Categories: 中央競馬予想

【中央競馬】京都金杯、中山金杯2025と当日他レースの予想

1月5日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

『競馬ナイト+』2025年1月号発売中
両金杯含む重賞データ、中京芝1600mの攻略法も載ってます!

※買い目は基本的に◎の単勝と◎-◯のワイド

土曜は3打数1安打で負け。的中といってもホッコーソムニウムの単だけだしな。どうもパッとしない。ナショナルモールはポジションがとれなかったなりにイン溜めで悪くなかったのに、マクって外4を回って沈没というね。近々また馬券を買うことになりそう。

今年もJRAとの格闘が始まる金杯デー。何事も最初が肝心。シュアに行きましょう。

◆中京7

【予想の方向性】
中京芝は暫定的にフラット~やや内有利とする。積極的に逃げたい馬がおらず、おそらく今回もバルティカがハナ。ただでさえスローになりやすい形状の中京芝2000mで少頭数。ペースは上がらない。前を狙う。

◎バルティカ
勝ったレースは重馬場、1000m通過67.3秒の逃げ切りで参考にならないが、紫菊賞は阪神JF2着馬ビップデイジーから0.4秒差とそれなりに勝負できた。ワンペースなタイプで、負けた2回はバテたのではなくキレ負け。ペースメイク次第でもっと走れる。

◯デルアヴァー
ホープフルSで本命を打ったようにポテンシャルを高く評価している。福島での新馬戦はラスト11.4を豪快に差し切り、東スポ杯はドスローで展開向かず、ホープフルSもスローのイン前競馬で全てが向かなかった。現状は不器用なので少頭数は歓迎。改めて力を見せてほしい。

◆中山9

【予想の方向性】
中山ダートは内外ほぼフラットとする。引き続きピュアキアンがハナ主張。ただ、出ムチ特攻で玉砕した前走よりは抑制的に入るだろう。ある程度前につけられる馬を狙う。

◎ピュアキアン
2走前の東京ダ2100m戦が強い。マクりに呼応して残り6Fから12.1-12.0-12.4と踏むかなり早仕掛けのラップを作りながら押し切った。2着キャネルも実力馬だし、3着サトノトルネードは次走3着、4着ゴールドアローンが次走Vなど相手も揃っていた。

北総S当日の中山ダートはイン死。逃げ馬の馬券絡みがほとんどない日で、出ムチまで入れて1000m通過61.2秒ではさすがに潰れる。むしろよく掲示板に粘った。人気を落として再度逃げれば。

◯ロジアデレード
同じく北総Sで前に行った組。1着ハビレ(通過順15-15-13-10)と2着マンマリアーレ(8-9-8-10)の差し決着を2番手から運んで3着なら負けて強し。最近は先行策が多いが、控えても競馬はできる。

◆中京10

【予想の方向性】
中京ダートは暫定的にフラット~やや内有利とする。何が何でもという逃げ馬はいないがスマートアイ、ライジン、ペプチドタイガー、アイファーシアトル、サウンドアレグリアと人気どころは総じて前。ミドル~ややハイペース想定。中~内枠で差しに回せる馬を狙う。

◎ライジン
1年以上の長期休養を経て復帰2戦目にスターターン(→OPりんくうS2着)と0.4秒差2着。ここ2走はやや速めのペースを先行し、きっちり押し切って連勝した。昇級戦でも相手はほとんど3勝クラス大敗馬か2勝クラスを勝ったばかりの馬。壁はない。

◯タイセイブリリオ
4歳末には現級のダ1200mで2,2,3着。5歳シーズンは馬券に絡めなかったが、1200mの3戦はいずれもハンデ戦でトップタイの57キロを背負いながら0.5秒差、0.7秒差、0.8秒差とそこまで負けていない。久々に定量戦の1200m。内をセコく立ち回ってくれば。

スマートアイはJRA屈指の前残りコース・福島ダ1150mで2勝クラスを勝ち上がり、初風S3着も53キロの恩恵があった。ペプチドタイガーは1200mがどうか。サウンドアレグリアの短縮はいかにも合う。

◆中山10

【予想の方向性】
中山芝はBコース替わりでフラット~やや内有利とする。普通に考えればシンフォーエバーの逃げだが、滅多に逃げない戸崎騎手。先行馬が多い割にそこまで流れない予感もする。中~内枠の先行馬を狙う。

◎ファンダム
新馬戦は京成杯AHと同日のぶっ壊れ高速馬場で数字は眉唾だが、とはいえ1:32.8のラスト11.5-10.8は驚異的。当時の2,3,4,7,8着馬は既に勝ち上がるなどレースレベルが高い。OPでも。

◯ディオデルマーレ
新馬戦は有馬記念当日。直線向かい風のはずだが、ラスト11.7-11.6の加速ラップで前残り2頭を差し切った。初戦は少し進んでいかない面があり、こういうタイプは往々にして一戦使ったことがプラスに出やすい。

