『競馬ナイト＋』12月号 「有馬記念徹底分析号」が発売中です！
川崎9、川崎10、川崎11
※買い目は基本的に◎の単勝と◎－◯のワイド
水曜は4打数ノーヒットで完敗。ナチュラルライズ飛ぶんだね。回顧はnoteに追記したので細かいことは割愛するが。
自分の予想でいえば、ナチュラル武史がああいう進路取りになるのは想定の範疇。①それが許されない馬場になったこと、②もっと外の枠から坂井瑠星がイン3を取り切ったことの二つが誤算だった。しかしバイアスを意識したとて「内有利だから（外枠の）ミリアッドラヴとハッピーマンを買うぞ～」とはならないわけで。難しい。並行世界がいくつかあったらミリアッドラヴ単勝には辿り着いたかもしれないが、まあそれだけだな。
劣勢で折り返して木曜へ。今月に入って南関が冷たい。明日も出馬表を見た時にビビっと来る感じがないな。
【予想の方向性】
馬場はやや内有利。アイルプロテクトが枠なりにハナを取り、ほか先行馬はヨッコサンとティーストークだけ。残る8頭はいずれも差し追い込みタイプ。スローペース想定。中～内枠の先行馬を狙う。
◎ナイスカプチーノ
直近2走とも内有利馬場を外から捕まえに動く競馬。着順以上に価値のあるパフォーマンスだった。隣枠のアイルプロテクトが行くので、その後ろをマークできれば。アイルが100m延長でラスト甘くなるところを差す。
◯アイルプロテクト
2走前は5か月休み明けかつ直線外伸び馬場を逃げてハナ差2着。前走は3か月休み明けでもあっさり逃げ切り、勝ち時計1:31.2は同日ナイスカプチーノより0.6秒速かった。ただしやや内有利馬場の恩恵あり。1500mは一戦だけ使い、直線で先頭に立つもラスト14.7を要して差された経緯がある。距離が延びる点は減点要素。
【予想の方向性】
サラサワンの単騎逃げ濃厚なメンバー構成。延長のプリモジョーカーやアカザの出方次第だが、ミドル～ややスローペースと想定する。中～内枠の先行馬を狙う。
◎プリモジョーカー
1500mを使うこと自体が4年半ぶりだが、半兄にJBC2歳優駿を勝ったイグナシオドーロがいる血統で、コテコテの短距離特化ではない。むしろ最近は900mだとテンに行けず流れ込むだけのレースが続いている。距離延長ですんなり揉まれない2番手あたりがとれれば面白い。
◯サラサワン
理想は1400mでこの距離は気持ち長いが、それでも前走は5か月休み明けながら3着と善戦した。引き続き好枠から単騎逃げムードで、脅威になりそうな先行馬がいない。多少甘くなっても圏内には残る。
【予想の方向性】
2歳の上級条件で馬群からの差し経験を重視。このレース自体も先行して良績を残してきたピノマハナ、ファイアトーチ、ディスクリプション、テディージュエリー、ササキンチャーマー、ミーヴァトンらがいてややハイペース想定。内枠の差し馬を狙う。
◎レッドサラマンダー
重賞では壁に跳ね返されているが、4走前にはハイレベル戦のトーシンブリザード・メモリアルで上がり最速4着の実績がある。末脚はキレる。前走は少頭数のドスローで前を差し損ねた2着。今回の方がペースは流れて持ち味が生きる。
◯ラブソングサガシテ
デビューから2戦2勝。前走は馬群の中で砂を被る形になっても動じることなく、直線はステッキに反応してよく脚を使えていた。時計も同開催のオオカマキリ賞2着以下よりは速い。レースが上手で内枠を生かせるタイプ。大崩れは考えにくい。