ダノンフェアレディのレース内容・評価【素質馬ファイル】

ダノンフェアレディの基本情報

馬名:ダノンフェアレディ

生年月日:2022年1月19日

性別:メス

厩舎:栗東・橋口慎介

父:キズナ

母:メチャコルタ

生産者:ノーザンF

母メチャコルタはアルゼンチンのミルギニーズ(1000ギニー)を制したGⅠ馬。セレクトセール1歳、8800万円(税込み)でダノックスが落札。

ダノンフェアレディのレース内容と評価

2歳新馬 1着

6月1日 京都芝1600m(内) 1番人気 1:33.8(ショウナンザナドゥ) 川田

最内枠からある程度主張してハナへ行く競馬を選択。その後は折り合いを欠くこともなく走って600m通過は35.7秒。内回り4角の出口あたりから徐々に仕掛けられて2番手のショウナンザナドゥとジワジワ差を広げていき、最後は完全なる2頭だけの追い比べを制した。目視する限りノーステッキ。2着とは半馬身差ながら、3着はさらに7馬身、4着はさらに5馬身離していた。

勝ち時計1:33.8はコース問わず2歳6月の1600m戦としてはグランアレグリア(1:33.6)に次ぐ歴代2位の記録。後半1000mも58.1秒と上々。直前の3歳未勝利で1:32.6が出る超高速馬場だったのも事実だが、それを差し引いても優秀な部類に入る。なにしろ、素質馬が集まる6月開幕週新馬でこれだけ後続がバラバラになったというのが強烈。秋は重賞~GⅠ戦線でも通用する。いきなり桜花賞候補の登場。

次走はサフラン賞の予定。

(最終更新日:2024年7月11日)

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鈴木ユウヤ

東大卒競馬ライター。中央競馬、南関東競馬を中心に情報発信している。単勝&ワイド。攻めて勝つ。