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【船橋競馬】日本テレビ盃2023と当日他レースの予想

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競馬ナイト+(プラス) 2023年9,10月号発行・文:鈴木ユウヤ|鈴木ユウヤ
こちらはオリジナルWebマガジン『競馬ナイト+』のnote版です。 (24年4月30日追記:試し読み用として無料開放いたしました) 1.編集前記 3年弱勤めた会社を辞めて、ちょうど3か月が経った。 ご存知の方はご存知だろうが(いやこれは思い...

船橋8、船橋10、船橋11

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

火曜も3の0。本命が来れば対抗が来ず、対抗が来れば本命は来ず。あの3日間開催で◎2桁人気4着を連発してから、どうもよろしくない。

ま、弱音を吐いてる暇があったら映像見てラップ見て予想するしかない。水曜は日テレ盃。頑張りましょう。

◆船橋8

◎ディアブロケー
スロー濃厚のメンバー構成。馬場も相まって行ったもの勝ちな気はするが、ランドファーストは3走前がドスローを出ムチ打ってようやくハナ。多分今回は行けないと思う。オーケーパッションは相手の手薄な浦和川崎の2000m路線の好走馬であり、前走は人気薄の逃げを好位追走してズルズル後退する物足りない内容だった。どちらも買いにくい。

なら外2が確保できそうなディアブロケーで。伸びずバテずで、序盤の位置取りと着順が連動するタイプ。ポジションがとりやすいスロー少頭数の外枠はよさげ。

◆船橋10

◎スマイルチャージ
前走は400m延長にもかかわらず出ムチを入れての逃げ。道中ピッタリとミュステーリオンに貼りつかれて、当然の結果といえる敗戦だった。得意な距離に戻して。

◯レイジングリヴァー
1200mだと展開次第でコロっと負けたりもするが、1000mなら【3-0-0-0】。前走も内の馬群で脚を溜め、直線入り口馬なりで先頭に立つと、ラスト12.5でまとめる快勝劇。前が多いメンバーにあって、砂を被れるのも好感ポイント。よく見るとエルロイの斤量がしれっと59相当。

◆船橋11 日本テレビ盃

◎ミトノオー
ウシュバテソーロは58キロで圧倒的人気、BCクラシック遠征を見据えた仕上げで出てくる。もちろんこの中では断然強いだろうが、正直妙味はない。単1.2倍みたいなのをアタマで買うくらいならケンでいい気がする。SPAT4プレミアムポイントはもったいないけど。

今開催の船橋はここまで前残り馬場で、そのウシュバテソーロに出し抜けを食らわせるとしたらミトノオーの単騎逃げしかない。ジャパンダートダービーも1800m通過は1.51.5の好タイム。結果的に1ハロン長かった感も、負けたおかげで54キロで出られるとも。あの……前日単勝1番人気なんですけど、さすがに5倍くらいつきますよね?

◯スワーヴアラミス
強いて相手を選ぶなら。フリオーソレジェンドCは内有利のバイアスに反発する、外からの追い上げ差しで小差3着。器用さはないがしぶとく伸びる馬で、実質少頭数になる交流、コーナリングの楽な船橋、外枠とそこそこ条件は整った。

ほか、ウシュバテソーロは前述の通り。勝って当たり前の立場だが、あくまで遠征前のステップであることは留意したい。本気度は低いし、オッズ的にもわざわざ買う意味がない、というのがわたしの見立て。

テンカハルは枠が最悪。元々適性が2000~2100mにある追い込み馬で短縮の最内枠。序盤はかなり絶望的な位置取りになりそう。厳しいか。

シルトプレ、セキフウは外差し馬場の上にペースもそこそこ流れたエルムSで恵まれた側の2頭。こちらもあえて手を出す意欲はあまり湧かない。そもそもセキフウってビッグアーサーの下でヘニーヒューズ産駒。この100m延長も地味にマイナス材料だと思っている。

鈴木ユウヤ

東大卒競馬ライター。中央競馬、南関東競馬を中心に情報発信している。単勝&ワイド。攻めて勝つ。