5月31日の中央競馬予想
※買い目は基本的に◎－◯のワイド
金曜は4打数1安打でやや勝ち。馬場が異常に速かった。オーシンスキャットとかは適性外の日でしたね。しかしサウスヴィルは前走に続いて、内有利馬場の内枠から外をマクって自爆してたなあ。枠なりに内目で乗ってくれれば3着は十分あったと思う。どこかで必ずお金にしたい。
さて、タコ不調にハマって年間収支をぶっ壊した死の5月も明日で終わる。せいせいする。最後に一矢というか、3日連続黒字という形を作ってダービーデーを迎えたいですね。
◆東京6
【予想の方向性】
馬場想定：フラット～やや内有利
展開想定：ミドル～ややハイ
→今開催の東京ダートは雨ばかりなのもあって、イン溜め勢やや優勢な日が多い。明日も雨予報だが、そもそもが外枠有利のマイルだけはフラットに考える。10頭立ての少頭数ながらスズノソレイユ、グレイスザクラウン、ブラックジジ、ホウオウゴールドあたりが前で運んできた馬でミドル～ややハイ想定。差し馬を狙う。
◎マテンロウブレイブ
3走前のもちの木賞は重馬場とはいえ2歳で1:51.6の好タイム。勝ち馬が重賞2着に入ったほか、2,4,5,6,11着馬が既にダートの1勝クラスを勝った。非常にハイレベル。2走前は中京ダートの15番枠で外々を回っての6着、前走は道中折り合いを欠いた。引っかからずに運べれば。
◯タガノバビロン
カトレアSは言うまでもなくハイレベル戦で、2走前に対戦したヘニーガイストも重賞級。この2戦は相手が悪かっただけ。前走も8着とはいえ勝ち馬から0.2秒差。脚質的にこのコースなら外枠の方が競馬しやすく、少頭数に替わるのも好材料。
◆東京8
【予想の方向性】
馬場想定：フラット～やや内有利
展開想定：スロー
→明確な逃げ馬不在で、距離延長馬も全くいないメンバー構成。ヤマニンクイッカーあたりが行ってスロー想定。前を狙う。
◎ヤマニンクイッカー
なかなか1勝クラスを勝ち切れないが、馬券絡みは8回もある。古い話だが当コースでも2着とハイペース先行での0.2秒差4着歴あり。前走は初角に進入するところで隣にいた馬（レッドライトニング）と何度も接触してバランスを崩したし、展開的にも先行不利だった。見直す。
◯チザルピーノ
去勢明けから現級で4戦連続の2着。前走は2月東京の差し天国ダートで、1,3,4,5着に差し追い込み台頭の競馬を2番手から粘って2着。負け方として非常にいい。そろそろ決める。
◆京都9
【予想の方向性】
馬場想定：内外フラット
展開想定：ミドル～ややスロー
→最内枠からシドニーホバートが逃げる。サンコンクエスト、ハグあたりも揉まれない位置を狙っていくが、ハナまで叩く動機はない。平均かやや遅めの流れを想定。ある程度前に行ける馬を狙う。
◎シドニーホバート
未勝利勝ちは逃げて向正面でマクりに遭い、残り1000mから12.1と踏まされるキツい展開。それでもバテるどころか4角で先頭を奪い返し、上がり最速で7馬身差を付けた。稍重とはいえ勝ち時計1:53.8も上々で、同日古馬1勝クラスよりは1秒以上速かった。前走も東京ダ2100mを1000m通過60.4秒というハイペース先行して3着。なかなか見所がある。
◯エコロスパーダ
新馬戦は優等生の競馬で快勝したが、前走は1～2コーナーあたりからモタモタしはじめ、一度は完全に勝負圏から脱落してしまった。しかし直線は絶望的なポジションから追い込んで3着。上がりはもちろん最速で、次点の馬より1.3秒も速い。気を抜かせず動かす必要のある馬なら、川田騎手への手替わり大歓迎。
◆京都10
【予想の方向性】
馬場想定：内外フラット
展開想定：スロー
→逃げ馬不在。近3走で逃げたことがあるのはロードマゼランだけ（ただし2400m戦）で、5走前まで広げてもリューデスハイムがいるくらい。スロー想定。前を狙う。
