【POG】第1回・指名馬検討会 身の上話とキズナ産駒の成功パターン

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身の上話、わたしのPOG遍歴

今年もこの季節がやってきた。そう、POGドラフトに備えるシーズンである。

わたしが参加(兼主催)しているのは身内の1団体のみで、今シーズンは現在8人中6位。9位指名のサントノーレが京浜盃勝ちなど気を吐いてくれたが、無念の戦線離脱。苦戦が続いている。しかしクイーンズウォークがオークスを勝てばまだ逆転優勝圏内。楽しみを持って5月を迎えることができた。

以前は同じく身内で「地方馬限定POG」を主催していた。門別の能検を隅々から見て、ヒガシウィルウィンやアクアリーブル、リコーヴィクターなどを指名した実績がある。ただ、こちらの団体は東京ダービー交流化に伴って閉鎖した。対象となるパイからそもそもダービー馬が出なかったら興醒めなんでね。

ということで今年もその身内1団体のみ参加する予定。それに備えて予習をし、その進捗をここに書いていくことにした。ちょっと特殊ルールがあるので、身の上話ついでに記しておく。

1.各人15頭持ち
2.同一生産者から2頭以上指名できない(※外国産馬は「外国産」
として1頭まで)
3.ドラ1の前に指名禁止馬(通称「そういうのおもんないよ枠」)を1人1頭ずつ選択。この馬は誰も指名できなくなる

要するに「走るのが見え見えの早期デビュー良血ノーザンを取り合っても面白くないだろ!」という発想から生まれたルール。ちなみに去年はシャハザマーン、ダノンエアズロック、ボンドガール、チェルヴィニア、ゴンバデカーブースなどが指名禁止になった。

ノーザンも社台も1頭ずつしか持てないので、必然的に非社台系の掘り出し物を探していくことになる。そんなことを念頭に置きながら、まず初回は「キズナ産駒」を切り口に調査してみた。

あ、同団体の参加者もコレ読めちゃうんだよな。本当の隠し玉は誤魔化して書くかも。あしからず。

キズナ産駒の成功法則

ディープインパクトとキングカメハメハ亡き今、POGで最も信頼できる種牡馬はやはりキズナではないか。現3歳世代の賞金上位40傑を種牡馬別に仕分けてみる。

6頭=キズナ
5頭=スワーヴリチャード
4頭=エピファネイア
3頭=ブリックスアンドモルタル
2頭=パレスマリス、ダイワメジャー、リアルスティール、モーリス
1頭=アルアイン、Siyouni、Too Darn Hot、ニューイヤーズデイ、ヘニーヒューズ、リオンディーズ、マジェスティックウォリアー、ドゥラメンテ、エピカリス、ゴールドシップ、ロジャーバローズ、ロードカナロア、ブラックタイド、ルーラーシップ

新種牡馬スワーヴリチャードの躍進は偉いが、それを抑えてのトップがキズナだ。逆にドゥラメンテやロードカナロアが意外にも振るわない。

ではキズナ産駒の走る馬を見抜くパターンはあるか。以前は「フィリーサイアー」で牝馬の方が走るイメージもあったが、現3歳世代でジャスティンミラノ、ジューンテイク、シックスペンスが出てそのイメージ(データも)払拭された。牡牝はフラットに考えていい。

常々思っているのが「母がスピード馬(短距離馬)の方が走るのでは?」という説。ビアンフェの母ルシュクル、ファインルージュの母パシオンルージュ、マルターズディオサの母トップオブドーラ、ソングラインの母ルミナスパレードらは、いずれも現役時代1000~1400mあたりで活躍していた。

現3歳世代がその仮説をさらに確信させる。ウェイヴェルアベニュー(ダ7F・BCフィリー&メアスプリント勝ち馬)の仔でグレナディアガーズの半妹という理由で指名したクイーンズウォークがクイーンCを勝った。

皐月賞馬ジャスティンミラノの母マーゴットディドは芝5FのGⅠ・ナンソープSの勝ち馬だし、シックスペンスの母フィンレイズラッキーチャームはダート7FのGⅠ勝ち馬。先日京都新聞杯を制したジューンテイクの母アドマイヤサブリナも1200~1400mでJRA3勝を挙げている。これはもう、そういうことだろう。

そうと決まれば善は急げ。POG本のキズナ産駒の索引から、母にスピードがありそうな馬を探していくだけだ。

指名候補馬

◆グラフレナート
(牡馬、父キズナ、母ヴィルデローゼ、美浦・宮田、ノーザンF)

→母母ブルーメンブラットはマイルCS勝ち馬。近親にシュトラウスがいる。母ヴィルデローゼは現役時代1200~1400mで3勝。成功パターンに合致する。POG本での評判もよさげ。本州移動済みとのこと。かなりいいのでは。

◆アイサンサン
(メス、父キズナ、母ウアジェト、栗東・佐々木、サンデーヒルズ)

→アカイイトの全妹。ウアジェトはここまで4頭の産駒を出し、3頭がJRA勝ち上がりとなかなか偉いお母さん。ただ、現時点でそれ以上の情報は見つからず。

◆マジックローズ
(メス、父キズナ、母エンジェルフェイス、栗東・中内田、ケイアイF)