◆中京11 京都金杯

【予想の方向性】
中京芝1600mは初角までが近い内枠有利コース。その点も前提として押さえておきたい。おそらくセルバーグがハナ。同馬が溜めるのではなく後続にも脚を使わせたいタイプの逃げ馬で、極端に遅い流れは考えにくい。ミドル~ややハイペース想定。内枠の中位差しを狙う。

◎アスクコンナモンダ
これまでレース上がり34.9秒以下のレースでは【0-1-1-7】、同35.0秒以上で【5-2-1-0】(※ダート除く)という個性持ち。速い上がりを求められると苦しく、同じ左回りマイルでも新潟や東京ではなく中京がいい。

米子Sと関屋記念は上がり勝負と前残りの展開が向かず。前走キャピタルSはレースレベルが高く、0.4秒差5着なら一定の評価が可能。前がある程度流れてくれれば差し込める。

◯セルバーグ
一昨年の中京記念は2-6F目に11.2-11.1-11.3-11.5-11.4と並べるラップで逃げ切り。昨年小倉大賞典も1000m通過57.2秒の逃げを打って3着に残るなど、溜めずに後続のスタミナを削る逃げを打てばしぶとい。2走前はトラックバイアス逆行、前走は距離不足の中でそれぞれ0.5秒差、0.4秒差と善戦した。今回は強力な同型不在で本来やりたい競馬ができる。

3番手以下の印および全頭評価は例によってnoteに記載しました。セルバーグが逃げないor逃げてもドスローだったりしたら前提が崩れる。割と田口貫太頼みの予想で綱渡りの感。上手く乗ってほしいですね。

【京都金杯2025予想・全頭評価付】ベスト舞台で重賞初制覇のチャンス到来!|鈴木ユウヤ
※他レースの予想は以下のブログで公開しています。 競馬ナイト ◆京都金杯予想 【予想の方向性】 内枠◇◆◇◇◇外枠 先行◇◇◆◇◇差し スピ◇◇◆◇◇スタ 開幕週で馬場はフラット~やや内有利と想定する。また中京芝1600mは初角までが近い内...

◆中山11 中山金杯

【予想の方向性】
12~18番がキレイにみんな前走3番手以内。先行型がことごとく外枠に追いやられ、ミドル~ややハイペース想定。ただしBコース初週の18頭立てで深い位置からの追い込みが届くとも思えず、狙いは内枠の中位差し。

◎ショウナンアデイブ
2-3走前は溜めた割にジリジリとしか伸びず、それを受けてか前走は積極策。1000m通過58.8秒のやや速い流れを3番手で追走し、最後は差されそうで差されず粘り切った。しぶとい。やはり魅力はハンデ55キロ。他の人気馬が外枠でロスするのを尻目にイン3~イン5あたりを確保できればアタマまであっていい。

◯クリスマスパレード
中山では3戦3勝。芝で負けた2戦もフローラSは非常に不利な大外14番枠からの0.3秒差4着だし、秋華賞も差し有利な展開を前受けして5着と悪い内容ではない。チェルヴィニアのジャパンC4着、ステレンボッシュの香港ヴァーズ3着からして世代のレベルもまずまず高い。古馬相手でも。

その他人気馬の評価は週中にざっくり書きました。リカンカブールは消し。さすがに去年の中山金杯もオールカマーも展開が上手く行きすぎていてオッズ的に買えない。

◆中京12

【予想の方向性】
逃げ馬不在。そもそも構造上ペースが上がりにくい舞台でもあってスローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎ブリックワーク
3走前はハイペース先行2着、2走前は外差し馬場のハイペース先行負け。前走は前後半45.9-48.3の超ハイペースなのに、映像を観ると4角手前でもう仕掛けている。いくらなんでもキツい。乗り替わってここは決める。オッズ次第だが勝負レース候補。

◯サク
近走は馬券圏内には届いていないものの、脚は使って小差の競馬を続けている。前走は不利な13番枠だったが、今回は1枠2番に替わる。その分で足りる。

◆中山12

【予想の方向性】
徹底逃げの馬はいないが、テンの速さを考えるとシャカシャカシーの逃げ濃厚。前走10番手以下だった馬が9頭とこのコースにしては追い込み型が多く、その分前が手薄。スローペース想定。前を狙う。

◎シャカシャカシー
4走前は1-3-4着に追い込み台頭の決着を逃げて2着。2走前は3着以下に5馬身差を付けた2着。負けたレースも強さが光る。前走は先行から上がり最速の圧勝。ここもすんなり先手濃厚で素直に買う。

◯トウカイファクター
前走はヤングジョッキーズシリーズらしい前後半34.2-39.0のオーバーペース。3番手先行から直線で一時先頭の場面を作り、0.5秒差5着なら(メンバーレベルはともかく)あの中では強い内容で走った。中山ダ1200mは2勝、現級で2度馬券に絡んだベスト舞台。8枠を引きスロー想定。条件は諸々揃った。

鈴木ユウヤ

東大卒競馬ライター。中央競馬、南関東競馬を中心に情報発信している。単勝&ワイド。攻めて勝つ。