※買い目は基本的に◎-◯のワイド
土曜は8打数1安打でやや負け。シャイニーシップとルクソールカフェのワイドでポンとリードしたが、そこから後続がなかった。アドバンスファラオもキツいペースで見せ場作って頑張ってたけどね。
紆余曲折を経て、明日から原点の「ワイド1点買い」に戻します。理由はいくつかあって、
・わたしの推奨馬は何故か昔から単回収率<複回収率になる傾向で、しばらく単勝を買ってみたけどメリットがなかった
・昨年GⅠも結局「ワイド1点買い」を貫いた方が回収率も高かった
・週中に紹介した「底上げ」という考え方との相性の問題
・「3着でOK」という心持ちの方が思い切った印を打てそう
このあたり。具体的には浦和初日フューリアスとか前述のシャイニーシップとか、単勝に予算割いた分をもったいなく感じたのが主要因です。今年はもう最後までコレで突っ走りたい。
【予想の方向性】
中山ダートはフラット~やや外有利。内からラッキーガブリエルが主張するが、千直を使ってきたラクサパーナが速い。外からバルサミコ、モダンフリンジ、ドナレアあたりも続いてミドル~ややハイペース想定。今の馬場なら多少速くなるだけで差しが届くと思う。差し馬を狙う。
◎バロン
2走前は内を通った馬が1-4着を占める決着で大外枠から外々を回って差し6着。前走時の中山ダートは恐ろしく差しが利かない馬場で、しかも前半34.7秒のスローペース。なおかつ道中4番手以下は先頭から0.7秒離れて追走しており、差し勢は全くのノーチャンスだった。4角11番手からの5着は結構強い。
◯マケズギライ
こちらも前走バロンと同じレースに出走し、前を放置しすぎて差し届かなかった1頭。これまで崩れたのはほぼ休み明けか道悪で、良馬場の中2週以下では【1-2-1-1】。牝限に替わるのも好材料。
【予想の方向性】
中京ダートは内外フラット。3歳ダートの短距離戦ながら前走逃げていた馬が1頭もおらず、この条件にしては速くならないか。前目につけられる馬を狙う。
◎テーオーエルビス
未勝利勝ちの1:11.6は同日3勝クラスと0.2秒差に迫る優秀なタイム。そこから400m延長で東京替わりという厳しい条件でカトレアSに出走し、道中だいぶ引っかかりながら先行して3着に残した。前後半46.7-49.7のハイペースで1-6着はこの馬を除いて道中8番手以下が独占しており、展開不利のなかで強い競馬だった。短縮で鉄板。
◯ヘニーガイスト
新馬戦は大外枠ながら砂を被せる経験もし、ラスト11.3-11.7で突き抜けて8馬身差V。勝ち時計1:23.8は同日3勝クラスと0.6秒差でこちらも優秀。テーオーエルビスとの一騎打ちと見る。多分ワイドは全然つかないので馬連かな。
【予想の方向性】
逃げ馬不在でテイエムシニスターかジョウショーパワーあたりが行くか。スローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎シュプリンガー
典型的な砂被りNG馬。8枠を引いた4-5走前はある程度好位で競馬ができていた。2走前は大外ぶん回しでロスが大きすぎたが直線はそこそこ伸びていたし、前走も勝ち馬が千切った陰で2着からは0.4秒差と大きく負けていない。先行すれば一発あっていい。
◯ミッキークレスト
1勝クラスを勝った時のタイムは翌日の3勝クラスより速かった。レパードSは5着ハビレ、6着ピュアキアンがその後3勝クラスを勝つなどレベルが高く、その3着馬を2勝クラスに混ぜたら力が全然違う。
【予想の方向性】
中山芝は土曜4鞍のみで判断が難しいが、Cコース替わりの割に内のよさをさほど感じなかった。内外フラットと考える。マイネルオーシャン、オウケンボルト、メタルスパークが逃げ候補で、自ら動いていけるダイシンアポロン、ディマイザキッド、ハイラントなどもいて早仕掛けの競馬になりそう。差し馬を狙う。
◎アバンデル
春は後方から33秒台の上がりを使って遅刻という負けを繰り返したが、石橋騎手の降板以降は成績上昇。2走前はスローと見てマクるも、結果的には残り1400mから11.7-11.8-11.8と踏むラップがキツすぎての敗戦。前走はスティンガーグラスの勝ち時計2:32.2が同日有馬記念の5着相当というハイレベルなレースだった。
◯ディマイザキッド
共同通信杯でジャスティンミラノ、ジャンタルマンタルを上回る上がり最速32.5秒を繰り出した。前走オリエンタル賞は3歳の好素材が勢ぞろいして、同日3勝クラス(タッチウッド)より速い決着。これもレースレベルはかなり高かったと見る。中山実績もある。
