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『競馬ナイト+』12月号 「有馬記念徹底分析号」が発売中です!
中京8、中山10、京都10、中京11、中山11、京都11、中京12、京都12
※買い目は基本的に◎の単勝と◎-◯のワイド
土曜は8打数3安打で快勝。序盤は低空飛行だったが「ミスター叩き良化」ことサザンステートの乾坤一擲の走りでバッコリ。大きめプラスになった。今月あれだな、自分としては珍しく南関が不調で中央が絶好調になってるな。
勢いを止めずに行きたい日曜日。朝日杯FSは◎クリノガウディーで勝った年が最大の思い出。世代限定戦を全部掘り返した成果を出したい。
◆中京8
【予想の方向性】
中京芝はフラット~やや内有利。地方からの再転入馬を除くと逃げ候補はインペリアルコートくらいで、先行したいフラッシングレートやオールアイウォントは8枠に追いやられた。ミドル~ややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎ブリックワーク
2走前は内有利馬場の16番枠から位置を取りに行き、前後半45.8-46.6のやや速い流れを一時先頭から2着に踏ん張った。前走は距離が1ハロン長かった上に、外伸び馬場のハイペースを内枠先行して展開不利大。短縮と好枠で今度は変わる。
◯インペリアルコート
3走前までは鹿戸厩舎の所属で現級頭打ちだったが、畑端厩舎に移って馬が変わった。前走は前後半45.9-47.6のハイペースを前受けし、スカイハイほどではないにせよ善戦した4着。すんなり行けば粘り込める。
◆中山10
【予想の方向性】
中山ダートは外有利。ピュアキアンがハナにこだわるタイプで、ロジアデレードやフランスゴデイナは番手でOK。無理に競ることはなくややスローペース想定。外枠の先行馬を狙う。
◎ピュアキアン
前回中山を使った3月のレースでは2着アムールドパリ(2勝クラス2着)、3着メイプルタピット(現3勝クラス)、4着ゴールドアローン(現3勝クラス)と実質3勝クラス相当のメンツを破った。前走はやや外有利馬場を逃げ、向正面でマクりも入り12.1-12.0と踏まされるラップ。ごっそり差し競馬になってもおかしくないところを逃げ切った。これが地味に強い。クラスが上がっても問題なし。
◯オンザライン
2走前は直線伸びかけたところで前が塞がって不完全燃焼に。前走はトップハンデの57キロを背負い、前残りの決着に後方から外を回って5着止まり。ここ2戦は上手に立ち回れなかった。力はあるので改めて。
◆京都10
【予想の方向性】
京都ダートはフラット~やや外有利。内からストレングスが先手主張。何が何でも逃げたい馬はいないが、テイエムランウェイ、フームスムート、エイシンレジューム、ハギノモーリス、ガンウルフなど総じて前々のタイプが多い。ややハイペース想定。中~外枠の差し馬を狙う。
◎ジャーヴィス
京都ダ1400mで5-8枠なら【2-1-0-1】。揉まれたらダメというわけではないが、外目を運んだ時の方がパフォーマンスは高く見える。前走の走破時計1:24.2は同日メインのギャラクシーSと0.2秒差。ペースも遅い割になかなかのタイムで走っていた。
◯フェルヴェンテ
ダ1400mで馬券圏外に敗れたのは中9週、中16週、中14週といずれも休み明け。中8週以下なら【2-3-1-0】と崩れていない。他の人気馬が内枠に集中するなか、外目をゲットできたのも好材料。
◆中京11
【予想の方向性】
中京ダートはやや内有利だが、このレースに関しては外枠勢が先行して内を確保しそうな並び。スローペース想定、枠順不問で前を狙う。
◎ユティタム
理想は左回りのワンターン、外枠で揉まれずに気分良く運ぶ形。青竜S、神奈川記念3着、オアシスS勝ちいずれもそういう競馬だった。2走前は外差し馬場で前が全滅する展開に泣き、前走は札幌ダ1700mの内枠で適性外の極み。
◯サクセスローレル
3勝クラス時代は砂を被らず先行してなんぼの馬だったが、OPに上がってからは行けずにまんまと揉まれる競馬が続く。ただ、前走を見るにテンのスピードが致命的に遅いわけでもない。今回のメンバー構成ならハナという可能性もある。そうなれば怖い。
◆中山11
【予想の方向性】
中山芝は内外ほぼフラット。コンクシェルが逃げ。内にはエコロヴァルツやグランスラムがいるものの、外からは競りかけるような馬がいない。ややスローペース想定。前に行ける馬を狙う。
◎エコロヴァルツ
