参加予定レース
新潟8、東京8、京都10、東京10、新潟11、京都11、東京11、東京12
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
金曜は4打数1安打でトントン。なんとなくピンボケしたまま終わってしまった開催だった。しかしシュアゲイトはなかなか復調に時間がかかるなあ。近2走より兆しは見えたが、良かった頃を思うともう一つ二つ上がってくれないと。
お知らせ。月末ということで『競馬ナイト+』の5月号を鋭意執筆中です。ダービー号に恥じない気合いの入れ方をしているので、発売されたらぜひ500円、ご支援のつもりで購入していただけると幸いでございます。フリーランスとしての腕試しであり、存在証明であり、生命線でもあります。
さてさて、先週なかなか上手くいった中央へ。自分のスタイルを大事にしよう。人気馬1頭に中穴1頭を添えて二塁打を狙う。ここに軸を置いて。
◆新潟8
◎ドナウパール
デビュー以来、道悪かドスロー差し損ね以外で馬券圏内を外していない。そもそも強い。4走前は1000m通過58.7秒のハイペースを先行し、1~2、4着に追い込み台頭の中で3着。3走前は勝ち馬が強かった(グランヴィノス、後に3勝クラス2着)だけ。2走前道悪、前走は前後半36.5-33.9のドスローで届かなかった。いつまでも1勝クラスでモタモタしている器じゃない。晴れるようなのでキッチリ決めよう。大単勝。
◆東京8
◎アニトラ
川崎では余力ありげの逃げ切りで3連勝。JRAでも1勝クラスならやれそうな予感を残して中央に戻って行った。それなりに期待していた前走は芝発走と中山ダ1200m特有の速い流れに全く対応できず、後方で流れ込むだけ。ノーカウントとしたい。
今回はオールダート替わり、距離延長、ブリンカー着用と手を尽くし、位置取りは一気に改善するだろう。他馬はあまり逃げにこだわるタイプもいないので、なんならハナ切れると思う。そうなれば簡単には捕まらない。
◯ジャミーレ
2走前には現級勝ち。その時破ったアロットドリームは既に2勝クラスも突破した。手薄な相手でスローの外枠先行想定。馬としては堅い。焦点はオシェア。こればかりは分からん。
◆京都10
◎メイショウカイト
現級4度の馬券絡みがあり、じっくり溜めればキレる脚が使える。前走は先行するもあっさり下がってしまったが、休み明けが敗因だと思う。というのもこの馬自身、中10週以上空いたレースは11着、15着、11着、8着と全く走らず、好走例は(新馬以外)全て中2週以下という強烈な叩き良化の個性持ち。前走の負けはいい煙幕になる。
今回は叩き2走目で良化が見込めるのに加え、システムリブートやウインバグース、チャーミングアクト、レッドアヴァンティ、シュガーフロートなど先行馬が多いメンバー。展開もハマる。一口に芝1400mといっても内回りの阪神と違って、外回りかつ下り坂で強制的に残り800mからピッチが上がってしまう京都は差し有利。阪神で先行してきた馬が甘くなるところを食え。
◯テラステラ
2走前は外が有利な馬場の最内枠で不発。前走は外枠不利な阪神芝1400mのピンク帽という過酷な条件からよく差してきた。引き続き信頼。
◆東京10
◎アスクドゥポルテ
昨秋にはシェイクユアハートやブレイヴロッカーと互角に走ったレースがあり、能力的にはこのクラスでも通用して不思議ない。2走前は距離が長かった。前走は桜花賞当日の外差し馬場で1~4着、6着を外から伸びた馬が占める競馬を、インからのイン突きで5着なら地味に偉い。
今回は東京芝2000mの内枠に替わる。同じ出脚なら外枠勢より前の位置につけられる。そのあたりの利に期待して。
◯ダノンザタイガー
2走前は重馬場か距離か休み明けか、明確な理由は分からないが大凡走しても仕方ない条件だったので参考外。前走もトップハンデ、初の中山でゲート決まらずという前提を思えば3着確保で及第点といえる。
東京替わり、定量戦替わりは大幅な条件好転で、枠も悪くない。あとはオシェアよ。ヘデントールでも買うからね。デキる男であってくれ。
