中京2、函館3、中京4、福島8、中京9、中京10、函館11、中京11、福島11
※買い目は基本的に◎の単勝と、◎-◯の馬連ワイド。
購入金額は単勝:馬連:ワイドで1:1:3の比率が目安
結局大井競馬場とは解かり合えないまま開催が終わってしまった。◎が来れば◯は来ないし、◯が来れば◎が来ない。7月入ってからはずっとこんな感じで、ほとほと困った。ところで11レース、パワースレイヴ菅原の3角進入、あれはダメでしょう。1車線目は完全に木間塚が掴んでたのに……。
愚痴を垂れていても仕方がないので土曜の予想へ。揺り戻しが来ることを信じて。
◎リボンピーチ
2走前阪神では4角外4から上がっていって、直線はオッと思わせる場面があった。中京なら位置取りでごまかせるのでは、と思って前走も買ったのだが、思った以上に先行争いが激化し、行けない上に初角で外を回され、中盤以降は流れ込むだけになってしまった。今度も内枠を引いて他に逃げ馬がいないメンバー。ハナ切ってくれないかな。
◯オシゲ
前走は中京ダ1800mの不良馬場&多頭数という条件で、いやいや8枠15番なら消しの一択でしょ、などと高をくくっていたら2着。1,3,4,5,6着は全部内目を回ってきており、1頭だけ別質の競馬でよく来たなあと。セコ立ち回りを求められる中京がベストでないことに変わりないが、能力で馬券圏内は確保するだろう。
◎ハイアーレルム
2走前はダートで参考外として、前走と3走前に関しては楽に先行した割に最後バッタリ。一発あるとしたら短縮の今回。
◯ライクアフラワー
2走前は出遅れで無理をさせず。前走は内枠から出遅れ、3~4角で遠路はるばる追い上げての4着。ちょっと距離損が大きすぎた。いわゆるP型で、外差しを許容する馬場の外枠に替わるのは大歓迎。
◎アリクテラー
初芝の前走はややジリっぽさを見せながらの中団追走。勝負所のペースアップに対応できずに先頭から離され、その時点で圏外になってしまったものの、G前では盛り返すように追い込んできた。距離を延ばして前につけられれば、ズブさがしぶとさに変わる。
◯デッドリー
新馬戦はタスティエーラから0.8秒差4着、前走はソーダズリングとエルトンバローズがいたハイレベル戦の6着。この馬に先着した計8頭のうち7頭が勝ち上がっている。そろそろ順番でしょう。
◎ブラウンウェーブ
今年のクイーンCは非常にレベルが高く、勝ち馬ハーパーがオークス2着、5着グランベルナデットが忘れな草賞勝ち、6着ウンブライルがNHKマイルC2着、8着ミカッテヨンデイイが2勝クラス勝ち、10着ウヴァロヴァイトがスイートピーS勝ち、11着メイドイットマムが桜花賞勝ち、13着ニシノカシミヤが2勝クラス勝ち。そこからローカルの牝馬限定1勝クラスなら劇的相手緩和なのだが、まるで人気がない。じゃあ買っておきますか。
◯サウンドクレア
芝1200mに転じて2戦とも2着。2走前はラスト11.4-11.4と前が止まってくれないところに強襲、前走はCBC賞当日のバカげたイン前有利馬場に差し込んできた。単勝5倍で1番人気、みたいな前日オッズだけど、もっと信じていいと思う。
◎ヴァンダービルト
たびたび申し上げている通り、エピファネイアは基本的に芝>ダート、中長距離>短距離。適条件に近づく距離延長だと思う。初芝の前走はCBC賞当日の中京で、外を回った馬には人権がなかったのだが、17番枠から外々を追い上げて8着なら大善戦。かなり楽しみ。
◯アルナージェイン
説明不要な気もしますが。未勝利勝ちが同週エルフィンSより0.6秒速い時計。2走前は荻野琢に無理競りされてオーバーペース、前走ハナ差のリサリサは既に2勝クラスをクリア。
◎タイセイエピソード
左にササる癖があり、現状左回りと右回りでパフォーマンスに差がある。そういう面も含めて中京は得意コースであり、特に刈谷特別が完全にオワリの駐立から出遅れ、大外をマクり上げる大負荷競馬での5着と光る内容だった。正直もうちょっと内の枠がよかったんですけどね。
◯ゼットリアン
前走は3歳テーオーリカードの楽逃げを捕まえきれなかったが、後続にはしっかりと差をつけた。実力上位は疑いようもなく、多頭数の中京ダ1800mで内枠から好位を握ってしまえば盤石。
◎ナナオ
持論として函館2歳Sは経験値がモノを言うレースだと思っていて、同程度の能力を持つ馬ならキャリア1戦より2戦、逃げしかしてない馬より控えて勝ってきた馬の方が断然有利。初戦は脚を余し気味で敗れ、レースを学習した2戦目で一気にパフォーマンスを上げて勝利、というパターンは21年勝ち馬ナムラリコリスを彷彿とさせる。
◯ベルパッション
函館のここまでの2歳戦で最も内容がよかったのはこの馬。中団馬群で我慢させ、ちょっと4角は進路取りが遅れたものの、ラスト11.7-11.6の加速ラップを反応鋭く差し切ってみせた。さっきアップした山村あきおと大方同意見。今の馬場で雨予報なら外枠を引けたのも好材料といえる。
◎アップデート
Bコース替わりながらサウンドウォリアーのど単騎みたいなメンバー構成。素直にサウンドでもいいが、オッズも含めちょっと面白みがないのでもう一つ際どいところを攻めてみる。
先行してほしいイメージでアップデート。昇級後の3走はマクって明らかな早仕掛け戦を作ってしまった11着、不良馬場で何もできなかった15着、スローの前残りに上がり最速タイでジリジリ迫った7着と、どれも着順ほど救いのない負け方ではない。菱田なんとかしてくれ。
◯レッドラディエンス
2走前に敗れた相手(シェイリーン)は連勝で3勝クラスも突破済み。前走は馬場を考えればやや遅めのペースを中団外目に構えるも道中は四面楚歌。4角はズブさも見せるなど京都の内回りがまるで合わない様子ながら、外から力でねじ伏せてしまった。あの内容なら昇級しても。
◎グレイトゲイナー
2勝クラス勝ちは道中10秒台を3連発して3馬身差の逃げ切り、昇級初戦は今回と同じ福島芝1200mで2着など、本来の能力からするとここまで大敗が続く馬ではないのだが……。「揉まれ弱い」という旨のコメントが何度も出ており、少頭数替わりかつウィリン、ビアイ、アドヴァイス、タイセイブリリオなど先行馬が多いメンバー構成で馬群が縦長になってくれそうなのは歓迎材料。
◯ショウナンハクラク
4月8日の1勝クラス勝ちが同日2勝クラスより600m通過が0.8秒遅いペースで、勝ち時計は0.5秒上回る優秀な内容。福島中央テレビ杯も2,3着馬は既に2勝クラス突破、4着馬も次走2着という好メンバーを封じての勝利だった。フランケル×ショウナンアデラの良血馬がついに本格化を迎えており、ここでも上位争いが濃厚。