昨年コスモス賞を圧勝した時から折り合いに苦労しており、朝日杯FSで2着。3歳時のパフォーマンスも2200mが上限ギリギリという感じで、ダービーと菊花賞は完全に適性外だった。1600~1800mならもっとやれていい。この短縮は割と楽しみ。
◯コントラポスト
2走前は目を疑うようなどん詰まりだったが、それを除けば3勝クラスで常にいい競馬をしてきた。前走は延長ローテで1000m通過57.5秒のハイペースを3番手先行。並の馬なら負ける展開であり、これを勝ち切ったのは能力の証明になる。適性的に中山>東京なのでコース替わりも歓迎。
◆京都11 朝日杯FS
【予想の方向性】
京都芝はフラット……というか、土曜は内から2~3車線目を通った馬ばかり来ていた。強いて言えば真ん中有利。明確な逃げ馬は不在だが、前走テン34.3秒で入ったエルムラント、控えて折り合いがつかなかったアルレッキーノがおり、ほか前走3番手以内の馬が7頭という構成。ややハイペース想定。(なるべく中枠の)差し馬を狙う。また、阪神と違って中距離質の馬が来やすい傾向も念頭に置く。
◎ミュージアムマイル
中京マイルの新馬戦はスローペースで4角1-2-3-4番手の馬が1-2-4-5着に残る超前残り競馬に、後方からただ1頭すっ飛んでくるインパクト大の走り。その後距離を延ばしてしっかり連勝した。黄菊賞の勝ち時計2:00.0は京都芝2000mの2歳戦で歴代3位タイ。昨年屈指のハイレベル戦・京都2歳S(シンエンペラー)が59.1-60.7のハイペースで1:59.8。対するこちらは61.7-58.3のスローペースで2:00.0だから、内容的には極めて秀逸といえる。
正直、距離は少し忙しい。が、例年の阪神より中距離馬が活躍しやすい京都での代替は追い風となる。先んじて今年の2歳戦を全部洗い出してきたが、この世代はクロワデュノール新馬とミュージアムマイルの黄菊賞が数字的な価値として双璧。力通りの走りができれば負けない。
◯トータルクラリティ
ノーザンFのバゴ産駒は現3歳以上だとJRAで6頭出走して5頭勝ち上がり。クロノジェネシスとステラヴェローチェが出るなど、高確率で成功している。新馬戦はドスローとはいえラスト11.4-10.9の加速ラップ。2戦目はコートアリシアンの自滅に助けられた部分もあるが、初戦と違ってテンからある程度流れる競馬でも問題なく追走し、ソツなく押し切った。レースが巧い。
3番手以下の印、および全頭評価はnoteに記載しました。リポスト無料なのでぜひご覧くださいませ。
先週は「おまけデータ」からゴリゴリにアルマヴェローチェ推しだったんですよね。◎と◯の序列を間違えたこと、まだちょっと引きずっている。
◆中京12
【予想の方向性】
レオテミス、クインズプリーズ、ファイツオンの3頭が逃げ候補。レオとファイツオンはともにルーキー騎乗かつ逃げて勝ち上がってきた馬であり、しばらく競る展開になりそう。ハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。
◎セレッソデアモール
2走前には中京芝1200mの16番枠というかなり不利な枠から外々を回って差し切りV。昇級初戦の前走は敗れたが、休み明け+18キロの自己最高馬体重であり、少し重め残りだったか。0.5秒差なら悪くない。叩き2走目、勝ったコースに戻り、ハンデ53キロも手ごろ。面白い。
◯レオテミス
ブリンカー着用以降では前走が初の芝1200m戦。そこで7馬身差圧勝と適性を発見した感がある。勝ち時計1:09.8は同日の2勝クラスより速いものだった。同型に競られそうなのは気になるが、それを差し引いても枠がいい。
ポジションはモズトキキがいいと思うが、この馬の好走時ってほとんどトラックバイアスに恵まれたものなんだよな。3歳牝馬55キロを背負う。どうなんでしょうか。
◆京都12
【予想の方向性】
1200mでもハイペースを作るメイショウエニシアがいる。ウルトラソニック、アドマイヤラヴィあたりもスピードがあってミドル~ややハイペース想定。中枠の差し馬を狙う。
◎ガロンヌ
橘Sでペアポルックス(先日L勝ち)を破るなど、この距離での実力は確か。前走はもう映像をぜひご覧ください。本命打っていてとても悲しかった。スムーズなら。
◯マンドローネ
近4走は内有利馬場の外枠→タイム差なし4着→スローペースに上がり最速遅刻3着→ソンシ強すぎ、といずれも恵まれず。1400m重賞でも面白そうなポテンシャルの持ち主だが、いかんせんシルクの5歳牝馬でもうリミットが近い。なんとか京都牝馬Sに間に合えばいいですね。あ、来年から京都牝馬Sじゃなくて愛知杯(中京芝1400m)か。わからん。