『競馬ナイト+』4月号発売中!
大井8、大井9、大井11、大井12
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
火曜は4打数1安打でトントン。馬場の前提が崩れた中で、ブリリアントカップはなかなか楽しいレースだった。サヨノネイチヤはいいね。能力はもちろんだが、今日の競馬ができるなら崩れる形があまりなさそう。大井記念、帝王賞とステップアップして行ってほしい。
二夜連続重賞、明日は交流の東京スプリント。ギャルダル、ギシギシ、ジャスティンと南関の三銃士が揃い、一筋縄ではいかないレースになりましたね。
◎カノアレディー
2走前は前後半36.3-40.3のハイペースで、先行馬がほぼ11着以下に沈む展開を自分だけ4着に粘っていた。前走はやや物足りないが、テンに行き切れず追い通しになった分のツラさはあった。今回は逃げさせてもらえそうなメンバーに替わるので、そこの伸びしろに期待。
◯ヤマノウォーリア
2走前はハイペース先行からあまり伸びない最内に突入しての敗戦。前走は内で揉まれて行きっぷりが悪かった。主張するカノアと併せて外2なら久々に本領発揮できる。個人的には前をかわいがってほしいところ。
◎グランツシチー
もう6走前の話になるが、ゴッドファーザー賞が強い勝ち方。テンから13.2-11.7-11.5-11.8というかなり長い先行争いを制して3角先頭、そのまま馬なりで後続を振り切り4馬身差を付けた。1400mの外枠という条件自体はベストに近い。前走は距離が長く、向正面動くも不発。参考外でいい。前が手薄なので位置をとれば一発あっても。
◯ビッグショット
昨年10月以降は得意の1400mで好走→1200mで馬券圏外を見事に繰り返している。引き続き得意距離での続戦になる。5か月休のダイコクテンよりは信頼できると見た。
【予想の方向性】
内枠◇◇◇◆◇外枠
先行◇◇◇◆◇差し
スピ◇◇◆◇◇スタ
月曜と一転、馬場はフラットかむしろ外がややいい状態。ある程度のテンがあるキュウドウクン、ギシギシ、ジャスティンを制して外からテイエムトッキュウが出ていく並びで、ペースは速く、かつ内枠勢はやや競馬がしづらい。外差し想定。
◎マルモリスペシャル
もともと道中モタつく面のある馬だが、それにしても近2走は初角から向正面にかけて置かれ気味になっており、小回り1周競馬が致命的に合っていないように感じる。距離的にも1200m以下【4-0-3-3】に対し1400m以上【1-0-0-6】なわけだから、大箱の1200m替わりは楽しみ。
先週の川崎記念もそうだが、交流重賞だと南関を知ってる騎手のアドが非常に大きい。御神本さんに託す。
◯アームズレイン
室町Sの敗因だけつかめないが、ダート1200mでは【4-0-1-1】。コパノリッキー産駒ながらファルコンSや葵Sでも5着に入ったように能力が高い。前走根岸Sは展開が楽だったとはいえ、ベストとはいえない1400mでもしっかりと2着を確保。距離短縮は当然プラスで、焦らずに脚を溜めていけば。
南関勢の人気最上位はギャルダルか。今の充実ぶりで中央馬相手にどこまでやれるかは興味深い。ただ、中央馬が混ざる1200mはここ数走より急激にペースが速くなる。条件としては厳しい。
ジャスティンは最近砂を被っても以前ほど困らなくなってきたが、とはいえテイエムトッキュウがすぐ外から被せてくる並びは悩ましいところ。ギシギシはちょっと休みの長さが気になる。
テイエムトッキュウは芝発走かつスピードに任せて逃げれば残りやすい中山ダ1200m→大井ダ1200mの大幅条件悪化で1番人気なら手を出したくない。クロジシジョーの前走はペースが案外上がってくれなかった上に、3~4角で外を回りすぎた。3番手評価はコレですかね。
ヘリオスは徐々にピークアウトしつつある8歳の今、もともとベストでない1200m、かつ差し想定の前提では見送りが妥当でしょう。
◎ランプロン
2走前は外差し馬場のハイペースを先行して1.0秒差というなかなか香ばしい負け方をして、前走も休み明けかつ+16キロで登場し、向正面で折り合いを欠いた馬に絡まれながら先行勢最先着の4着という地味に強い競馬。内枠に替わり、これといった同型もいない今回はシンプルに逃げて押し切れる。鷹見。
◯エムティゲラン
そのランプロンと前走で対戦し、内枠から出して行くも、向正面との合流点で挟まれるような格好でブレーキ。さらに結果的に前が不利になる展開も重なって、それでも6着ならこれもこれで隠れた好内容といえる。ランプロンの隣か後ろにぶちこめ。