10月20日の大井競馬予想
『競馬ナイト+』2025年10月号発売中 馬券の心得載ってます

日曜は8打数3安打で負け。開幕から3連勝も東京メインが終わった時点でちょうどトントンになり、秋華賞の分だけやられた。
その秋華賞はエンブロイダリーとエリカエクスプレスで行った行った。このメンバーで後傾ラップの前残りか。なかなか難しい。
エリカに限らずエピファネイア産駒には「前進気勢が強くて短距離向きに見えるけど、フィジカルは中距離向き」という独特のタイプが結構いる。そういう馬を刺激せずにじわっと逃げさせた武豊がスーパー上手いし、それをまんまと許した他の先行勢が消極的過ぎたとも言える。もちろん向正面で2番手を取りなおしたルメールも好判断。2人ともさすがですね。
◎ジョスランはスローに泣いて直線も仕掛け遅れて4着。もう少し流れれば圏内はあったと思う。ただまあ馬券はカムニャックがああなった時点でどのみちハズレ。テンションが異常に高かったし、ゲートも大暴れ。4角でもう余力がなかった。故障じゃなければいいが。
この秋は中央重賞がさっぱり当たらんモードに突入してしまったが、一旦それは忘れて大井へ。コツコツ積み上げていきましょう。
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆大井9
【予想の方向性】
馬場は内外フラットと想定。ユーヴイカットが行ってキルコネクションが続く形か。先行馬が少なくややスロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎エンドレスバンカー
JRAの1400m新馬で上がり最速5着に入った実績あり。近走はテンから抑えて乗られたわりに後半も伸びきれず、距離が長そうな負け方をしてきた。短縮はいいと思うし、C2の下位に混ざれば能力も上。
◯ユーヴイカット
未勝利ながら5戦で3度の馬券圏内。2歳時にはマウンテンローレルと0.2秒差で走った実績もある。前走は長期休養明けで前後半35.6-38.9のやや速い逃げを打って3着に粘った。叩き2走目で上積みあれば。
◆大井10
【予想の方向性】
最内からボディコンシャスが逃げてセントラルガバナーが外2か。シザーハンズ、キエティスムはハナにこだわるタイプではなく(しかも後者はセントラルと同厩)、大きな先行争いはなさそう。ミドル~ややスロー想定。前目に付けられる馬を狙う。
◎キエティスム
3走前1着時の1:12.2は同日メインのB2と0.3秒差という上々のタイムだった。その後盛岡に遠征して重賞勝ち。前走優駿スプリントは前半3F33.8秒のハイペースで先行争いに敗れ、砂を被ったら頭を上げて進んでいかず。競馬にならなかった。少頭数の大外枠に替わるのは歓迎。
◯タケシ
目が覚めるほど強かった5走前のパフォーマンスはその後発揮されていないが、とはいえB2で堅実に入って2着、3着、2着。前走は勝ち馬が強すぎただけで、この馬自身も後続は5馬身離した。ここも信頼。
◆大井11
【予想の方向性】
イチニチショチョウ、トランジェント、ヴァルタリなど先行候補がそれなりにいるところへフォルツァが徹底逃げ。アイビーサムライオも好位でプレッシャーをかけていく。ややハイ想定。差し馬を狙う。
◎ユーヒナタ
C1ではコンスタントに走って前走が昇級戦。5か月の休み明け、+12キロの重め残り、B2との混合で条件はラクでなかったが、6着と及第点の走りは見せた。今回も展開は向きそうで、あとは一度叩いた分での前進に期待。
◯アイビーサムライオ
昨年秋の道営移籍から8戦7勝2着1回。春の3戦はいずれも着差を1.3秒以上つける圧勝だった。前走は休み明けでも外前から危なげなく押し切って2馬身差勝ち。1:42.3は同日メインのA2でも3着相当だった。も順当に。