【中央競馬】根岸S、シルクロードS2025と当日他レースの予想

中央競馬予想

2月2日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

『競馬ナイト+(プラス)2025年2月号』好評発売中!

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

土曜は8打数ノーヒットでタコ負け。トリリオンボーイとかプリティディーヴァ(というよりティラトーレの方なんだけど)あたりの騎乗に不満もあるっちゃあるが、まあ全体的に展開の読みが悪かった。反省。

切り替えて日曜へ。小倉は2週目にして早くもカオスだし、京都芝は土曜が少頭数ばかりで馬場を読めなかった上に雨、東京は明日の午前が雪予報。どうすりゃいいんだよ。

◆東京6

【予想の方向性】
東京芝はフラット~やや内有利。逃げ経験馬がマイネルレクエルドしかおらず、ややスローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎ショウナンバージ
近走はスタートから抑えることに専念して乗られているが、それでも引っかかって競馬にならない。安直だが短縮効果に期待。最内枠からポンと逃げてしまえば開幕週の馬場も味方する。

◯ルトンワージ
新馬戦は前後半36.6-34.2のスローで展開向かず、2戦目はド派手な大外ぶん回しで2着。前走は結果的に強い初出走馬がいて食われたが、4角大外から手応えよく進出して力は示した。好枠を引いてもう順番。

◆京都8

【予想の方向性】
京都ダートはフラット~やや外有利。芝発走のダ1400mなら特に外枠の利が増す。トクシーカイザー、プルートマスター、アナスタシス、あるいは1200mを使ってきたブライトルピナスあたりの先行を外からサザーランドが制して逃げ。ミドル~ややハイペース想定。外枠の差し馬を狙う。

◎キタノブライド
近親にクイーンマンボなどがいる牝系で父マクフィならダート適性はありそう。前走はスタートから折り合いを欠き、中京の3~4角を大外からマクり上げて失速。距離も合っていないしロスも大きすぎた。ワンターンの1400mで差しに徹すればもう少しやれるのでは。

◯レッドダンルース
ブリンカーを着けた3走前から内容が良化。2走前で接戦したラフエイジアンは次走ですぐに勝ち上がった。前走は直線で詰まって不完全燃焼。改めて。

◆東京8

【予想の方向性】
東京ダートは雪の影響が読めない面もあるが、土曜を見る限り内外はフラット。ただし差しはよく届いていた。メンバー的にはおそらくカリフォルニアの逃げ。それ以外はハナを叩きに行く馬もおらず、ややスローペース想定。前目で運べる馬を狙う。

◎ダノンスウィッチ
伝家の宝刀・アメリカンファラオの外枠。2走前は差し決着を唯一前で残した3着、前走はこの血統が苦手とする内で揉まれる競馬で、4角の手応えは悪かったが0.3秒差5着と大きくは負けなかった。伸び伸び走れば。

◯アッチャゴーラ
東京ダートでは【0-1-4-1】と勝ち切れないが堅実。近3走はいずれも前半より後半3Fの方が速い後傾ラップで前有利の展開になったが、それでも差して馬券圏内まで来ている。今回は相手関係が手薄。引き続き信頼できる。

◆京都10

【予想の方向性】
土曜の京都芝は4鞍全て少頭数だったためイマイチ傾向が見えず。ただ、換言すると事前に想像していた「Dコース→Aコース替わりでインが有利」という感じもしなかった。暫定的に内外フラットとしておく。

7頭の少頭数ながら大逃げに持ち込みたいプリマヴィータ、前で粘るミステリーウェイ、リビアングラスがいてミドル~ややハイペースの縦長競馬になる。差し馬を狙う。

◎チルカーノ
同舞台の矢車賞を上がり最速V。秋華賞は8着止まりだが、当時の9着コガネノソラが小倉牝馬S3着、10着ホーエリート、13着セキトバイーストは既に3勝クラスを突破しており、こちらも条件戦では格上。ハービンジャー×アロマティコで極度に速い上がりを求められると厳しく、前走はそういう負け方。京都替わりで。

◯インザモーメント
比叡Sは勝ち馬ヴェローチェエラと2着マイネルエンペラーが日経新春杯でそれぞれ4着と3着に入った通り好メンバーだった。前走は内有利馬場でインを立ち回った1-2着馬に対し外から迫って3着。負けて強し。少頭数かつ手薄な今回の相手関係なら連は外さない。馬連。

◆東京10

【予想の方向性】
オーサムストロークかハクサンバードの逃げ。どちらも遮二無二ハナが欲しい馬ではなく、番手でも競馬ができる。無理な競りはない。ミドル~ややスローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎オメガキャプテン
2勝クラスを勝った際にシャドウフューリー、レッドアヴァンティという2頭の現OP馬を破った実績がある。その後も展開が向かなかった多摩川Sを除いて1400mでは好結果を残しており、近2走はマイルが合わなかった。得意距離に戻って反撃。

