馬名:レイニング
生年月日:2022年5月1日
性別:牡
厩舎:美浦・国枝
父:サートゥルナーリア
母:クルミナル
生産者:ノーザンファーム
母クルミナルは2015年の桜花賞2着、オークス3着馬。屈腱炎のためわずかキャリア5戦で引退したが、繁殖牝馬としてククナ、アライバルといった重賞好走馬を出している。本馬は5番仔で5月1日の遅生まれ。
11月3日 東京芝1800m 1番人気 1:50.3(エルモフィオーレ) 戸崎圭太
スタート後鞍上が多少促したが、道中は結局後方3番手からレースを進める。1000m通過64.2秒のスローもあって、多少行きたがる部分もあったが、大きく折り合いは乱さず直線へ。大外からバランスを整えながら軽く追った程度で上がり32.9秒の脚を使い、楽々と差し切った。
ラップはソールオリエンスとレーベンスティールが競り合った新馬戦とよく似ている。
レイニング新馬(1:50.3)
13.5-12.2-12.8-13.0-12.7-12.6-11.5-11.0-11.0
ソールオリエンス新馬(1:50.8)
13.8-12.8-12.9-13.1-12.4-12.3-11.5-11.0-11.0
東京芝1800mで「ラスト1F11.0秒以下」「後半5F58.9秒以下」を満たしたレースは過去7例しかなく、その勝ち馬はソールオリエンス、レーベンスティール、カナテープ、ダノンエアズロック、シンエンペラー、ジャスティンミラノ、ブレイディヴェーグという面々だった。このレイニングが8例目となった。
遅生まれということもあり、直線の挙動を見ても完成はまだまだ先だと思われるが、スケールの大きさを感じる新馬勝ちだった。今後の成長を楽しみに待ちたい。
(最終更新日:2024年11月6日)