7月3日の大井・船橋競馬予想
『競馬ナイト+』2025年7月号 「偉大なる常識」と高期待値馬の特徴

水曜は3打数1安打(1取消)で勝ち。アウトレンジ、砂被りに耐えてよく頑張った。感動した。これで関東オークス、さきたま杯、帝王賞と交流重賞3連勝で春シーズン締めくくり。我ながらえらい。自画自賛。
関東オークスの◎プラウドフレールは東プリの回顧からだし、さきたま杯と帝王賞は月火のトラックバイアスが前提の予想ですからね。このあたり、中央に軸足を置いている“予想家”の方々に対して、南関ジャンキーとしてのアドが出せたように思う。よかったよかった。
明日からまた大井船橋の2場開催。船橋はどうでしょう。月曜は直線ほんのり外伸びのフレイバーがしたけど、中2日空いて継続してるかどうか。決めつけすぎずに行きたい。
【馬場想定】
大井:フラット~やや内有利
船橋:フラット~やや外有利(仮)
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆船橋9
◎ピーチブロッサム
デビュー4戦4連対で挑んだローレル賞は超ハイペース。前後半50.6-54.5で先行勢はことごとく大敗しており、参考外と片付けていい。レース間隔は空いたが能力試験で好タイムを出してきた。52キロならB3でも好勝負可能。
◯ファンユー
中央1勝クラス3着の実績から南関ならB2~B3通用級。そして今回はB3といっても昇級したばかりの馬や、現級で苦戦中の馬が多いメンバー構成。ここなら一枚上手。
◆大井9
◎グランジュール
前走時にも書いたが、最近はほとんどのレースで馬場に逆行しながら大崩れせずに走っている。見た目の着順よりはるかに偉い馬。前走も休み明けの重め残り、内有利馬場の外を回って0.7秒差5着と内容はまずまず。さすがにそろそろ。
◯マスターオブライフ
3着内を外したのは名古屋の重賞に遠征した1回だけで、それも0.5秒差の4着。前走はネオトキオ(→水曜のB1で2着)とのマッチレースを制し、3着以下には8馬身の差をつけていた。B3なら断然強い。
◆大井10
◎テンドウ
大井への転入初戦は逃げて上がり最速タイ、1:13.1のタイムで圧勝。この時点で同日のB3より0.5秒速い時計をマークした。ビッグアーサー産駒なので1400mは気持ち長いように思うが、それでも3走前はマスターオブライフに先着、2走前はのちにB2を勝つクレールジャックを撃破した。前走は休み明けで+28キロとさすがに重く参考外。叩き2戦目でもう少し絞れていれば。
◯ジェットスピード
非常に高いポテンシャルと致命的なゲート難を抱えている。最近はしばらく五分(厳密には三~四分くらい)のスタートを切れていたのだが、前走は久々にガッツリ失敗した。まともに出れば能力でねじ伏せられる。
◆船橋11
◎シャドウアイル
JRA時代に船橋のB2B3交流2着、1勝クラス勝ちの実績があり、本来このクラスでも勝ち負け可能。出走間隔60日以上で【0-0-0-7】、重不良馬場【0-0-0-6】、7-9月【1-3-1-2】の戦歴で、休み明けから重→不良で2度馬柱を汚し、叩き3走目、夏場に差し掛かって良馬場(だろう)替わりとなる今回は狙い目オブ狙い目。
◯ホシノスナ
前走は転厩効果による覚醒だと思う。2着アルファゼウスもB3では地力が抜けている馬だが、それとの接戦を制し、3着以下は8馬身置き去りにした。昇級になるが、自分以外の先行馬はレオスパークとピヴォタルプレイくらい。展開の援護も見込める。
◆大井11
◎サトノテンペスト
砂を被ると進みが悪くなるタイプで、1400mの外枠からガシガシ押して先行する形なら……とマークしていた。それが大井への転入初戦でいきなり少頭数の大外枠ゲット、笹川騎手と理想的な条件が揃った。しかも54キロ。買うしかない。
◯コンシリエーレ
550キロある巨漢馬で小回りは合わないが、それでも川崎マイラーズはハイペース先行4着と一定の結果を出した。広い大井に替わって条件好転。この2頭だとオッズは渋そうなので、まあ下限2倍切るようなら馬連で。