【中央競馬】アンタレスS2025と当日他レースの予想

中央競馬予想

4月19日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

『競馬ナイト+』2025年4月号

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

金曜は3打数ノーヒット。後半2日悪かったな。今開催は重賞もスッキリしない決着だったし、馬場と風を最後まで掴み切れないまま終わってしまった感じがある。こういうの次の大井開催にも響くんだよな。まあ入念に復習しておくしかない。悔しいなあ。

嘆きもほどほどに、頭をリセットして土日の中央へ。中山グランドジャンプね。障害レースは当たる気がしないのでやりませんが、エコロデュエルとかどうですかね。大障害コースに実績がありながら前哨戦負けて人気落とす馬とか、オイシイんじゃないですか。分かりません。

◆中山6

【予想の方向性】
馬場想定:フラット~やや外有利
展開想定:スロー
→先週の中山芝は逃げ馬【0-0-0-10】などインがよろしくなかった。例年と違ってここでCコースに替わるが、劇的な内の復活はないと想定しておく。逃げ馬不在の一戦で、前走先行していたのもミッキーマドンナくらい。スロー想定。中~外枠の先行馬を狙う。

◎ショウナンサムデイ
新馬戦がキングスコール&テリオスララ組の3着。2戦目をラスト11.3-11.2の加速ラップで勝ち上がり、以降アイビーS→葉牡丹賞とハイレベル戦を戦ってきた。相手緩和で期待した前走は物足りない内容だったが、どうもここ2戦、2000mで若干長いような負け方はしている。1800mでこのメンバーなら。

◯ミッキーマドンナ
二冠牝馬ミッキークイーンの娘。牡馬1勝クラス2着とフラワーC5着の実績がシンプルにここでは断トツ。前走時ロケットスタートを決めていて先行できそうだし、鞍上も心強い。

◆阪神7

【予想の方向性】
馬場想定:やや外有利
展開想定:ややスロー
→先週日曜の阪神芝は外伸び。乾いて不透明な部分もあるが、さすがに連続開催の最終週で仮柵移動もない以上、基本線は外で考える。少頭数かつ逃げたいのはダイヤモンドレインくらいでややスローペース想定。中~外枠の先行馬を狙う。

◎コスモアミマネラ
たびたび書いている通り「転厩で馬変わる論者」なので、宗像厩舎時代は無視して前走だけを評価する。1000m通過63.1秒、レース上がり34.2秒のスロー前残りに食らいついた点で2着アクアヴァーナルとは互角以上の内容だったし、勝ち馬スピードリッチは昇級して3着、5着カエルムが次走Vと少頭数ながらレベルも低くない。

◯ティムール
一昨年の青葉賞3着馬。なぜ1勝クラスを未だに勝ち切れていないのかが不思議。前走は阪神内回りらしいイン前決着に外々を回って追い込む強い2着だった。距離が延びるのも少頭数に替わるのも大歓迎。さすがにそろそろ。

◆福島9

【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ミドル~ややスロー
→逃げはジェットブレード。ニシノイストワールやコスモアンソロジーは最初から番手狙いで競り合いは発生しない。ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎ピリカサンライズ
新馬勝ちは今回と同じ福島芝2000m。道中は6番手集団の外目で運び、4角で進出を開始すると前の馬が膨れてくる不利。それでも直線しぶとく伸び、ラスト12.3-11.8の加速ラップをカラくも差し切った。前走は格上挑戦かつ距離不足かつキレ負けという感じで大敗やむなし。1勝クラス苦戦中の馬が多いこの相手なら通用していい。

◯デルアヴァー
福島で新馬戦を勝ったときは不器用さ全開ながらラスト12.0-11.4を差し切り。その後は展開が向かないレースばかりだが、若葉Sのイン前決着に大外を回っての0.2秒差4着は立派だった。ここでは力が違う。

◆阪神9

【予想の方向性】
馬場想定:やや外有利
展開想定:スロー
→先週時点で阪神ダートは外有利。それを踏襲する形で考える。逃げ馬不在でルディックあたりが消極的にハナか。スロー濃厚。外枠の先行馬を狙う。

◎スピリットワールド
ダートでの好走2回はどちらも砂を被らずに先行できたもの。1勝クラス勝ちは3馬身半差の完勝で、当時の3着馬が現OP(エティエンヌ)、4着馬が現3勝クラスなど負かした相手もそこそこ出世している。近走はスタートが決まらずに揉まれるor揉まれるのを嫌って外を回しすぎる競馬ばかり。今回は芝発走の大外枠を引いた。キックバックを受けずに先行すれば一変する。

◯ルディック
2走前は直線半ばまで前が壁になってしまい、非常に仕掛けが遅れた2着。前走は前後半34.2-37.5のハイペースを先行して展開が厳しかった。労せず前に行けるであろう今回は高確率で勝ち負けに。

◆阪神10

【予想の方向性】
馬場想定:やや外有利
展開想定:ミドル~ややスロー
→800m短縮でもコンフェルマがハナか。前に行きそうな馬に短縮組が多く、どちらかといえば遅めの流れを想定。このコースなのであえて外枠に寄せることはしないが、前に行けそうな馬を枠順不問で狙う。

