【中央競馬】府中牝馬S、しらさぎS2025と当日他レースの予想

中央競馬予想

6月22日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

『競馬ナイト+』2025年6月号

土曜は8打数2安打で微負け。自分のなかで勝負レース1に据えた◎マキシマムドライブは厚めベットが功を奏するも、勝負レース2◎ピュアキアンが4着。直線長すぎるわ。マジで長い。吉田豊騎手がパンサラッサみたいなラップの踏み方で逃げたけど、パンサラッサではないので残れませんでした、という競馬。どこかでお金にしたいけどなあ。

さて、ただいま函館に来ております。土曜昼に着いて今日は観光。せっかくなのでラッキーピエロの写真を載せておきます。もう少し美味しそうに写真撮れないもんかね。

明日は朝から函館競馬をシバいてきます。気合い入れて予想するぞ。

【馬場想定】
東京芝:内外フラット
東京ダ:フラット~やや外有利

阪神芝:直線外伸び
阪神ダ:内外フラット

函館芝:フラット~やや内有利
→開幕週に比べればややフラットに寄っていた土曜。また、土曜夜から日曜朝にかけて雨が降る予報で、馬場の傷みがさらに進行するだろう。

函館ダ:やや内有利
→逆にこちらは湿って高速化&外のデメリットがやや増幅する。

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

◆東京9

◎トクシーカイザー
ダート転向から4戦で3度の馬券絡み。2走前は勝ち馬ジャスティンアースがその後OPでも好走する馬だったので着差をつけられたが、2着とはわずか0.1秒差。前走の大島特別は好メンバーが揃った一戦で、2-4着馬が次走馬券絡み、4,6着馬は既に2勝クラスを突破した。こちらも現級を勝つだけの力はある。

◯スズカコーズ
東京ダ1400mに転じてからの2走はどちらも小差の3着。2走前の走破時計1:23.0はたとえば同日のトリリオンボーイより速い。前走は出遅れから3番手に取りつくまでに割と脚を使ってしまったが、それでも自分より前の馬は最後に捕まえた。同条件なら再度好走可能。

◆函館10

◎グランドセントラル
ダ1700mでは【2-1-2-0】とこの距離に抜群の適性を示す。2走前に3馬身千切った相手が次走V。前走はスローからの4F戦で前が止まらなかった中の上がり最速3着。秋山騎手が乗ったときは比較的前目につけているのも好感。逃げ馬不在のメンバーなので強気に出してほしい。

◯パフ
現級で2着が既に3回。2走前は単独トップハンデを背負い、内有利馬場の15番枠から外々を回されても5着に入った。機敏に動けないぶん外を回って足りないレースが続いているが、今回はブリンカーを着用する。前進気勢が増して好位につけられれば。

◆阪神10

◎パシアンジャン
揉まれずに先行できればしぶといタイプで、3勝クラスへの昇級初戦だった北山Sは逃げて2着と通用のメドを立てた。3走前は出遅れ、前走も出遅れで自分の形にならず。外枠に替わり、ゲートを普通に決めれば巻き返せる。

◯ルシュヴァルドール
左回りは苦手だが、右回りなら全て4着以内を確保。3走前の御陵Sが1着モンブランミノル、2着マーブルロックで実質OPのレースレベルだった。2走前は内有利馬場で外を回る。前走はスローの前残りで展開向かず。地力信頼。

◆東京10

◎ピックアチェリー
昨年京成杯AH同日の高速イン有利馬場を上がり32.5秒でぶった切ったレースが忘れられない。ゲートが悪かったり、右回りだと右にササったりと操縦性に難は残すが、能力は相当に高い。前走は前後半3F36.2-33.8というスローペースのうえに、直線はなかなか進路が空かずに仕掛け遅れた。もう少し前が流れてくれれば差し込める。

◯モンドデラモーレ
ジュニアCで未来のGⅠ馬(?)ファンダムと0.1秒差。ファルコンSはやや内有利な中京で18番枠から外を上がっていく競馬で2着。NHKマイルCでもやや距離が長い感はありながらも小差4着と健闘した。素直に。

