参加予定レース
阪神2、中京8、阪神9、中山10、阪神10、中京11、中山11、阪神11、阪神12
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
土曜は9打数1安打で中負け。穴目を色々仕込んだが、結局当たったのは中京2歳Sの堅いワイド一撃。安いんだけど、最も自信があったレースなのでまあまあ厚く買い、かろうじて大炎上は回避した……といった戦果でした。
それにしても今月ここまで悪すぎる。これじゃあ年越せないよ。謙虚に受け止めて研究します。
◆阪神2
◎ニエキヤ
前走はテン3Fを34.1秒と飛ばし、その後12.4-12.2-12.4と落とす歪なラップ。言うなれば序盤にスタミナを消費して、そうまでして作った位置の利をコーナーで放棄し、そこからラスト直線勝負を挑んでいる感じ。そりゃ差しが有利になる。逃げ方としては最悪に近い。
このとき2番手から5着したエマロアが次走2着、3番手から2着したウインディオーネが次走勝ち切っている。となればニエキヤも見直したい。
◯エコテーラー
徐々にレース内容が良化。前走は1000m通過62.0秒、レース上がり34.1秒のスロー前残りに泣いたが、上がり最速で追い込んではいた。外回りに替わるのはよさそうで、そろそろ。
◆中京8
◎デッドリー
2走前1.58.9のレコードVが示す通り能力は高いが、気性が前向きすぎる。前走は完全に暴走だった。マイルへの短縮は大歓迎。中京マイルはコース形態からして基本的に内枠有利。内枠勢のなかでは頭一つ抜けている。これは単勝で。
◆阪神9
◎メイショウイジゲン
地方で3勝を挙げており、もともとダートをこなせる下地はある。久々のダート戦となった前走は馬群の中からジリジリと脚を伸ばして6着。今回再戦で人気のロードラディウスとは0.2秒差であり、展開ひとつで逆転の余地はある。出脚が遅いので、外枠の方が競馬はしやすい。
◯フラップシグナス
2走前は相手がメタマックス、前走は外枠からイン後方に潜るも前が遠く、の2着。能力は明らかに上位なので、紛れのない条件を使った方がシンプルにいいと思う。少頭数の阪神で外枠なら圏内にはいるでしょう。
◆中山10
◎イチネンエーグミ
2走前は1000m通過推定59.1秒のハイ逃げでさすがに止まり、前走はイン有利な馬場で外4を回っての敗戦だった。距離は気持ち長いが、無理ないペースの単騎逃げなら残り目あっても。
◯レッドラパルマ
近3走はいずれも外々を回ったのが響いた。1700mだとより前進気勢があって引き出しの多い馬に見劣るので、1800mがベターな印象。
◆阪神10
◎リヴェール
やや展開に恵まれて2勝クラスを勝ってしまったので現級だと力量的にキツい説はある。とはいえ、ここ最近は出遅ればかりでまともな競馬をほぼしていないし、2走前は上がり最速だった。ゲート練習を十分に積み、ベスト条件の阪神芝1400mで内枠、得意な冬場、軽ハンデ。これだけお膳立てが整えば少し摘まんでみたくなるのが人情というもの。ゲートが全て。いいか、絶対出遅れるなよ?(フリ)
◯ダノンティンパニー
体質の弱さで無理使いはできないが、2走前にはルージュスティリアとハナ差、セルバーグに先着した競馬がある。ハンデや枠の分を差し引いても、3勝クラスで足踏みするような器とも思えず。
◆中京11
◎クインズメリッサ
最近は多少改善されてきたが、本質的には砂を被らず伸び伸び走らせた方がいいタイプ。これまで「逃げか2桁馬番」で【3-0-3-1】と素晴らしい成績を残してきた。近4走はいずれも内枠。前走は出遅れて4角かなり迂回しながらの7着。差せる展開になってくれれば一発ある。
◯ジレトール
揉まれ△で内枠だと多少無理してでも行くしかない。前走はその分で差されたようなもの。2~3走前、5走前はハイペースを先行しての敗戦。見た目の戦績以上に地力はあると思う。
◆中山11
◎ショウナンマグマ
折り合いが難しい、左回りが苦手という二つの弱点を抱えた馬。ただ右回り1周競馬の芝1800mに限ると【2-1-0-1】で、負けたのはラジニケ2着と中山記念0.3秒差7着。この条件はなかなか走る。2走前ダート、前走は1000m通過57.6秒の暴走で馬柱を汚してここへ。妙味あり。
◯サンストックトン
近走崩れたのはいずれも縦長馬群の後方から運び、直線に向いた時点でそもそも射程圏外だったもの。前走なんか特に、勝つには重馬場で上がり32.6秒が必要だったからね。今開催の中山は内回りに関してはそこそこ差しが届く。間に合う。
◆阪神11 朝日杯FS
◎タガノエルピーダ
5番人気て。オッズ見て既にかなり購買意欲は失せてるが、こちら本命で行きます。
新馬戦がタイム、上がりともに優秀で、同コースの2歳戦で言うとミッキーアイルやラヴズオンリーユーが比較対象になるような勝ちっぷり。2着クランフォードも次走で楽勝だった。阪神移転後の朝日杯FSはとにかく末脚に長けた馬がシンプル好走するレースになっているのだが、今年は33秒台の上がりを使って勝ってきた馬が少ない。チャンスだと思う。が、重ねて言うけれど5番人気はさすがに。戦意喪失。
◯ダノンマッキンリー
人気馬の中で「溜めてキレる馬」ならこの馬だろう。新馬戦はハイペースをかかりながらの先行で押し切り。2着以下もほとんどが次走で着順を上げているように、レースレベルも高かった。秋明菊賞で差す形を教え込んだのも好感。乱暴な仮定だが、もう1ハロンを仮に12.2秒で乗り切れたとしたら同日マイルCSのシュネルマイスターやセリフォスと同じ時計なわけで、時計的な価値も高い。
その他の馬の評価は動画で話しましたので、よければどうぞ。簡単に書くとジャンタルマンタルもシュトラウスも阪神の速い上がりに対応できるかが懸念点。もちろんシュトラウスは気性面と枠もね。
セットアップを厳しめに評価したけど、これそもそも人気しないんだねえ。最近のGⅠはオッズの付き方が玄人すぎる。
◆阪神12
◎サトノルフィアン
一度だけ使ったダ1400mは現3勝クラスのレッドラマンシュらを破って勝利。近3走はマイルで手応えよく回ってきた割にもうひと踏ん張り効かないレースが続いており、この1ハロン短縮はマッチしそう。
◯エンペラーワケア
テン33.8秒で突っ込んだ2走前はさすがに負けたが、前走は2番手から上がり最速、ラスト12.1-12.0の加速ラップを踏んでの4馬身差勝ち。揉まれると若干怪しいのだが、外枠でこの並びなら大丈夫だろう。