『競馬ナイト＋』7月号、大好評発売中！
函館8、小倉8、福島9、小倉10、福島10、函館11、小倉11、福島11
※買い目は基本的に◎－◯のワイド
土曜は8打数1安打で負け。トウセツとナチュラルハイのワイド1-4着、ショウナンライシン9番人気1着からのカズプレスト力尽きて不的中。どっちかが上手いことアレしてればアレだったんだけど……。まあ、買うべき馬券は買えたと思います。
気を取り直して日曜予想へ。今週の「後払い予想記事」はプロキオンSを対象にしました。ヤマニンウルスをどう扱うか。悩んだ末に結論を出しました。ぜひご覧ください。
【予想の方向性】
函館芝はBコース替わりでやや内有利に。逃げ経験のある馬が少なく、枠なりにウインルピナスが行きそう。スローペース想定。内枠の先行馬を狙う。
◎トレミニョン
2走前はハイレベル戦かつ直線で内にモタれてほとんどまともに追えていない。前走はそもそも東京の3歳1勝クラスで今回よりメンバーレベルが格段に高いし、今度は直線で左にモタれてあまり追えずに5着と善戦していた。内ラチに頼らせながら運んで悪癖を出さなければ。
◯ウインルピナス
3-4走前は距離が合わず。2走前は内有利馬場で外枠が響いた0.4秒差、前走は荒れ馬場新潟の差し有利な展開を前で奮戦していた。1周競馬の方がいいタイプだし、洋芝も2度使って【1-1-0-0】と好相性。
【予想の方向性】
小倉ダートはやや内有利とする。この距離なので主張する馬は多いが、テンの速さ的におそらくビバップが内枠勢を制してハナへ。ハイペース想定。内枠の差し馬を狙う。
◎ミキノクラップス
前走は勝ち時計こそ平凡だが3～5着馬が次走V、2着馬も後に勝ち上がっているハイレベル戦。昇級戦でも通用する根拠になる。
◯ビバップ
ブリンカーをつけてから行きっぷりが良化。前走は600m通過34.0秒というオールダートかつ序盤の上り坂の京都ダート1200mにしてはかなり速いペースで逃げ、残り200mまでは後続を完全に突き放していた。1000mなら。
【予想の方向性】
福島芝はやや内有利とする。逃げて良績がある馬はエンジェリックアイだけ。最初のコーナーまでが短い1800m戦で枠なりに主張すれば、わざわざ競りかけてくる馬もいない。ややスローペース想定。内枠の先行馬を狙う。
◎ミヤビブレイブ
前走の1、2着馬はそれぞれプリンシパルS3着馬とスイートピーS3着馬。相手が悪かったとしか言いようがない。その2頭は別物として、3着からはわずかハナ差だった。ほぼ1年の休み明けでそれだけ走れれば及第点だろう。右回り一周1800mの競馬には実績があるし、一度使った分の上積みが順当にあれば。単勝で。
【予想の方向性】
小倉芝はフラット～やや内有利とする。先行馬は多いが、逃げ候補はモズトキキとレッドヒルシューズくらい。このコースで前が総崩れになるほどのハイペースは考えにくい。中～内枠の先行馬を狙う。
◎トールキン
小倉だけ【2-2-0-1】と別馬のように走る。前走は内有利馬場の16頭立て16番枠から外の4番手を回らされる苦しい展開で参考外としていい。馬柱を汚してベスト舞台替わり。今回が絶好の狙い目。これも単勝かな。
【予想の方向性】
福島ダートはフラット～やや外有利とする。逃げ馬はおろか、先行馬すらアイファーグローブとジョージテソーロしかいないメンバー構成。たびたび言っているように戸崎騎手は自ら逃げたがらず、最初から抑えにかかって2番手狙いだろう。スローペース想定。前を狙う。
◎アメリカンエール
1年以上鳴かず飛ばずの状態が続いていたが、去勢明け2戦目の前走はそれなりにペースが速かった割にほぼ馬なりで先行でき、行きっぷりに改善が見られた。結果的に距離がやや長く敗れたが、兆しが見える負け方だった。短縮はいいし、今回は少頭数の大外枠かつ前に行きたい馬が少ないメンバー。労せず好位の外目を確保して粘り込みに期待。
◯ジョージテソーロ
超ハイレベル戦だったカトレアSの2着馬。遅かれ早かれOPまで行くだろう。それだけに前走の3着は不満も残るが……。福島替わりで今回は相手がかなり手薄。同じだけ走れば勝てる。
【予想の方向性】
逃げ先行馬が少ない。インスタキングも前走は行っただけで逃げが主戦法というタイプではない。最初のコーナーまでが短い1800m戦でこのメンバーならスローペース想定。内枠の先行馬を狙う。
◎フェアエールング
札幌【2-1-0-1】の成績が示す通り、洋芝巧者で少し力の要る馬場は大好物。逆にキレが問われると厳しく、2走前初音Sがまさにそういう負け方になった。前走の関門橋Sは勝ち馬がマイラーズC3着に入ったほか、4着エーデルブルーメも重賞2着になるなど3勝クラスとしてはメンバーレベルが高く、そこでの8着は悪くない。
◯キミノナハマリア
こちらも力のいる馬場は大好物で、洋芝実績もある。前走は格上挑戦かつ落馬事故のアオりで完全にヤメておりノーカウント。自己条件でスムーズに先行すれば崩れない。
◎マリオロード
◯ハピ
こちらの予想はnoteの方に掲載しました。
「後払いの予想記事」というテイでやらさせていただいてます。予想の結果、あるいは見解などコンテンツにご満足いただけた場合は購入手続きへ進んでいただけると幸いです。
【予想の方向性】
内枠◇◆◇◇◇外枠
先行◇◆◇◇◇差し
スピ◇◇◆◇◇スタ
バビットが逃げを主張して、フェーングロッテンとセイウンプラチナが続く。フェーンは番手でもよく、セイウンは大外枠かつ500m短縮でテンもそれほど速くない。ミドル～ややスロー想定。内枠の先行馬を狙う。
◎レッドランメルト
1～3勝クラスを札幌→中山→中山で3連勝し、昨年の中山金杯では不利な15番枠から外々を回る先行策で0.3秒差の6着。七夕賞でも内有利馬場の外々を回る形で0.4秒差5着と善戦していた。1周2000mハンデGⅢなら立ち回り次第でやれそうな予感はある。
東京コースの切れ味勝負は合わず、かといって道悪もこなせない。4-5走前は道悪、1-2走前は東京にそれぞれ敗因を求められる。久々に自身のストライクゾーンに入るレース条件で、枠もいいところを引いた。溜めて切れるタイプではないので、積極策で攻めていってほしい。
◯ボーンディスウェイ
ソラ癖があって勝ち切れないようだが、内有利の特殊馬場で外々を回った中山記念を除けばおおむね上位で安定している。同コースの福島民報杯はリフレーミングと同斤でクビ差だった（今回はこちらが1キロ軽い）。初ブリンカー着用で集中力がアップすればなおよし。
ほか、馬単体の評価としてはキングズパレスやリフレーミングが有力なのだが、如何せん今の馬場、スロー濃厚なメンバー構成で外差しとなるとなかなか難しい。人気馬ならレッドラディエンスだけど、こちらもこちらで2走前ドスロー逃げ切り、前走は勝ち馬除いてちょっとメンバーレベルが微妙なリステッドではあった。まだ少し疑っている。
アラタは陣営がやたらと吹いていて怖い。バビットは福島実績持ちで楽逃げできそう。これが穴候補になるね。