2月15日の中央競馬予想
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
金曜は4打数1安打で微負けというかほぼトントンというか。ビリーヴインミーとリノデスティーノの3.7倍のみ的中だった。プレストルーチェ外2はアツいと思ったんだけどな。全く粘れないとはねえ。
今開催は18レースやって的中が3つ、単勝2着(あれは油断騎乗でしょ)が1回、馬連2・3着が1回。残る13のうち12はワイドの片割れだけ来た。ことごとく噛み合わなかった。そういう週もあるわな。
翻って土曜中央へ。先週は土日月と3連勝だったし、予想そのものの感覚は問題ないと思う。変わらずやってれば結果は自ずと出るでしょう。楽観視しています。
◆東京8
【予想の方向性】
東京ダートは内外フラットだがやや差し優勢、というのが今開催ここまでの傾向。このレースもベネロングポイント、レイズカイザー、ピコニ、ナックダンス、ターコイフリンジと前走逃げの馬が5頭もいる。ややハイペース想定。差し馬を狙う。
◎グーヴェルナイユ
とはいったがピンと来る差し馬がおらず、自然と控えそうな短縮組で代替。1800mではほぼ馬なりで先行できるスピードを持っているが、直線どうしても甘くなってしまう。いかにも短縮向き。
◯アオイミモザ
ダートへの転向初戦こそサクラトップリアル(→先日3勝クラスで2着)に敗れたが、その後2連勝。前走で負かしたソレルビュレット、ダノンザボルケーノも既に1勝クラスを突破した。休み明けで甘くなりそうなターコイフリンジより展開面でのアドがある。
◆京都9
【予想の方向性】
京都芝はBコース替わりだが、今さら劇的に内がよくなるイメージはない。暫定的に内外フラットとする。近3走に逃げ歴がある馬はおらず、メイショウツヨキあたりが行ってややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎アイサンサン
新馬戦はこの馬含め2-4着馬が次走で勝ち上がり、4着アドマイヤズームはGⅠも勝ったハイレベル戦。2戦目も1:34.3の好タイムで、2着モンテシートはその後ジュニアC3着を経て1勝クラスを勝った。前走は出遅れた上に「泥の塊が顔面に直撃」で戦意喪失したらしい。参考外。力を出し切れば勝つ。単勝。
◆東京9
【予想の方向性】
東京芝はやや内有利とする。ただ、このレースは見るからに逃げ馬がいなくてスローペース濃厚。枠順どうこうよりも前を狙う。
◎エセルフリーダ
2走前は1000m通過63.3秒、レース上がり10.8-11.2で逃げ馬にまんまとやられた2着。前走は序盤ゆっくりとはいえ後半7F82.1秒のラップが優秀で、3-5着馬のその後を見てもレースレベルが高かった。これも単勝。
◆京都10
【予想の方向性】
パワーホールの単騎逃げ。他はみんな前走初角7番手以下というメンバー構成でスローペース濃厚。前を狙う。
◎セブンマジシャン
3勝クラスでも5度の馬券圏内があり、現級での地力上位は今さら説明することもない。前走は五分のスタートを切ったが控えてあれよあれよとほぼ最後方。開幕週のイン前決着に4角6車線目をぶん回して上がり最速4着というお粗末な立ち回りに。まともに出て先行すれば。
◯シェイクユアハート
勝ち切れないが直近8戦連続の馬券絡み、5連続の2着。マーメイドS2着エーデルブルーメや日経新春杯3着マイネルエンペラーとの接戦歴もあり、能力は頭ひとつ抜けている。今回のメンツなら相対的に先行力がある方で、パワーホールの後ろあたりをとれるのでは。
◆東京10
【予想の方向性】
ハナにこだわるタイプは不在で、おそらくケイアイメープルかストレングスが逃げてコンクイスタが番手か。ミドル~ややスローペース想定。今の馬場なら極端に寄せる必要はないが、どちらかといえば前を狙う。
◎エストレヤデベレン
3走前は差し有利馬場のハイペースを先行して完勝。当時の2-4着、6着馬も現3勝クラスでメンバーレベルが高かった。近2走は5着止まりだが、ロードフォンスやバトゥーキなど後にOPでも好走する馬が相手で仕方ない。しつこく狙う。
◯コンクイスタ
2-3走前はそのロードフォンス、バトゥーキに阻まれたが馬券圏内は確保。前走は1月中京のなかでも特に内有利のバイアスが強い日で、16番枠から外3を回ってのタイム差なし2着は非常に偉い。現級卒業は近い。
