8月26日の川崎競馬予想
月曜は4打数ノーヒット。小難しかった。木金よりはフラットに寄ったが、キャップやらマインドユアミモザやらの好走を見るに、結局はインを通した方が若干よさそう。野畑騎手がずっと外を目指しているように見えるのはわたしの気のせいだろうか。
明日は変則開催の最終日でスパーキングサマーカップ。ベアバッキューンvs古馬。楽しみですね。
※買い目は基本的に◎－◯のワイド
◆川崎9
【予想の方向性】
馬場はやや内有利。大外ラベンダージェイドが逃げそう。ナチュラルターンもテンは速いが、こちらは番手でも問題なし。競り合いはなくミドル～ややスロー想定。中～内枠の先行馬を狙う。
◎ラムテリオス
3走前が直線流してラスト12.9の4馬身差V。強い勝ち方だった。前走はスローで展開も向かなかったし、ジャンプアップシリーズでメンバーレベルが高かった。勝ち時計1:29.6はなかなか見ない数字で、勝ち馬ビップソリオは次走のB3も勝利した。本来テンが遅い馬ではなく、この枠とメンバーならイン3あたりで競馬ができるだろう。
◯ナチュラルターン
川崎に転厩してからC1の1400m戦でコンスタントに好走。4着に敗れた3走前は逃げ受難の馬場に泣いた。すんなりイン前確保から展開と馬場を味方に粘り込む。
◆川崎10
【予想の方向性】
1500mで逃げてきたアスタラビスタがハナ濃厚。ほか先行しそうなのはリリーバローズとレッドサラマンダーくらいで、総じて差し馬中心のメンバー。中～内枠の先行馬を狙う。
◎アスタラビスタ
昨年10月に2000mのB3C1で2着。スロー先行で展開の恩恵もあったが、3着以下を6馬身離していた点は評価できる。近3走は1500～1600mのB3で善戦してきたが、今回はC1との混合戦になり、相手関係がやや手薄。ここなら勝ち負け可能。
◯ワチュゴナドゥ
前走はスローペースを察して向正面一気に動いて先頭に立ったが、外差し優勢な馬場で結果的にセレニアサミットのいい目標になってしまった。内容は悪くない。引き続き信頼。
◆川崎11 スパーキングサマーC
【予想の方向性】
アランバローズが逃げ、ベアバッキューンが外2につけて真っ向勝負。ランリョウオーも前目、ライラボンドは砂を被りたくないタイプで外から攻める。それなりに前は流れる。この頭数なのでおおむね能力勝負になるとは思うが、どちらかといえば内目で差しに回せる馬を狙う。
◎リンゾウチャネル
一昨年このレースで2着、昨年は3着。1600～1800mの南関重賞では堅実に上位争いを続けており、川崎も【3-4-2-4】（特にマイルは【2-2-2-2】）と相性がいい。
4走前の川崎マイラーズは前後半3F36.9-40.4のハイペースを前で粘り3着。ムエックスは別格として2着とはクビ差だった。報知グランプリCはキングストンボーイやムエックスらがいたハイレベル戦で0.8秒差4着なら大健闘。京成盃GMも交流重賞勝ち馬フォーヴィスム、後のさきたま杯2着馬ムエックスに次ぐ3着なら十分に地力は示している。
元々叩き良化型で、過去の休み明け→叩き2走目を振り返ると……
22年マイルGP8着→スパーキングサマーC5着
23年川崎マイラーズ5着→ゆりかもめOP1着
24年ゆりかもめOP7着→スパーキングサマーチャレンジ2着
24年勝島王冠6着→川崎マイラーズ3着
と、だいたい2戦目で着順をアップしている。そういう意味で4ヶ月休み明けだった前走の勝利は着差以上の価値がある。ここでも好勝負可能。
◯アランバローズ
全日本2歳優駿勝ち馬。一時期スランプに陥ったが復調し、昨年からはほぼ安定して結果を出し続けている。4走前のマイルグランプリはかなりのハイレベル戦。1着スマイルウィ、2着ムエックス、5着フォーヴィスム、8着スピーディキックが（のちの）交流重賞勝ち馬というメンバーで、3着なら価値は高い。
前々走の川崎マイラーズは800m通過50.3秒とそこそこ速く入った上に次区間11.6。ムエックスにぴったりつつかれて展開的に厳しかった。前走は重賞上位常連のギャルダルを4馬身差で完封してきた。休み明けでも能力試験を通ってきたし、ここを目標にしっかり仕上げてきた様子。そこの不安はない。
3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。テーマは「南関における3歳vs古馬の力関係」と「サンタアニタトロフィーの評価」の二つですかね。