→母はフラワーCの勝ち馬。半兄ロードレゼルは期間内2勝と青葉賞2着、半姉クランフォードは1400mで先日圧勝した。

◆アンビアンス
(メス、父キズナ、母クリアリーコンフューズド、栗東・清水、ノースヒルズ)

→母はダート7FのマディソンS3着馬。全姉フィオリキアリはアネモネS2着など。「やや小柄ながらバネあり」みたいなコメント。

◆スティレセイル
(メス、父キズナ、母コーステッド、栗東・福永、ノーザンF)

→ダノンベルーガ、ボンドガールの下。評判が非常によく、各所媒体で福永厩舎の一番馬として取り上げられている。既に入厩済みでデビューも早い? ウチの団体だと多分「指名禁止馬」に選ばれちゃうだろうなあ。

◆マジックサンズ
(牡馬、父キズナ、母コナブリュワーズ、栗東・須貝、ノーザンF)

→母コナブリュワーズは現役時代1200~1400mで全4勝。成功パターン。半姉に桜花賞2着コナコーストがいる。早々にゲート試験をクリアして一度放牧に出た模様。早期デビューか?

◆レーゼドラマ
(メス、父キズナ、母シアードラマ、栗東・辻野、社台F)

→母はダート7FマディソンSなどGⅠを3勝した良血。その兄にBCスプリント勝ち馬Big Dramaがいる。半姉サトノルーチェは1200mの2勝クラスで活躍。成功パターン。5月生まれという点が?

◆シーク
(牡馬、父キズナ、母セレブラール、栗東・角田、土居牧場)

→ベルカントやイベリスなどを出し、現3歳ブルボンクイーンを除いてすべての産駒が中央勝ち上がりというスーパーお母ちゃん。短距離質という意味で成功パターンにもドンピシャ一致する。ゲート合格済み。遅生まれだが早期デビューが示唆されている。

◆マルターズヴェロス
(牡馬、父キズナ、母トップオブドーラ、美浦・手塚、天羽禮治)

→全姉マルターズディオサはチューリップ賞勝ちなど。半兄にダートで活躍したアルタイルもいる。

◆ハミルトン
(牡馬、父キズナ、母ドリームオブジェニー、栗東・高野、谷川牧場)

→半姉にファンディーナ、半兄にナムラシングン。きょうだいより早めのデビュー可能、との表現を見かけた。

◆ハーバードスクエア
(メス、父キズナ、母パシオンルージュ、美浦・木村、ノーザンF)

→全姉にファインルージュ。当然、配合としては成功パターンなのだが、それ以上の情報が見当たらず。

◆サンディエゴ
(牡馬、父キズナ、母ファイネストシティ、栗東・清水、ノーザンF)

→母はBCフィリー&メアスプリントの勝ち馬。POG本でも大山ヒルズの筆頭に取り上げられていて、早期デビューを目指すとのこと。

◆デアマトローナ
(メス、父キズナ、母ホームカミングクイーン、美浦・国枝、ノーザンF)

→母は英1000ギニーの勝ち馬。半兄ダノンマッキンリーがファルコンSを勝ち、おそらく今後は1200mで活躍していくであろう馬。スピードという点は申し分ない。評判も高いようで、既にゲートも合格済み。走りそう。

◆馬名未決定
(牡馬、父キズナ、母メリッサ、美浦・高木、岡田スタッド)

→母は北九州記念勝ちなど短距離で活躍。徹底してディープをつけられ、ミッキーグローリーとカツジを出している。セレクト3000万はこの血統にしてはちょっと安い感も。

◆馬名未決定
(メス、父キズナ、母レイカーラ、美浦・手塚、下河辺牧場)

→きょうだいはインターミッションやシンリョクカなど、デビューした5頭中4頭が勝ち上がり。

◆ホウオウタイタン
(メス、父キズナ、母レネーズタイタン、栗東・須貝、三嶋牧場)

→母はダート6.5FのGⅡ・サンタイネスS勝ち馬。母母がタイタンクイーンで、つまり近親にストロングタイタン、ギルデッドミラーがいる。

◆ロージースカイ
(メス、父キズナ、母ロードクロサイト、栗東・矢作、ノースヒルズ)

→言わずと知れた三冠馬コントレイルの半弟。ダートの短距離で活躍したバーンフライもおり、コントレイル自身も現役時「作り方によってはスプリンターになっていた」とまで言われた馬。キズナとの相性はよさそう。しかし5月下旬の遅生まれで、この血統なのに情報が見つからず。ちょっとどうか。

◆ラトラース
(牡、父キズナ、母ローブティサージュ、栗東・中内田、ノーザンF)

→母は阪神JF勝ちののち、古馬になると短距離重賞で活躍した。きょうだいも未出走引退を除いて3頭全て勝ち上がっている。媒体での期待度も非常に高く、既にゲートを合格して進度もいい。6月京都デビュー予定らしい。ルールとの兼ね合いもあるが、取りたいなあ。

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第1回はこんなところです。おそらく次回に続くと思います。少しでも参考になれば。

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