船橋8、船橋10、船橋11、船橋12
※買い目は基本的に◎の単勝と◎－◯のワイド
木曜は4打数2安打で快勝。アメリカンシードありがとう。単騎逃げが叶えばどこかで穴開けるんじゃないかと密かに温めてた。お金にできてよかった。メインのガバナビリティーは強いね。「笠野を男にする馬」。来年の楽しみがひとつできた。
さて。大変名残惜しいのですが、ついにこの日が来てしまいました。森泰斗騎手の現役ラストデー。思えばわたしの南関競馬人生は常にリーディングジョッキー・森泰斗とともにあった。
初めて大井競馬場のゲートをくぐった「あの日」を起点に考えると、左海さんが亡くなって、中野省吾は海外に行き、坂井と酒井と繁田と真島は調教師に転身し、帝王は開店休業状態。紛れもなく名手だった■川はあの仕上がりになっちゃった。そして明日、森さんが引退する。時代はゆっくりと、しかし着実に進んでいる。
いや。感慨にふけるのは後。まずはこの日を見届けることに集中しますか。
【予想の方向性】
馬場は内外ほぼフラットで若干前残り。レベルフォー、リコシェの2頭を制して900mでも先行できるノアヴィグラスが行けば前の2～3頭は速くなる。ただ、残る6頭は差し追い込み型で、4番手以下実質スロー想定。馬群の前目につけられる馬を狙う。
◎クルマトラサン
新馬戦は2歳8月の身で1:00.4をマークし大差勝ち。その後地力でマイルまでこなしたが、内容は完全に短距離馬。1200mがベストだろう。前走は半年の休み明けで、ほぼレースに参加しない位置で回ってきただけ。それでも画面外から上がり最速で追い込んでいた。叩き2戦目で戦意が戻れば。
◯ザイデルバスト
船橋1200mでは【4-1-1-0】と崩れ知らず。8月にマークした1:12.5の時計も優秀だし、2走前は好メンバー集結のベゴニアスプリントを勝った。今の充実ぶりならA2でも全くヒケをとらない。
【予想の方向性】
気性的にハナ必須のヨルノテイオーが枠なりに逃げ。シルバービスケッツが外2について隊列はすんなり。ミドル～ややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎シルバービスケッツ
船橋転入以降【6-1-0-0】。唯一先着を許したのも現B1キタサンエルピスであった。前走は4か月の休み明けでも労せずヨルノテイオーの2番手につき、直線抜け出して完勝。前後半50.3-53.6のやや速い流れで2-3着に追い込み台頭の展開を思えば、着差以上の価値がある。ここも連勝を伸ばす。
◯スイフトランナー
昨年の10月にB1B2勝ちの実績あり。前走は10ヶ月ぶりの実戦かつ去勢明け初戦という難しい条件ながら5着と善戦した。叩いた上積みと鞍上強化で浮上する。
【予想の方向性】
前走で先行していた馬がスリアンヴォス、グリーンダイヤル、ロンリープラネット、ホシノスナ、タカラライナーとやや多いが、スリアンヴォスは600m短縮、ホシノスナは前走逃げ裏目で大敗の経緯から無理には出さない。ミドル～ややスローペース想定。馬場も加味してある程度前につけられる馬を狙う。
◎タカラライナー
船橋転入から8連勝でクラスを駆け上がった素質馬。2走前は出遅れて砂を被る形に対応できず連勝ストップ、前走は前後半49.4-54.3のハイペースを早め先頭に立って追い込みに屈したもの。どちらも負け方がいい。休み明けがどうかだけ。森泰斗ラスト本命。
◯グレートフリオーソ
JRAから門別に移籍して快進撃がスタート。門別→船橋→門別と16戦連続連対を果たした。春に船橋で現B3のオキサパンパやクルベリを破っており、クラス的には問題ない。ここ2戦は距離が長かったか。マイルで反撃。
【予想の方向性】
極めて前が手薄なメンバー。何が行くかも読めないが、おそらくアラッキーフェイスの単騎逃げになるか。スローペース想定。前を狙う。
◎ベルガラス
ゲートが安定しないが、最低限出た3走前は1800mでも先団につけており、この距離で外枠偶数なら位置をとれる公算はある。2走前は休み明け5着で及第点。前走はペースの割に前4頭と他が離れすぎて、後方勢は総じて失敗。この馬も2周目4角を出るまでイン後方で待たされ、最後は猛然と追い上げたが大遅刻。もったいなかった。好位につければ勝てる。
◯ラップランド
2000m以上では【2-1-2-2】の好成績。3,5走前は距離不足と片付けていいだろう。2走前は勝ったアルアインオアシス（次走B2B3勝ち）こそ別格として、それ以外もおおむねスロー前残りの展開に唯一後方から差を詰めていた。あとまあ、森さん最終騎乗でこれだけスロー濃厚の構成なら勝負になるポジションで運んでくるかなと。そういう読みも込みで。