『競馬ナイト＋』12月号 「有馬記念徹底分析号」が発売中です！
川崎7、川崎9、川崎11、川崎12
※買い目は基本的に◎の単勝と◎－◯のワイド
月曜は3打数1安打でやや負け。初日を見た限り、変なクセのない馬場で比較的戦いやすいんじゃないでしょうか。
火曜は川崎マイラーズのトライアル。「もうやるの？」と一瞬思ったが、そうか、次開催が正月なのか。うーん年の瀬だ。
【予想の方向性】
馬場は内外ほぼフラット。明確な逃げ馬不在で、おそらく内からラインウォリアーが逃げ。ジャズフレイバー、サンボールダーはハナにこだわらず番手で隊列はすんなり決まる。ミドル～ややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎ジャズフレイバー
今年に入って2000mに転じると【1-0-3-2】と成績が良化。ズブくてジリっぽい典型的なステイヤーでテンの脚は速くない。前走は内枠がアダとなった。叩き2走目と外枠替わりで先行し、スタミナを生かす競馬なら押し切れる。2頭目が全く思いつかないので久々に単勝のみ。
【予想の方向性】
内からフォースゲイト、エースストライカーの先手争い。ツカサレヴズはエースと同厩のため競らず、3番手以下実質ややスローくらいの想定。ある程度前につけられる馬を狙う。
◎ツカサレヴズ
休養に入る前の2戦はどちらも内有利馬場の外枠から外を回しての0.1秒差3着。11月15日に能力試験を受けて54.8秒という時計を出してきたが、これは当日に行われたB1B2の900m戦で4着に相当するタイム。文字通り実戦並みの動きを見せてきた。休み明けでも仕上がりバツグン。
◯フィラメント
初勝利に17戦を要したがここに来て着差を付けて連勝。特に前走は自らコーナーで外から動いて直線突き抜け、タイムも翌日C1より0.2秒速かった。地力強化が顕著。昇級でも。
【予想の方向性】
小久保厩舎5頭出し。ライゾマティクス、ブルグミューラー、ルコルセール、タブラオ、ジョーパイロライト、ツーシャドーと逃げ先行馬が多い。なんといってもアランバローズが非常に速く、そして緩めるタイプでもない。ハイペース想定。差し馬を狙う。
◎ゴールドホイヤー
羽田盃など重賞5勝の実力馬。古馬になってからもマイル重賞で2度スマイルウィを破っている。長期休養明けから徐々にレース内容が良化しつつあり、前走は58キロ、直線入り口で狭くなる場面もありながら今回再戦するゴールドレガシーと同タイムだった。そろそろ完全復活。
◯ゴールドレガシー
2-3走前はのちにマイルグランプリで連対するムエックスに阻まれた。最近勝ち切れてはいないがOP～準重賞級の地力はある。今回も展開有利は濃厚だが、小回りへの対応には一抹の不安。
【予想の方向性】
クロームウルフやビリーヴィンを制してホッコーソムニウムがハナへ。前走5番手以下で運んでいた馬が11頭中8頭のメンバー構成で、ペースは流れない。前を狙う。
◎ホッコーソムニウム
長期休養明けから徐々にパフォーマンスを上げ、ここ2走がどちらもワンサイドの圧勝劇。前走の勝ち時計1:36.0は同日B3より0.3秒速いものだった。1倍台になるだろうが逆らえない。相手探し。
◯ゴールデンカガヤ
3走前には逃げて上がり最速の快勝。これを含め「ハナか2番手で運んだレース」は【2-2-0-0】であり、揉まれない方がベターに映る。近2走はどちらも内枠から後手に回る。加えて前走は4角で前が詰まって踏み遅れる不利もあった。もう少しやれる。