4月16日の大井競馬予想

※買い目は基本的に◎-◯のワイド
火曜は2打数1安打(1取消)で勝ち。エムオーナイナーが取消、ゲールタクトとブルマリンシェールのワイド3.7倍をツモった。参加2レースだとちょっと物足りない気もするが、風もあって深追いしたくない日だったしな。まあポジティブに解釈しておこう。
さてここから2夜連続重賞。交流の方が注目度高いだろうと思って全頭評価は東京スプリントにするわけだけど、個人的には南関重賞の方が予想は楽しい。あと交流重賞を予想する時、参考レースに南関以外の地方重賞が出てくるとラップがないのが地味に困る。イチ馬券野郎が偉そうに言うのもアレだが、馬券を売る企業努力として各主催者はラップを計測&公表した方がいいと思うんですよね。前向きにご検討のほど、よろしくお願いします。
◆大井8
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ややスロー
→600m短縮のキタサンユニゾンを除くと、前走初角5番手以内だった馬がエイシンローロ、パワーキングダム、ステーレンナフトの3頭だけ。どれも逃げにこだわるタイプではなくややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎パワーキングダム
半年休明けからの2戦が濃い。2走前は前後半35.5-39.8のハイペース差し競馬を前で粘って5着。前で残ったのはこの馬と2着ビッグアメリカンだけで、そのビッグアメリカンは次走でC1を勝った。前走は5頭横並びの形で先行争いが長引き、これも前後半35.8-39.8のハイペース。展開不利を被りながら前で押し切った。一転、今回は前が手薄なメンバーに替わる。連勝期待。
◯キタサンユニゾン
C3~C2とはいえ12戦連続の馬券圏内と安定感が抜群。一気の短縮になるが、1400mは【3-1-1-2】、1200mでも勝ち鞍があって対応可能。エイシンローロの後ろくらいは最低限とってほしい。
◆大井9
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ややハイ
→ウィンウッドが先手主張、スナイプフレイバーが続く。これですんなり決まればいいが、その外にランプロン、マジックタッチが▲3キロ減起用で絡んできそうな雰囲気。ややハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。
◎ヴィクラント
スピードがあって1200m戦ならハイペースでも抑えて先行できるくらい。1000mは3戦して【0-2-0-1】だが、個人的にはこっちの方が合う馬だと思う。前走は外有利馬場、前後半35.0-38.0の差し競馬をイン先行で敗れたもの。スナイプフレイバーも難敵だがここは単勝で買う。奇跡的に5倍くらいついてくれないか。
◆大井11 東京スプリント
【予想の方向性】
内枠◇◆◇◇◇外枠
先行◇◆◇◇◇差し
スピ◇◇◆◇◇スタ
馬場想定:やや内有利
展開想定:ややスロー
→好枠を引いたエンテレケイアが迷わずハナへ。ほか逃げ候補にエートラックスとデュアリストもいるが、どちらも番手OKのタイプで強引には競ってこない。そもそも15頭立てのうち距離短縮馬が12頭という非常に偏ったメンバー構成でもある。ややスローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎イグザルト
JRA3勝クラスから転入。当初はマイル重賞を使われたが、4走前に1400mを使うと突如変身して5馬身差V。ウインタースプリントは終始大外を回らされて3着に敗れたが、前走フジノウェーブ記念を7馬身差で圧勝してきた。時計の出る馬場とはいえ勝ち時計1:24.1はレコードと0.3秒差に迫るもの。優秀だった。
中央勢との直接的な比較はしにくいが、一般論としてダート短距離は南関東トップ層とJRAの戦力差が小さいカテゴリ。現にこのレースでもキタサンミカヅキ、サブノジュニア、キャンドルグラス、ギシギシ、ジャスティンといった南関所属馬が馬券に絡んできた。前走のパフォーマンスが出せればここでも足りる。
◯ガビーズシスター
昨年のカペラSはJBCスプリント2着馬チカッパに加え、直近のOP好走馬やイキのいい3歳馬が集結してハイレベルなメンバー構成だった。そこでの勝利は価値が高い。初海外のリヤドダートスプリントでも3着と健闘。海外なので適性の合う合わないもあるとはいえ、リメイク、イグナイター、チカッパといった国内トップ格にも大きく先着した。能力はJpnⅠ級。外枠は減点要素だが、能力で3着までには間に合わせてくると読む。
3番手以下の印と全頭評価はnoteに記載しました。第一感はデュアリストかなあと考えていたが、枠が少々遠い。サンライズホークはミルコどう乗るんだろうな。なんらかのトンチが必要になる。

◆大井12
【予想の方向性】
馬場想定:やや内有利
展開想定:ハイ
→フォルツァ、ウイスキータイムに▲3キロ減騎手が配置されていて、ほかコーミズアムール、タイセイガスト、ヤマノウォーリア、イタロ、デュアルロンド、マインジャラン、サブノコイゴコロと直近で先行していた馬が多い。ハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。
◎プラチナムロッド
3-4走前は1400mで不発。1200mに戻した2走前は5か月休養明けで+18キロだったが、36秒台の上がりを使って4着。そこから9キロ絞れた前走は上がり36.3秒という大井ではあまり見ない数字を出して差し切った(上がりだけなら前日フジノウェーブ記念のイグザルトと同値)。昇級でも展開さえ向けば届く。
◯タイセイガスト
道営時代から7連勝中。昨年末にC2を勝った際の1:13.4は同日最終ジゼルと0.1秒差に迫る時計だった。先行力があり、揉まれても問題なく、レースの形を問わない強みがある。B3に混ざると圧倒的に強いわけではないが、負けるにしても大崩れは考えにくいタイプ。もうしばらくは信頼。