオンズマイルまで勝ち続けて連勝を7に伸ばした。

ダービー卿チャレンジトロフィー2025の登録馬

登録馬一覧

登録馬14頭

アサカラキング
エコロブルーム
キープカルム
コントラポスト
ゴートゥファースト
シャンパンカラー
シュバルツカイザー
ゾンニッヒ
タシット
トロヴァトーレ
ノーブルロジャー
マテンロウオリオン
メイショウチタン
ロジリオン

ダービー卿チャレンジトロフィーの基本データ(過去10年)

人気と配当の傾向

ハンデ重賞らしく1番人気が【1-1-1-7】と微妙で、単複回収率も低い。その分2-5番人気が計8勝、回収率も高くなっている。

単勝オッズ帯でいえば5~15倍くらいがホットで、該当馬は【8-6-5-32】単回収率131%、複回収率110%に達する。

平均馬連配当は8371円。最高馬連配当は3万4610円(22年タイムトゥヘヴン→フォルコメン)、最低馬連配当は1640円(15年モーリス→クラリティシチー)。

枠順と脚質の傾向

1-2枠で計5勝。5枠【4-2-1-13】までは問題ないが、6枠から外になると【0-3-3-53】で急激に数字が落ちる。妙味を考えても1-5枠まででなるべく完結させたい。

一方、脚質的には4角5番手以内と同6番手以下の複勝率がほぼ変わらず、中山にしては差しが届くイメージ。先行の利は大きくない。

前走について

前走3勝クラス組が【4-1-0-11】とよく勝っており、複勝率31.3%は重賞組の2倍。実績がないことでハンデが手ごろに収まり、素質のある馬ならいきなりの重賞挑戦でも通用する。特に「前走2番人気以内かつ今回4番人気以内」を満たした馬は【4-1-0-3】複勝率62.5%だ。

OP・リステッド組は【3-3-5-43】複勝率20.4%で可もなく不可もない。前哨戦的なポジションにある「東風S」組は勝ち馬が【0-1-0-7】と振るわず、むしろ2着以下【2-1-3-18】単回160%、複回115%に警戒しよう。

重賞組は【3-6-5-75】複勝率15.7%。レース別に見ていくと東京新聞杯【2-2-3-17】複勝率30.4%が好成績で、その5着以内馬は【1-2-1-3】同57.1%と信頼できる。また、中山記念や阪神Cといった格高GⅡで大敗した馬の巻き返しもちらほらあった。

ダービー卿チャレンジトロフィー2025の参考レース

参考レース① 東京新聞杯

レース映像(Youtube、JRA公式チャンネルより)

トラックバイアス:やや内有利
展開:ミドル
→土曜ほど内一辺倒ではなくなったが、依然としてイン優勢の馬場傾向。前後半46.1-46.5なので数字上はやや前傾だが、離れた3番手マテンロウスカイ以下の馬群はミドルか少し遅いくらい。どちらかといえばイン前有利な競馬だったと評価する。

3着メイショウチタンは内枠を生かして軽快な逃げ。自身はイーブン〜やや前傾のほどよいペース配分をしたところ、後ろが離れてくれてラッキーだった。粘って3着確保。馬場と展開の利が大きい。

7着シャンパンカラーは内枠から内ラチ沿いを走行し、トラックバイアス有利な進路取り。直線も目の前のボンドガールについていくだけの競馬だったが伸び負けた。59キロを背負っているとはいえ、GⅠを勝った舞台でこの走りはいただけない。

12着ゴートゥファーストは好位の外追走で進路取りは若干不利。ただ、それを加味しても見所なく後退した。

14着ゾンニッヒも外を回されたぶんの不利はあったが、残り200mあたりでもう脚が鈍っていた。元々使える脚が短い馬で東京は合わないし、距離も今は1200mの方がいい。

参考レース② 阪急杯

レース映像(Youtube、JRA公式チャンネルより)

トラックバイアス:フラット~やや外有利
展開:ややスロー
→アサカラキングが押して逃げを打ったが、前後半35.2-34.8でペースとしてはやや遅めだった。外目を先行した馬が有利なレースだったと評価する。

2着アサカラキングは積極的に主張してハナへ。番手が16番人気、14番人気の2頭だったこともあって展開的にラクだった。直線もしぶとさを発揮していたが、ゴール前で差された。以前は1200mをテン3F33秒台前半で逃げていた馬が今はこれだけ押してもスローペースになる。気性的にのんびりしてきたか。この感じならマイルもこなすのではないか。

16着シュバルツカイザーは好位の内目追走から直線は早々に脚がなくなっていた。軽い馬場の方が合うのかも。

参考レース③ 東風S

トラックバイアス:内外フラット、タフ前残り
展開:ハイ(消耗戦)
→スプリングS当日。この日は重馬場で、展開や内外を問わず差しがほとんど届かなかった。レース自体は前後半46.8-50.4、ラスト13.4を要するかなりの前傾だが、それでも2-3着は前が残った。前にいた馬、何より道悪が得意な馬が恵まれたレースだったと評価する。

5着タシットは2番手追走から直線半ばまで踏ん張っていたが、ラスト150mくらいは疲れた様子。これで稍重~不良【0-1-0-4】。道悪があまり得意ではない。

9着キープカルムはやや出負け。コーナーで外を回して強気に進出したが、直線を迎えた時点で余力があまりなかった。こちらも昨年新潟で上がり32.7秒を使っていたような馬で、こういう道悪、消耗度の高いレースは合わなかった。

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