【船橋競馬】ブルーバードカップ2024 ~未知なる世界の遊迷から目覚めて~

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船橋7、船橋8、船橋10、船橋11

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

火曜は4打数2安打でガッチリ勝ち。オーマイグッネス+26キロでどうなることかと思ったけど、地力でなんとか残してくれた。まだまだ上があるでしょう。

明日はブルーバードカップ。交流開放元年で過去のデータはないし、JRA3頭、南関3頭、道営2頭、佐賀1頭で比較も難しい難解なレース。このくらいの中央勢相手にこのくらいの地方馬がどのくらい太刀打ちできるのか。今後を考える上でも大事な一戦ですね。

◆船橋7

◎スーパーファルコン
2歳9月時点で同日古馬C1と相似の時計を出せていた馬。平和賞は直線一旦は抜け出すも、最後パッタリ止まっての敗戦。いかにも距離が長いという感じだった。順調なら1200mで上を目指せる馬だったと思う。1年以上の休養明けでもこのクラスなら。

◯マスタープラン
半兄にエポックやマスターフェンサーがいる良血馬で、現在5連勝と勢いに乗る。前走はハイレベル戦であり、2着エメラルアポロンが次走で余裕しゃくしゃくの勝利、4着インプレシオも次走勝利を挙げている。引き続き好勝負するだろう。

◆船橋8

◎ジゼル
着差、レースぶり、タイムどれをとってもめちゃくちゃに強い。2走前なんか最後完全に流したのに同日B2を1.1秒上回る時計で走った。今の時点で準重賞に出てもいい勝負しそう。文字通り格が違う。オマツサマ、ワンダーランド、スパークジョイあたりは実際蹴散らしてるのでね。問題は相手。

◯アルルカン
転入初戦は1500mで先行するも息切れ。900mに短縮した前走は4角9番手からでちょっと前が遠かったが、ゴール前はいい脚で突っ込んできた。川崎にはちょうどいい距離がない。船橋1200mでジゼルが前を潰してくれる形なら。

◆船橋10

◎ノットリグレット
左回りの方がスムーズだと常々思っているのだが、何故かよく大井遠征をする。実際、右回り【1-4-1-12】に対し、左回り【4-5-0-5】と成績にも表れている。それにしてもここ2走は負けすぎだが、狙い時としては叩いて左回りに戻る今回を置いて他ないだろう。

◯ゴールドレガシー
2走前はハイペース先行で苦しくなったが、前走は向正面から強気のロングスパートを敢行して強敵タブラオに3馬身半差V。さすがは中央OP馬という感じ。ここも信頼。

◆船橋11 ブルーバードカップ

【予想の方向性】
内枠◇◇◇◆◇外枠
先行◇◇◇◇◆差し
キレ◇◇◇◇◆持続

初角までが長い船橋1800mは内枠にメリット皆無なコース。まして砂を被り慣れていない馬たちが集まる3歳戦なら外枠に越したことはない。展開は前で進めるカプセルやバハマに600m延長のエコロガイアもいてハイペース、交流重賞特有の早仕掛け。穴があるとすればみんながバテた後に浮上するタフ追い込み。

◎キタノヒーロー
1と2と3で決まられても全く不思議じゃないが、妙味をとりにいくならここ。門別で2度の圧勝と平和賞2着はいずれも上がり40秒以上を要していて、バテ合いの中で相対的に伸びてくる馬。南部駒賞は盛岡のスピード馬場が合わなかったのだろう。

JBC2歳優駿と全日本2歳優駿の結果から雑な算数をすると、フォーエバーヤングの2秒後ろにブラックバトラーとサントノーレがいて、道営時代これと互角~やや劣勢だったカプセルが続く。キタノヒーローが平和賞でカプセルと0.1秒差、ウルトラノホシが全日本で3秒負け。これを整理すると、だいたいフォーエバーヤング>>>ブラックバトラー≒サントノーレ>カプセル≒キタノヒーロー>ウルトラノホシみたいな序列がイメージできる。

今回の条件なら逃げ一手のカプセルよりキタノの方が有利。「その論法ならブラックバトラーだろ」と言われるとおっしゃる通りなのだが、そこはオッズ差で。重ねて書くが1~3番人気ガッチガチ決着になる可能性もけっこうあるとは思う。誰かのエラー待ちですね。

◯バロンドール
新馬戦で対フォーエバーヤング0.8秒差。その後ダート2戦2勝であり、馬群で我慢してから差す形もクリアしている。ほっといても前が飛ばしてくれそうなメンバー構成で、展開面も味方する。

アンモシエラはルディックという馬を物差しにするとバロンドールとほぼ同格、サンライズジパングとの着差ならブラックバトラーより前に入る。ただし内内を回した小倉の未勝利5着ののち、外から気分よく運ぶ形で2勝した馬。最内枠が微妙に気になる。

ブラックバトラーの力量は既に書いた通り。JBCに関してはバテた馬を後方から拾う競馬で展開は相当恵まれていたが、おそらく今回も似たような戦いになる。他の地方馬との比較なら最有力なのは否定しない。繰り返しになるがキタノを優先したのはオッズの問題。3着固定するという発想もアタマをよぎった。

エコロガイアは普通に考えればスパイツタウンの600m延長で、他にも先行馬が揃った中では重視しにくい。仮にこの馬がバテバテになりながらも能力差で残ってしまう(=差せる地方馬がいない)ようだと、ダート三冠元年は地方競馬にとって苦しい門出になるなあと。もちろん距離をこなした場合は話は別だけど。

ウルトラノホシは全日本2歳優駿が完璧に乗られていて、しかもラスト1ハロンで目の前にいたサントノーレに突き放された。あそこから距離延長となると期待より不安が上回る。

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