◆函館11

◎レオテミス
福島での1勝クラス勝ちが外差し馬場を逃げて上がり最速、7馬身差をつけてタイムは同日2勝クラスより速いという秀逸なものだった。2勝クラスVも前半3F33.1秒の速い逃げで直線はむしろ後続を離しての完勝。翌日の3勝クラスが1:08.2だったことを思えば、1:07.1の勝ち時計は破格といっていい。2走前はともかく、前走は出遅れて外に出そうとしてジタバタ。馬の能力だけでなんとか5着には来たが、あまり上手く乗られていない。減量が利かない特別戦で石田騎手→佐々木騎手は率直に劇的な鞍上強化。これは単勝。

人気を分け合うナムラローズマリーはあまりピンと来ない。というのも昨夏に2勝クラスを勝ったときはもう1頭の逃げ候補グランツベリーが躓き、スローに恵まれたどイン前競馬だった。勝ち時計1:08.8は同日未勝利より0.6秒遅く、内容的にそこまで魅力を感じない。それもあってレオの単勝に期待値が上乗せされるイメージ。

◆阪神11 しらさぎS

◎デビットバローズ
去勢手術を経て、2走前の大阪城Sは先行抜け出しの完勝。レースラップが後半5F57.0秒という優秀な記録だった。エプソムCはシンプルにペースがキツすぎたことに尽きる。今回は逃げ候補がタシットくらいしかおらず、前が非常にヌルそう。外目の番手を取ってしまえばあとは粘るだけ。

◯レーベンスティール
重賞3勝馬。3歳時にはソールオリエンスを負かし、昨年天皇賞(秋)は外枠の不利があったなかで0.5秒差。GⅠレベルに混じると一枚か二枚足りないが、今回の相手関係ならチェルヴィニアともども抜けた存在と言える。AJCCの敗因はおそらく消耗戦が合わなかったことか。そういう意味でスロー想定の阪神外回りはいいし、折り合い面から距離も1800mあたりがベスト。2200mよりはマイルの方がいいと思う。

他の有力馬の評価は週中のレポートに書きました。チェルヴィニアね。強いはずなんですけどね。ちょっとここ2走が不甲斐なさすぎて、スランプの可能性をケアしなければならない。本質的に右回りも瞬発力も合う馬とは思わないしなあ。

◆東京11 府中牝馬S

◎ウインエーデル
マーメイドSの系譜を引くレースであり、せっかくなので軽ハンデの伏兵を狙ってみたくなる。右回り【1-2-3-6】もダメではないが、左回り【3-2-0-1】のサウスポー。唯一の着外(0.7秒差8着)だった新潟日報賞は昨年夏競馬屈指のハイレベル戦で、1着シンティレーション、2着トロヴァトーレはその後重賞馬になり、4,5,7,10,11着馬が次走勝ち上がり。ほかにも8着、16着馬がオープン入りを果たした。この相手なら着外でも評価は下がらない。

東京芝1800mではユートピアS勝ち。ここでも上位人気の一角を担うカナテープを差し切った。しかも当時は前後半60.3-58.2のややスローペースで4角2-4-5-3-1番手が2-6着に残る前残り。これをただ1頭後方からぶっこ抜いた点で内容もいい。OPに入ってからの3連敗は右回りで度外視。ベストコース替わりで52キロなら色気はある。

◯カニキュル
昨年のフローラSは不利な8枠から上がり最速で追い込み3着。この時ラヴァンダに0.2秒負けているが、枠の差を加味すれば内容は見劣らないし、なにしろ今回は斤量が軽い。ローズSは2000mのスローで派手に折り合いを欠き参考外。一度も崩れていない東京で52キロなら。

◆阪神12

◎ルヴァンユニベール
追って瞬時にスパっと切れる馬ではなく、スタミナが問われる展開になるか、早めにエンジンをかけたいタイプ。近2走はどちらも相手が強かったのもあるが、スローペースの切れ味勝負になったのも厳しかった。外枠を利して早め早めの競馬に出れば。

◯ドンインザムード
ヒヤシンスS3着、UAEダービー3着の馬が2勝クラスで仕切り直しなら順当に。それ以上は特に言うこともなし。

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