◯サトミノキラリ
ビッグアーサー産駒らしく距離の壁があるものの、1400m以下では【3-3-0-2】。着外2回は重賞かつ直線でゴチャついたファルコンSと、どん詰まりで最後追えなかった前走。スムーズなら能力が上と見る。

◆小倉11

【予想の方向性】
小倉ダートはフラット~やや内有利。ただ、このレースは揉まれ弱い逃げ先行型がカズプレスト、アスクドゥラメンテ、スマートサニー、テーオーリカードの4頭おり、またライラボンドは斎藤騎手の前回騎乗時に向正面マクりを打って2着と成功していて、今回も早めに動く公算が高い。ローカルらしいハイペースかつ出入りの激しい競馬を想定。差し馬を狙う。

◎トウセツ
極めてズブいがローカルの1700m戦が何故か得意で②③④着。昨年このレースではインを突く形で3着だった。重賞や主場のリステッドで少し足りない馬が集まった今回のメンバーにあって、アンタレスS4着の実績は十分に威張れるもの。展開ハマれば。

◯チュウワハート
師走Sで対戦した2着サンデーファンデーはベテルギウスS→プロキオンSと連勝。3着アクションプランも次走ポルックスSを勝つなど、この組はレベルが高かった。素直に評価。

◆京都11 シルクロードS

【予想の方向性】
ペアポルックス、シロン、ウインカーネリアン、エイシンフェンサー、グランテストなど逃げ経験馬に加え、なんといっても超速のピューロマジックがいる。さすがにハイペースが確定的。差し馬を狙う。

◎レッドアヴァンティ
1200mでは5戦して3勝。負けた2戦も、TVh杯は大外ぶん回し&直線やや狭くなって0.2秒差3着、セプテンバーSは開幕週の内有利超高速馬場で外々を回されての0.3秒差と内容は悪くない。

前走はトップハンデ、直線で外からフタをされて詰まりかけたが、他馬を押し除けてスペースを作って勝った。着差はわずかだが、スムーズさを欠いた分も考慮すれば価値がある。追い込みに徹するタイプが少ないので、じっとしていれば自然と展開が向く。

◯ピューロマジック
直線平坦の1200mでは4戦4勝。北九州記念では前後半32.3-35.6という異次元のハイペースでそのまま押し切るなど、テンのスピードとハイペース耐性の高さが強力な武器。スプリンターズSは4角で後続を大きく引き離していたが、あれと同じことを後半下り→平坦の京都、今回のメンバー構成でやったら捕まえられる馬はいない。他の先行馬を潰しながら自分だけ粘るイメージ。

ほか、人気どころの評価は週中に書いておきました。もっとハッキリ内がよさそうな馬場ならペアポルックスやメイショウソラフネ、セントメモリーズあたり。あとまあカピリナは高評価している。ソンシはイマイチかな。思ったより人気してないが。

◆東京11 根岸S

【予想の方向性】
逃げ先行馬は多くないが、ドバイで先行できたドンフランキーに揉まれたくないメイショウテンスイ、バルサムノートあたりが絡んでややハイペースか。差し馬を狙う。

コスタノヴァ
ダート1400~1600mでは4戦4勝。2走前の欅Sでは出遅れながらエンペラーワケアを差し切り、1:21.9のタイムも東京ダ1400mの良馬場レコードという極めて優秀なものだった。エンペラーワケアが重賞2勝馬、おそらくフェブラリーSでも1番人気に推されるであろう実力馬であることを踏まえると、それに勝った事実は重い。

前走のクラスターCは初の1200mとスピード馬場に対応できずで参考外。間隔が空いた分でデキに不安は残るが、1週前に時計自体は出ている。力を発揮できれば。

◯サンライズフレイム
JppⅠ馬ドライスタウトの半弟で、自身も一貫してダートを使われ【6-1-3-0】と崩れていない。2走前は58.5キロの重ハンデを背負い展開不向きの追い込みで2着。前走は前後半35.4-35.3のスローペースを上がり最速タイで3着。エンペラーワケアには差を付けられたが、走破時計1:22.8でも同舞台コールドムーンSやすばるS(つまりフリームファクシ)よりは速い。

差しに慣れているが流れ次第で前目につけることも可能で、3着圏内という意味では最も安心感がある。

3番手以下の印、全頭評価などはnoteで公開しています。ドンフランキーなあ。ドバイでGⅠ・2着してきた馬をこのメンバーで伏兵扱いにしていいのか、という問題はある。東京向きではないし、根岸S=差し有利という話で敬遠されるのも分かるんだが。

【根岸S2025予想・全頭評価付】2走前の内容が超優秀 素質馬が初重賞奪取だ|鈴木ユウヤ
※他レースの予想は以下のブログで公開しています。 競馬ナイト ◆根岸S予想 【予想の方向性】 内枠◇◇◆◇◇外枠 先行◇◇◇◆◇差し スピ◇◇◆◇◇スタ 東京ダートは雪の影響が読めない面もあるが、土曜を見る限り内外はフラット。ただし差しはよ...
タイトルとURLをコピーしました