※買い目は基本的に◎の単勝と◎-◯のワイド
金曜は4打数ノーヒット。今開催はランチ1食くらいのプラスに後退して終わった。なんだか変な馬場。ヒテンとモニュメントキングがあれだけやり合っても前で決まるし、メインもあの形でマサノがセイウンハルカニを差せない。ローゼシュティアとローアヴァンフレアはまた次走注目馬リスト入り。デュアルロンド1番人気はやりすぎ。
明日から勝負の3日間開催。粘り強く戦い抜きましょう。
【予想の方向性】
中山ダートは先週日曜の傾向からフラット~やや外有利と推定。エルバステラと初ダのヴォンフレくらいしか先行型がおらずスローペース想定。中~外枠の先行馬を狙いたいが、外目の枠は総じて差し馬なので脚質に目を瞑る。
◎ダカラフェスティヴ
前走時、12月21日の中山ダートは極度の前残り馬場。4角5番手以下の馬が【0-1-1-61】と差しが全く届かなかった。そんな馬場でほぼ最後方から上がり最速4着には額面以上の価値がある。単勝をつまむ。
【予想の方向性】
中京芝は先週内有利だったが、日曜に雨の中でやったため傾向はズレる可能性あり。暫定的に内外フラットとしておく。テーオーコンドル、サダムオプシス、パワーホールが逃げ候補だが、いずれも無理にハナというタイプではなくミドル~ややスローペース想定。ただ、先行勢にピンと来る馬がいない。シンプルに能力重視で。
◎ブエナオンダ
4走前はスローペースを上がり32.9秒で遅刻。2走前はスタート後に接触する不利があり、直線は詰まって踏んだり蹴ったりの0.3秒差。前走も逃げ→イン溜め→外2の決着に対し大外を回し続けて0.3秒差4着。負けて強しの競馬が続いている。まともに立ち回ればこのクラスは勝てる。
◯ランスオブクイーン
ハイペースで先行不利だったオークスを前受けで小差5着。秋は振るわなかったが、夕月特別は内有利馬場で外を回しすぎたし、後にアルゼンチン共和国杯で3着に入るタイセイフェリーク相手の0.0秒差。前走もよどみない流れで4車線目走行のロスが多かった。自己条件に戻って。
【予想の方向性】
アレスグート、ピーコ、アメージングが逃げ候補。ほか下級を先行策で勝ち上がった馬が集まり、ミドル~ややハイペース想定。中~外枠の差し馬を狙う。
◎シャイニーシップ
中山では2戦して1着3着。2走前はマイルが合わず展開も向かず。前走は残り800mからステッキを入れて動き、さすがに仕掛けが早かった3着。長く脚を使えるのでタフな凍結防止剤ダートへの適性はありそう。バタバタの我慢比べになれば相対的に伸びる。
◯ルクソールカフェ
カフェファラオの全弟。2走前は後続を9馬身離すマッチレースに敗れたが、前走は同日カトレアSより0.6秒速いタイム、ラスト11.7-11.7を叩き出した。ズブいタイプで距離が延びる分には対応可能。鞍上も頼もしい。
スナッピードレッサは前走どん詰まり4着。人気になるのは当然だが、東京ダ1400mでスパっと切れるような馬がタフ中山ダ1800mに合うのか疑問は残る。
【予想の方向性】
中京ダートはフラット~やや内有利とする。ハッキリした逃げ馬はいないが、モモンウールー、テーオールビー、タマモプルメリア、ミヤジレガリアなど好位で運びたい馬が多い。ダブルハートボンドがこの枠で坂井ならスピードにモノを言わせて行くかも。ミドル~ややハイペース想定。中~内枠、中団あたりから差せる馬を狙う。
◎カテリーナ
母フェリーチェレガロは名古屋と笠松で各1勝、JRAのダートで3勝を挙げた馬。半兄にはダート3勝クラスを勝ったラヴィータエベラもおり、血統的にはダートでやれる下地がある。芝だとワンペースで頭打ちの感があり、初ダの今回で狙う。
◯ダブルハートボンド
