10月19日の中央競馬予想
『競馬ナイト+』2025年10月号発売中 馬券の心得載ってます

土曜は8打数1安打で負け。総じて展開とポジショニングの想定にズレがあった。買った馬がいい位置をとれなかった…という話だが、そもそも見込んだ位置に希望的観測が混じってしまった面もある。
富士Sは安田記念の2→1→3着で決着。ジャンタルマンタルとソウルラッシュが59キロ、ガイアフォースが57キロなので、終わってみればただの算数。こういうのはジャンタルとガイアのワイド2.7倍で満足しないといけないんだよな。欲をかいて失敗した。スロー想定して実際スロー、本命馬は順当に後ろから行って届かず。これはよくない。シャンパンカラーはどこかで出番があると思うけど、それを期待するのは今回じゃなかった。
反省を踏まえて日曜へ。秋華賞ですね。「競馬ナイト+」でも書いた通り、京都芝2000mは「トリッキーではない内回り」と解釈している。強い馬が順当に強い競馬をできる舞台。全頭評価はnoteに出しているので、ぜひご一読ください。
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆東京1
【予想の方向性】
東京ダートはやや内有利。前走逃げてきた馬が2頭いるが、どちらも400mの距離短縮。あとはB着のスタームーンライトが行くくらいでややスロー想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎リフレックス
ダートに転向してからの3戦はいずれもテンに素晴らしいダッシュ力を見せているが、直線止まってしまっている。シンプルに距離が長い。短縮で。単勝。
◆東京2
【予想の方向性】
東京芝は内外フラット。前走逃げていたルージュアストレアも前半3F35.8秒と決して速いペースではなかったし、ほか先行馬は400m短縮のテルケンレンスキーくらい。スロー想定。前を狙う。
◎フジガイフウ
新馬戦は新潟最終盤の外有利馬場でイン追走→イン突きの4着。前走は逆に内有利馬場の中山マイルで14番枠という厳しい条件ながら、外から伸びて3着。走破時計1:34.4は同日同コースのリラより1.5秒速い。どちらもトラックバイアスに逆行して結果を出してきた。外枠を利して先行すれば押し切れる。ここも単勝で。
◆東京7
【予想の方向性】
フェンスブレイカー、スモーキーゴッドあたりが逃げ候補。ほかにもプリンセスロロ、パストラーレ、パーセルペーパー、クライスレリアーナなど先行馬が多い。ややハイ想定。差し馬を狙う。
◎ミッキーソルジャー
デビューは3歳8月まで遅れたが、その勝ち方が秀逸。前後半48.7-46.0のスローペース、2~4着に先行馬が残る展開を上がり32.8秒で差し切った。あの内容なら距離が1ハロン延びても大丈夫そうだし、クラスが上がっても楽しみ。
◯クライスレリアーナ
デビューから複勝率100%を継続中。新馬戦でエンブロイダリーと0.1秒差の3着に走ったほか、2走前はジョスラン、前走はエストゥペンダと、世代重賞級の馬とばかり対戦してきた。勝ち切れてはいないが1勝クラスでの地力上位は明白。
◆東京8
【予想の方向性】
逃げ馬はレミギノテソーロ、ユニヴェールの2頭くらい。ダ1150mで先行してきたゴールドハンマーもいるが、15頭中9頭が前走初角7番手以下のメンバー構成でややスロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎ワイルデンウーリー
JRAにおけるバーナーディニ産駒の成績は芝3勝、ダート33勝。単純に「前走芝→今回ダート」のダ替わりを買うだけで【6-4-1-21】単回171%、複回164%と大幅な黒字が出ている。この馬も芝で4戦を消化し、満を持してダート替わり。今回が買い時。
◯ピコテンダー
デビューから6戦オール3着以内。4走前は後続を9馬身離しての2着、3走前は出遅れて揉まれて直線不利があった3着。2走前はハイペースで差し馬に食われたが、3着とは3馬身差をつけていた。前走押し切れなかったのは案外だが、1勝クラスはすぐにでも勝てる能力の持ち主。
◆東京10
【予想の方向性】
揉まれるのを嫌ってレッドダンルース、トルショーが出していく。バランスダンサーは前走逃げ切ってきたが、別に番手でも問題ないタイプ。ミドル~ややスロー想定。前を狙う。
◎トルショー
東京ダ1600mでは2戦して3着、1着。4走前には今回1番人気になるであろうサノノワンダーと0.1秒差、2走前に破った相手は3着馬がその後1勝クラスを圧勝、6着馬が現3勝クラス、8着馬が現OPなどなかなか強力だった。前走は出遅れて川崎のコーナーを外から押し上げる厳しい形。参考外でいい。芝発走のワンターンに戻って揉まれず運べば。
◯サノノワンダー
東京ダ1600mは【1-1-3-0】。青竜Sでは前後半36.2-35.3のスロー前残りによく追い込んで3着だった。前走のレパードSは雨馬場のイン前決着で展開も向かないなか、上がり最速で5着と善戦。得意の東京なら。
◆新潟11
【予想の方向性】
新潟芝は内外フラット。内からエリカヴィータ、カネラフィーナが先行するところに、外からアマイとイヤサカが競りかけていく。ややハイペース想定。差し馬を狙う。
◎ロジシルバー
新潟は【0-1-2-2】で大崩れがない舞台。なかでも昨年の新潟日報賞が立派で、1着シンティレーション、2着トロヴァトーレ、16着ホウオウラスカーズがその後重賞勝ち、4着ケイアイセナ、5着トーセンリョウはOPでも好走、7,8,10,11着馬もOP入りを果たした。そこでの3着は価値が高い。2走前はスローで展開不向き&直線詰まっての6着。前走は3勝クラスで小差の3着だった。
今回はOPへの格上挑戦となるが、その実OP馬はエリカヴィータとミアネーロ、キミノナハマリアの3頭しかいない。ここなら通用していい。
◯ミアネーロ
昨年は紫苑Sでタイム差なし2着、秋華賞でも0.6秒差6着と善戦した馬。2走前の中山牝馬Sは出遅れ、直線は前が壁になっての0.4秒差だった。牝馬限定戦なら重賞でも通用するレベルの馬が、今回は3勝クラスと大差ないメンバーに混ざる。地力信頼。
◆東京11
【予想の方向性】
ピュアキアンが逃げ。アムールドパリ、リチュアル、カゼノランナーといった他の先行候補はハナ必須ではなく、激しい先行争いにはならないか。ミドル~ややスロー想定。ある程度前につけられる馬を狙う。
◎リチュアル
揉まれずに先行できればしぶとい馬で、昨年のブリリアントS、スレイプニルSではクールミラボーに先着した実績がある。2走前のスレイプニルSは1000m通過60.4秒のハイペースで1~3着いずれも差し馬が台頭したレース。今回はその出走馬が7頭出てくるが、当時先行していた組を見直したい。
◯ピュアキアン
同じくスレイプニルSはハイペース逃げで小差の4着と負けて強し。マリーンSでも強気に逃げ、向正面でマクリに抵抗して残り800mから11.9を踏むなどラクな展開ではなかったが、無尽蔵のスタミナで差し返した。白山大賞典は同型がいてハナを切れなかったし、小回りも合わなかった感じ。すんなり逃げられそうなメンバーに替わって巻き返す。
◆京都11 秋華賞
◎ジョスラン
◯カムニャック
予想の詳細および全頭評価はnoteに記載しました。下記のリンクからぜひご覧ください。
【秋華賞2025予想・全頭評価付】1600~1800m向きの馬が多いメンバー 内差しの一撃を狙う!