◆京都11
【予想の方向性】
前走時初角3番手以内だった馬がセッション、ニホンピロキーフ、ヒルノローザンヌ、ノーブルロジャー、ロジリオンの5頭。それらを制してコンクシェルの逃げになる。ややハイペース想定。差し馬を狙う。
◎アスクコンナモンダ
2走前のキャピタルSはウォーターリヒト(東京新聞杯勝ち)、トロヴァトーレ(ニューイヤーS勝ち)を筆頭に好メンバーが揃い、時計面含め非常にハイレベルだった。そこでの5着には価値があり、今回人気の一角・サンライズロナウドには先着した。京都金杯は立腹案件。内有利馬場の内枠から外を回って0.3秒差の4着同着。1-3着いずれも3~4角で最内を回った馬が占めており、トラックバイアスに逆行したのが敗因。リステッドなら能力上位。巻き返せる。
◯ニホンピロキーフ
未勝利勝ち以降は直線平坦コースでしか馬券に絡んでいない平坦専用馬。また母ニホンピロアンバーは現役時代1400m以下で活躍した馬でもあり、この馬も最近はマイル以下の方がいい走りをする。京都マイルではマイラーズCでソウルラッシュ、セリフォスの3着。マイルCSはテン3F33秒台のハイペースを先行して8着と内容が濃い。ベストのコース、リステッドで56キロなら。
◆東京11
【予想の方向性】
ミラーダカリエンテ、ロートホルンあたりが逃げ候補。ただ、前者は逃げた時も3F35秒台後半、後者は1800mからの短縮。そこまで速くなる感じはしない。中~内枠の先行馬を狙う。
◎ティラトーレ
レコード決着のハイレベル戦・ひいらぎ賞にて、ハイペースの外4を回って0.6秒差4着。フェアリーSも前半3F34.1秒のハイペースを先行してよく頑張っているが、勝ち馬の時計が優秀すぎた。前走は逆に前後半36.7-33.6のどヌルいペースで逃げ馬を放置して差し損ね。近走はいずれも展開に恵まれない中で結果を残している。相手は揃ったがこの馬も強い。
◯ショウナンザナドゥ
アルテミスSはスローペースの行った行ったに上がり33.2秒で差して3着。キレ味比べが得意なタイプではないと思うが、能力で対応した。阪神JFはCコース最終週かつ前半3F34.2秒で差し優勢の決着となる中を前で粘り4着。負けて強しの競馬だった。枠なりにインの好位を確保できれば。
それにしても素晴らしいメンバー。今世代屈指のハイレベル戦になることは間違いない。ロートホルンは前走の勝ち時計が同週東スポ杯より0.9秒速かった。それでいてラストも11.6-11.6と減速していない。いい馬。
エンブロイダリーも2走前は出遅れて大失敗しただけ。前走はラスト11.0-11.0のラップを差し切っていて、これも能力を感じる。ただゲートが上手ではないので、この頭数の中枠奇数だと位置は悪くなりそう。
マディソンガールの新馬戦はラップがえげつない。ラスト11.1-11.1-10.9。しかも残り200ではまだショウヘイが先頭なので、止まっていない相手をおそらく10.8か10.7くらいで差した計算。恐ろしい。突き抜けても不思議はない。まあ重箱の隅をつつくようだが、最終追切の坂路が減速ラップなもので折り合い面は少し気になる。
コートアリシアンも新馬戦の後半5F57.7秒で大絶賛した馬。阪神JFが案外だったけれど、あれは当日メンコ着用が裏目だったのではないかと。2戦目まで暴走気味に引っかかっていた馬が、前走は逆に進んでいかなかった。本来の能力はあんなもんじゃない。うーん、いい馬がたくさんだ。楽しみ。
◆京都12
【予想の方向性】
京都ダートは内外フラットとする。初ダのジンセイ次第だが、ジョータルマエのハナをあえて叩きに行く馬もおらず、ミドル~ややスローペース想定。前につけられる馬を狙う。
◎ダノンフロイデ
ダノンレジェンドの半弟で父キングカメハメハとダートをこなす下地はある。というか実際1勝クラスはダートで2馬身差勝ち、現級で対ショウナンライシンの0.6秒差がある。前走は雨馬場の中京で外々を回り続けたもの。着順や着差ほど悪い負け方ではなかった。良馬場1900mの外枠なら前回よりは競馬がしやすくなる。
◯ホルトバージ
3走前にルシュヴァルドール(→先日3勝クラスで3着)と対戦して2着。自身も1:51.9の好タイムで走った。前走は中京ダートで外を回りすぎたのが全て。