◎コンフェルマ
休み明け+18キロで出走した前走はスタートから完全に引っかかってしまい、2200m戦なのに前半3F33.7秒で入る大暴走。さすがに4角までもたず退場した。即短縮するのが長期的にいいかどうかは別として、あのスピードがあれば1400mは問題なくこなすだろうし、少なくとも前走よりは力を出せる距離。ハンデも手ごろ。

◯スカイハイ
昇級してから3戦連続2着と地力の高さを示す。特に前走は阪神芝1400mの前半3F33.0秒というハイペースで、イン3とイン差しの馬が1,3着に来る決着。外4から押し上げての2着は価値が高い。

◆中山10

【予想の方向性】
馬場想定:内外フラット
展開想定:ミドル~ややスロー
→内からジョージテソーロが出して行き、ロジアデレード、マイネルカーライル、ウンガイソウテンあたりが番手へ。図抜けてテンの速い馬、絶対に逃げないとダメな馬は不在で、ミドルかややスローと想定する。前に行けるを狙う。

◎ジョージテソーロ
2歳時からカトレアS2着などの実績がある素質馬。3-4走前の大敗は不可解だったが、要は脚抜きのいい馬場がからっきしダメなのか。2走前はL5区間にマクりで11.8が入る、先行不利な展開を粘って3着。当時の4-7着馬がいずれも次走で馬券に絡むなどメンバーレベルも上々だった。前走は小倉の大外を追い上げる粗い競馬をしながら地力で3着確保。ハナを切れれば。

◯テリフィックプラン
新馬戦はミッキークレストに敗れたものの、その後3連勝。2走前はムルソーにこそ敗れたが、のちにOPを勝つマーブルロック相手に6馬身差を付けた。前走の敗戦だけやや不可解だが、といっても0.4秒差と大きくは負けていない。ここも信頼。

◆阪神11 アンタレスS

【予想の方向性】
馬場想定:やや外有利
展開想定:ミドル~ややスロー
→マーブルロックがハナを示唆。サンデーファンデーも揉まれるわけにはいかず無理にでも抵抗する。前2頭は速くなる。が、それに続く集団が手薄で、前を放置して馬群は実質スローになりそう。中~外枠の先行馬を狙う。

◎ヤマニンウルス
改めて書いておくとプロキオンSがものすごい勝ち方。内有利馬場かつ1000m通過58.6秒の常軌を逸したハイペースにもかかわらず、外目好位から4角先頭に立ってそのまま3馬身差で押し切った。展開もトラックバイアスも無視の衝撃的なパフォーマンスであった。

その後まさかの3連敗中だが、名古屋大賞典はハンデ58.5キロで対ミッキーファイト0.3秒差、2走前は芝で参考外、前走は1400mの内枠で初めてまともに揉まれた競馬と、いずれも言うほど悲観する内容ではない。久々に能力を出し切れそうなコースで外枠を引いた。多少のオッズ的魅力もある今回こそ買い時。

◯ミッキーファイト
鬼のハイレベル戦だったジャパンダートクラシックの2着。対フォーエバーヤング0.2秒差の実績が光る。名古屋大賞典で前記ヤマニンウルスを破っているし、フェブラリーSは左回り不安がささやかれた中で3着確保。得意な右回りの中距離に戻る今回は信頼に足る。

重賞なので他馬の評価も軽く。得意の1周競馬&相手緩和のサンデーファンデーはもちろん侮れない。ただし揉まれNGなのでこの枠だと行くしかないし、マーブルロックの存在が嫌すぎる。あと先週時点で馬場も外伸びだった。食指が動かない。

オメガギネスは転厩初戦。良くも悪くも転厩というのは馬を変えるもの。最近はちょっと頭打ち気味だったので刺激としてはいいんじゃないか。あくまで希望的観測であり、馬券を買う根拠としては弱いが。

ハギノアレグリアスはGⅠで4着の実績から素直に高評価。ただ、チャンピオンズCは内枠からインを突いて中京のコース形態を最大限に利したものではあった。妙味という意味ではどうでしょう。というかこれ、ヤマニンウルスとハギノアレグリアスはどっちが連系2番人気になるんだろうな。

◆阪神12

【予想の方向性】
馬場想定:やや外有利
展開想定:ハイ
→フォティック、グランデスフィーダ、ピエナクレスコ、エンブレムボム、エイシンコクスン、ニホンピロカラット、ベレニーチェ、エンドレスロードと(短縮組も混ざっているが)先行馬が非常に多い。ハイペース想定。外枠の差し馬を狙う。

◎ウォーターリーダー
未勝利勝ちを中山ダ1200mで挙げている馬。現級でも3度の馬券絡みがあって能力は足りるが、最近はソロっと乗っても終いの伸びがイマイチ甘い。短縮はよさそうで、実際前走後の騎手コメントもそんな感じだった。展開も向いて色気あり。

◯マイティマイティー
グランド牧場が誇る名牝系の出身。母アップトゥユーは道営の南関の重賞で活躍、その妹ストロングハートはエーデルワイス賞勝ち、弟がサンデーファンデー。ほかイッシンドウタイやラブミーチャンも近親にいる。1年以上の休み明けだった前走は中京ダートを外から追い込んで2着好走。より差しやすい条件に替わって前走以上が期待できる。

タイトルとURLをコピーしました