◆新潟11
◎スノーグレース
ハンデ戦とはいえ現級で対牡馬の2着実績あり。2走前は出遅れから東京マイルの向正面で追い出しを開始し、3~4角延々外でスパートするという、キングスコートが全く日本競馬を理解していなかった11着。前走はスタート躓いて後手を踏みながら0.4秒差まで迫っていた。左回りに替わるのはベターで、ゲートさえ決まればグランストンベリーのイン3がとれそうな枠の並び。チャンスあり。
◯ミファヴォリート
初めてダート1800mを使った前走は好位で手応えよく回ってきたが、直線詰まって無念の6着。スムーズならもう少し上の着順があったはず。こちらも過去実績から左回り歓迎で、2番手がとれる公算も高い。
◆京都11 ユニコーンS
【予想の方向性】
内枠◇◇◇◆◇外枠
先行◇◇◇◇◆差し
スピ◇◇◇◆◇スタ
生まれ変わったユニコーンSは中央競馬屈指の差し有利コース、京都ダ1900mが舞台になった。まして逃げて勝ってきた馬が集まる3歳重賞。追い込み決着を狙う。
◎アラレタバシル
傾向からするとドンピシャなのだが、案外人気がない? 伏竜Sは直線の短い中山、やや雨で湿った馬場、1000m通過63.9秒と差しにくい競馬だったが、それでもタイム差なし2着まで追い込んだ。いい馬。今回は差しやすいコースで先行馬がそろい、そして外枠を引いた。前走とは条件が雲泥の差。
◯ラムジェット
今年はフェブラリーSが低レベルというか、ヒヤシンスSが高レベルというか。タイム差が0.6秒しかなかった。ダートでは5戦して4度の上がり最速。唯一崩れたのはモレイラが強引に急かしすぎてよさを殺したもの。ズブくて距離が延びるのは大歓迎で、こちらも追い込みタイプなのでコースと展開が有利。
ほか、今回の予想とは関係なく、能力評価で言えばマルチャレアル、ミッキーファイト、ムルソーの3頭はかなり買っている。
逆に能力評価はともかく、いかにも今回ハマりそうなのはハーバーライト。旧ユニコーンSもそうだが、この時期のダートは1勝クラスとOPでまたひとつレベル変わる。伏竜S組を差し置いて1勝クラス勝ってきた馬が上位人気を占めるのはどうなんだ。
◆東京11 青葉賞
【予想の方向性】
内枠◇◆◇◇◇外枠
先行◇◇◇◆◇差し
能力◇◆◇◇◇器用
ほとんどの馬にとって未知の2400m、長すぎる東京の直線が相まって、最後まで脚を残していた内差しが間に合う傾向。位置がとれないくらいの馬でちょうどいい。
◎フォスターボンド
未勝利戦は道中2-3番手の馬が粘る競馬に、レース上がりより1.2秒速い末脚で大外一気。ラスト11.6-11.5の加速ラップというおまけつきで、能力の片鱗を見せた。
前走は相手も強かったし、ペースが遅すぎてお話にならず。参考外。ゲートをのったり出るタイプなので距離は延びた方がよく、枠もいいところ。さて何番人気で買えるか。netkeibaの想定通り13番人気なら家建てに行くが。
◯ヘデントール
新馬戦はジャスティンミラノの2着。1000m通過63.1秒でレース上がり33.5秒というラップなので、先行して抜け出したジャスティンミラノより、出遅れから外進出して2着まで来たこの馬の方がなんなら内容は強く見えたくらい。
ここ2走は中山で相変わらずスタートも遅く、並の馬なら負けてもおかしくないような条件を両方とも力任せにクリア。相当強い。東京替わりも距離延長も大歓迎。結果次第でダービーでも用事がある。あとはオシェアがどうなんだという話(3回目)。
◆東京12
◎ガンウルフ
そもそもこのクラスで通用するのかは微妙だが、少なくとも近2走に関しては先行争いで全てを使い果たしており、まるで競馬になっていない。参考外としかいいようがない。まあメリケン系の種牡馬にありがちな、揉まれたら絶対ダメだから行くしかない、という気性なんでしょう。
一転、今回は無理する必要がない少頭数の大外枠に替わり、自分とアトラクティーボ以外はことごとく追い込み馬という構成になった。楽逃げしてくれと言わんばかり。さすがに人気もないだろうから軽くつまんでおきたい。
◯アコークロー