デビューから2戦どちらも圧勝。特に前走は同日ムルソー(現OP)より0.4秒速い驚異のタイムだった。このクラスの牝限に混ぜたら反則レベル。骨折明けと16番枠という減点材料はあるが、それでも軽視はできない。
【予想の方向性】
内からメイショウテンスイが主張するが、芝発走を利してピースオブエイト、アドバンスファラオら外枠勢が主導する。何が何でもハナという馬はおらずミドル~ややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎アドバンスファラオ
たびたび書いている通り本邦のアメリカンファラオ産駒は狙い時が単純明快。「ダートの外枠」と「大敗直後」。揉まれずに気分良く行けばめっぽう強いし、逆に自分の形にならないと全く力を出さない。よって「力を出さず大敗→揉まれず先行」に替わるタイミングこそ妙味がある。
3走前は同コースでテイエムリステットとのマッチレースを制した。この時の勝ち時計1:21.7は現中京 ダ1400mの条件戦としては史上最速だった。前走はスタートで躓いて終わり。大外枠替わりで先行すれば一変する。
◯フリームファクシ
芝時代から合算して左回り【3-2-2-2】、右回り【1-0-0-6】。前走は右回り1周のコースが合わなかった。コールドムーンSの圧勝は相手関係に恵まれた部分もあるが、勝ち時計1:22.9、ラスト12.3-12.0の加速ラップは優秀。2連続の中1週でダメージがなければ。
【予想の方向性】
中山芝はCコース替わり。暫定的にやや内有利と想定する。今回もイヤサカが単騎逃げで、それを崩しに行く馬もいない。スローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎ファンタジア
2走前は格上挑戦かつ距離も合わずノーカウント。前走は休み明け+14キロ、直線で若干捌きにくい場面もありながら0.3秒差なら及第点といえる。レイチェル・キング@芝はJRA通算で複勝率42.1%、単回118%、複回141%。この人は本当に上手い。
◯ホーエリート
オークスは外から早めに動いたのが裏目。紫苑Sは超高速イン有利決着で外枠が響いた。速い脚がない持続力型で中山芝2200mはいかにもマッチする。イヤサカの後ろを確保して後は抜け出すだけ。
【予想の方向性】
初角までが近い中京芝1600mは多頭数になると反則的に内枠が有利。逃げ経験馬が大外のウインマスカレードしかおらず、それもダートでのもの。スローペース想定。内枠の先行馬を狙う。
◎キントラダンサー
新馬戦は後続を7馬身離した2着。2走前は前後半36.4-34.3のスローペースで前に残られ、前走は逆に前後半34.9-36.1のやや速い流れで後方待機勢2頭の強襲にあった。いずれも勝ち上がり目前の内容で走っている。好枠とポジション意識の高い鞍上で決める。単勝。
【予想の方向性】
逃げ馬不在でユキノロイヤル、ウインレイアー、ノーダブルディップ、ラッジオのどれかがハナか。いずれにせよ大きな競り合いはなくスローペース想定。前を狙う。
◎ラッジオ
逃げたときは2戦2勝。マイルならほぼ馬なりで先行するスピードがある反面、2-3走前の1800~2000mは少し長かった。前走はスワンS当日でインが死んでおり、最内枠からの0.5秒差は悪くない。逃げてください。お願いします。
◯ウインレイアー
中山マイルは【1-2-2-1】と相性抜群。2走前は距離が長く、前走は外有利馬場のハイペースをイン先行の不利な形から2着と好内容だった。
ユキノロイヤルも前走は休み明け+10キロかつ直線はどんどん伸びないインに押し込まれて苦しい5着だった。ツルマウカタチを嫌って1,2,6,10かなというレース。