【予想の方向性】
これも逃げ馬不在。リチュアル、ミファヴォリート、アクションプランあたりがハナ候補だが、いずれも遮二無二飛ばすタイプではなくスローペース想定。中~外枠の先行馬を狙う。
◎アクションプラン
ダートでの戦績は馬番1~5番で【1-1-0-4】、6番から外で【3-2-5-0】。揉まれずに行けた時のパフォーマンスが高い。4走前は道中後ろにいた馬が8着まで占める展開を唯一前で残したタイム差なし3着。3走前はスタート直後と1コーナーで躓く場面がありながら3着。2走前は内枠が合わず、前走は1000m通過61.6秒かつL5に11.8が入るキツい先行で3着に踏ん張った。当時の2着馬サンデーファンデーは次走ベテルギウスSを勝っており、レースレベルも高い。再び外枠をゲットし展開利も見込める。
ハビレは京浜盃の頃から書いているが、本質的に1800mはギリギリだと思っている。前走はインが死んだ馬場を外差しに回ってバイアス恩恵大。疑ってかかる。
アッシュルバニパルはとてもいい馬だが気性の難しさがある。キックバックがダメで形を選ぶし、初の中山で初の1800m、OP入り初戦で1番人気はどうか。この2頭を嫌えそうなこともあり、アクションの単勝がオイシイんじゃないかと思う。
【予想の方向性】
中京芝は内外フラット。これも明確な逃げ馬はいないが、内からバルサムノート、騎手のキャラ的にグランテストも行く可能性がある。とはいえ前走7番手以下の馬が12頭という構成でハイペースは考えにくい。前を狙う。
◎バルサムノート
右回りだとモタれてまともに走れず、今は左回り専用。前走は相手強い、右回り苦手、ハイペース、イン死馬場の内ラチ走行という四重苦。中京替わり短縮でポンと行けば。ちょっと露骨すぎて人気してるな。
◯ソンシ
加速ラップで突き抜けた3勝クラスは強いの一言。前走は前後半34.6-33.9のスローペースに加えて勝負どころでフタをされて仕掛け遅れたのも痛かった。力はあるので改めて。
【予想の方向性】
前走で逃げてきた馬が6頭集まり、特にニシノラヴァンダとミラーダカリエンテは枠の不利を消すために主張する。テンに流れてややハイペース想定。差しに回せる馬を狙う。ただし「差し」といっても東京のような“切れ味勝負”とは質が異なることに注意。
◎ルージュミレネール
新馬戦はソダシのレコードを更新して話題になったキングスコール戦。勝ち馬は故障休養中だが、2着テリオスララがその後萩Sを勝って阪神JFでも3着に入っている。この馬はテリオスから0.2秒差4着。のちのGⅠ・3着馬とこの着差で走れれば十分偉い。
2戦目は1000m通過62.8秒からラスト11.3-11.2で差し勢ノーチャンス。前走は外枠から一気にハナを奪い、残り1000mから11.7-12.0-11.8と踏むキツいラップで押し切った。力はある。短縮もどちらかといえばプラスに働きそうなレースぶり。人気はないが諸々噛み合えば面白い。
◯ティラトーレ
デビュー戦は前後半37.1-34.0のドスロー先行勝ちで特段目立つ内容ではないが、2戦目はレコード決着&超ハイレベルなひいらぎ賞で4着。勝ち馬デンクマールはもちろん、2着イミグラントソングも未勝利戦がかなり強かった馬で、この組の優秀さは強調したい。1:33.0の走破時計は同日ターコイズSより0.2秒速かった。道中11秒台が連発する流れで外4の負荷があった点も含め、人気サイドで最も買いたいのはコレ。
3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。さすがに人気馬受難のレースだけあって今年も難解。エストゥペンダをPOGで持ってるんですよね。ドサクサに紛れて勝ってしまってもいいぞ。
【予想の方向性】
ペイシャカレンの単騎逃げか。ターニングアップ、サンレイマリーが競りかけず番手でペースは落ち着く。中~外枠の先行馬を狙う。
◎デュードメール
3走前からブリンカーを着用して先行できるようになったが、前走は最内枠が響いて14番手から。それでも馬群を捌いて0.3秒差まで詰めた。大外枠替わりの今回は芝発走を生かしてポジションをとりに行ける。前々で運べば。
◯ニットウバジル
勝ち切れないが現級で6度の馬券絡みがあり、地力上位は明白。中山ダ1200mでは【1-4-1-0】と崩れていない。競馬の形も問わないので安定感バツグン。素直に。