7月2日の大井競馬予想
『競馬ナイト+』2025年7月号 馬券収支を向上する「偉大なる常識」

火曜は3打数1安打(1除外)で勝ち。カゼノイタズラがイン3から馬券になるのはちょっと意外だった。揉まれたらダメな前提で予想してたしな。ま、たまにはこういうラッキーパンチもいいでしょう。
明日は春競馬最後のビッグタイトル・帝王賞。サンライズジパングの回避とメイショウハリオの除外により、JRA勢が5頭しかいない。それでもシンメデージーとディクテオンのおかげで手薄感はないですね。楽しみ。
【馬場想定:やや内有利】
→火曜は少頭数2歳戦が多かったのもあり全体的に堅めだったが、5番人気以下で馬券に絡んだ3頭はカゼノイタズラ(イン3)、マイネルボンバー(逃げ)、ジェーボンド(逃げ)。やや内有利と判定する。
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆大井9
◎ハッピータイム
元々能力はあるが前進気勢が乏しかった馬。2走前からチークを着用するとパフォーマンスが飛躍的に向上し、1.6秒差の圧勝を収めた。前走は内有利馬場の外3から早め先頭に立ち、道中インで溜めていたエコロタイタンにハナ差だけ差されての2着。勝ち馬と同格以上の内容だったし、そのエコロタイタンは次走B2B3で2着と好走した。今回は確勝級。単勝。2.5倍くらいほしい。
◆大井10
◎カヴァス
揉まれると頭を上げてズルズル下がってしまう、典型的な砂被りNG馬。しかも近況は出脚が以前より鈍くなっており、3-4走前と前走は内枠でどうしようもなかった。今回は大外枠。テンのある先行馬が少ないので、出ムチを入れて無理やりにでもハナを切れば。
◯アフロプリンス
11頭中9頭が5月21日ファサード戦で既に対戦済みのメンバー構成。その最先着馬であり、休養前の実績からもここでは地力最上位。素直に買う。
◆大井11 帝王賞
◎アウトレンジ
昨年のみやこSは重馬場とはいえ、1000m通過60.3秒から次区間11.9が刻まれるハイペース。先行馬にはツラいはずの展開で対サンライズジパング0.1秒差の2着は価値が高い。続く浦和記念は前残り馬場の恩恵もあったが、ラスト12.6-12.0の加速ラップで6馬身差の圧勝。JpnⅠ馬ライトウォーリアを相手にしなかった。
名古屋大賞典はハンデ58.5キロ、不利な内枠と出遅れが重なり、だいぶ粗い競馬になりながらも0.4秒差。ダイオライト記念は距離が長かった。この二つはそう悲観しなくていい。平安Sはスローペースで前がラクな展開ではあったが、それでもラスト2F11.7-11.6の加速ラップで勝ってきた。相手も強いが、揉まれずに先行すれば楽しみはある。
◯ミッキーファイト
昨秋に同コースのジャパンダートクラシックで対フォーエバーヤング0.2秒差の2着。勝ち馬フォーエバーヤングが年末の東京大賞典で古馬も制圧し、4着馬ラムジェットが同3着。5馬身差をつけた3着馬サンライズジパングはその後フェブラリーS2着、川崎記念3着、名古屋グランプリ1着と大活躍中。世代限定戦の域を越える、超がつくほどハイレベルなレースだった。
フォーエバーヤングとの着差を基準に考えると、能力的にはウィルソンテソーロとほぼ互角だろう。どちらを対抗にするか迷ったが、馬場と枠の分でこちらを上にとった。
3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。関東オークス、さきたま杯と景気よく連続的中で来ているのでね。3連勝して春の大レースを締めくくりたいですね。

◆大井12
◎カツノナノリ
昨年の夏にB1B2で勝利歴があり、本調子に戻ればこのクラスで足りる。叩き3走目の前進に期待。休み明けからの2戦はゲート自体しっかり出ているが、あえて差しに回した感じ。今回は最内枠で他の内枠勢は後ろからの馬ばかり。相対的にいい位置がとれるのでは。逃げるサイアンドコーのイン3になれば最高の形。
◯サイアンドコー
デビューから14戦11勝。豪華メンバーが揃った3走前のダイヤモンドダスト賞を快勝するなど、能力の高さはもはや言うまでもない。湿った馬場だと若干パフォーマンスを落とすのが懸念点だが、今回は自分より内がテンの遅い馬ばかりで展開的にはだいぶラク。地力信頼。