『競馬ナイト+』12月号 「有馬記念徹底分析号」が発売中です!
※買い目は基本的に◎の単勝と◎-◯のワイド
火曜は4打数1安打で勝ち。サンテックスは中央でもまだまだやれたはずの馬で、南関のOPなら威張れるのは予想通り。予想通りなんだが、しかしナニハサテオキがあっさり負けるのは心情的に複雑ではある。南関のレベル下がってない? 別件だけどソルジャーフィルドが来春「地元の三冠を目指す」という報道を見て、わたしは危機感を持っています。以前なら鳴り物入りで羽田盃&東京ダービーを獲りに移籍するパターンだったろうに……。
さて水曜へ。今週は南関重賞がないので全頭評価はお休みですが、以前予告した「競馬予想論」というか「馬券ノウハウ」についての記事が完成しました。最終校正して明日にでも公開しようと思っています。この「競馬ナイト」とわたしの2024年集大成。読んで実践すれば回収率アップ(多分)間違いなしの攻略本、ぜひご購読ください。
【予想の方向性】
馬場は内外フラット。ジュニアスプリントで割とすんなりハナを切ったハセノブライアンが再度行く。前走同様の勢いならややハイペース想定。差しに回せる馬を狙う。
◎バンボリーナ
2-4走前に砂を被って急減速するシーンがあり、現状は外枠がほしい。まずそこはクリアした。前走は距離が長かった上に内有利馬場の外々を回って競馬にならず。短縮で見直す。
◯ハセノブライアン
全兄に900-1200m戦線で活躍中のハセノエクスプレスがいる血統で、この馬自身の走りも短距離向き。2-4走前は距離が長かった。前走は前後半36.1-40.6のハイ逃げを打って惜しい2着。負けて強し。オッズ次第でワイドは馬連に変更。
【予想の方向性】
ヒーローショーがハナへ。タカラライナー、ロンリープラネット、ホシノスナはいずれも番手でよく、無理に競りかけはしない。ミドル~ややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎タカラライナー
船橋への転入から今年の5月まで8連勝。3走前は出遅れ、初めて砂を被る形に戸惑って敗戦。2走前はハイペースを前受けして僅差2着。どちらも悪い負け方ではなかった。前走が案外といえば案外だが、4ヶ月半休み明けの影響だろう。叩き2走目で。
◯ロンリープラネット
2走前に破ったブレイヴアウトはその後B3で連続好走。砂を被らない形でのパフォーマンスが高く、前走は内目の枠で外に出せなかったのが敗因。外枠替わりは好材料。
【予想の方向性】
アイカプチーノが枠なりに先行、リコシェとハクサンオリヒメが加わっていく。アイは本質的に900-1000m向きで、この距離に混ざるとやや速い流れを誘発する。一列引いたあたりからの差しを狙う。
◎マイクハージュ
ちょうど一年前にこの道を通った夜、A2B1でカールスバートとマッチレースを演じて後続を5馬身離した。その後不振に陥ってはいるが、前走に関しては休み明けで内有利馬場のハイペースを外4~外3追走というキツすぎる条件ではあった。叩き2走目、立ち回り次第でもう少しやれていい。
◯オールフラッグ
JRA3勝クラスからの転入でそもそも格上。左回りの1300m以下では【4-1-0-2】とほぼ崩れていない。前走は速い流れでハマった部分も多少はあるが、上がり36.6秒は強烈な数字。素直に。
【予想の方向性】
プラセボが逃げでロデオが2番手へ。スローペース想定。この頭数なので展開による紛れは大きくないと思うが、気持ち前に寄せる。
◎ロデオ
デビューから9戦8連対。5走前にクビ差の接戦を演じたポンドボーイがその後東京ダービーで8着だった。同6着シシュフォス、7着フロインフォッサル、9着マコトロクサノホコという結果から、間接的にこの相手とも大きな力差はないと推測できる。前走は直線やや外伸びの馬場で内から競り勝つ、着差以上の価値がある走り。ここでもチャンスあり。
◯フロインフォッサル
戸塚記念は夏場の-18キロで状態的にベストではなかったと思うが、シシュフォス&マコトロクサノホコに先着した。もちろん当時は同斤量、今回は2キロ軽い55キロになる。広いコースに替わるのも歓迎。