◎リューデスハイム
3歳時にはタイトニットと0.2秒差の2着や、今回そこそこ人気になるであろうポッドロゴとの0.1秒差もある。昇級から2戦振るわないが、2走前は差し有利の展開だし、前走は内で砂を被って徐々に後退したもの。どちらも悲観しなくていい。今回はハンデ戦で斤量面が好転し、同型も少ない。すんなり行ければ変わり身ある。
◯ソーニーイシュー
4走前の1勝クラスは1:51.6の好タイムで走破し、現OPモンブランミノルとクビ差の接戦を演じた。前走は中2週での連続遠征が堪えたようで、スタートから右にモタれっぱなし、先行もできずで全く競馬にならなかった。立て直して地元戦。力を普通に出せば好勝負。
◆東京10
【予想の方向性】
馬場想定：内外フラット（暫定）
展開想定：ややスロー
→例年Cコースで内有利に振れる週だが、いかんせん今開催は週末の雨が多すぎてインの傷みが激しい。仮柵を3m動かしたくらいで内が完全復活するか怪しい。暫定的に土曜はフラットで考える。
トーホウガレオン、ホウオウシェリー、メタルスピード、ウインアイオライトあたりが先行候補。どれも徹底逃げではないが、溜めるとキレ負けするメタルスピードなどはそこそこのペースを作りたいはずで、極度のスローもないのでは。ある程度前目で運べる馬を狙う。
◎ケイケイ
速い上がりは使えないが、しぶとくジリジリ伸びてくるタイプ。3走前の東京はスローペースの瞬発力勝負でキレ負け、2走前は大出遅れでノーカウント。前走は勝ったダイシンヤマト（→次走3勝クラスもV）こそ別格として、2着メタルスピードとは0.2秒差だった。まだ道悪の良績はないが、上がりがかかる条件の方が合うのは確か。雨予報で適度に湿った馬場なら東京でも面白い。
◯ガルサブランカ
4走前はスローペースに上がり33.2秒を使うも届かずの3着、3走前も4角3-2-1番手がまるっと残る競馬に9番手から唯一差して4着。内容は悪くない。前走は1:32.6の好タイムV。同日の3勝クラス勝ち馬と全体時計、上がり3Fともに同値だった。昇級でも。
◆京都11 葵ステークス
【予想の方向性】
馬場想定：やや外有利
展開想定：ややハイ
→例年どイン前競馬になるレースだが、今年はさすがにインの劣化が顕著。ベイビーキッスが先手を主張するが、折り合いの難しいレイピアあたりが絡んでペースは流れる想定。中～外枠の差しを狙う。
◎クラスペディア
2歳時に小倉2歳Sでレイピアやアブキールベイには先着。距離が長かったであろう朝日杯FSでも6着と善戦した。前走ファルコンSは序盤から引っかかり倒した挙げ句、3角あたりでゴチャついて今度は後退。まともに走れなかった。折り合い的に1200mへの短縮はいいはず。
◯ポッドベイダー
1200mのオープンを2勝。京都コースも前走先行策から上がり最速で危なげなく勝っている。人気馬のなかでは枠順もいい。大きな強調点があるわけではないが、総合的に見て欠点が少ない。
毎年よく分からないレースだが、今年も今年で難しい。ウイントワイライトは前走強いなと思ったが、それは高速馬場の東京芝1400m、切れ味勝負という文脈でのもの。悪路の京都芝1200mとなると、また話は変わってくるように思う。
穴候補は色々いる。前走距離が長かった＆道悪実績のあるベイビーキッス、ファルコンSで外を回りすぎたモジャーリオ、葵Sのデータから橘S先行組のサウスバンク、芝でも1200mなら色気があるドラゴンウェルズなど。ムイはどうなんだろう。橘Sが前後半36.0-34.1のスローで、それを後ろからスパっと差し切った馬が1200mの流れに対応できるか。能力はあると思うが。
◆東京11
【予想の方向性】
馬場想定：フラット～やや内有利
展開想定：ややスロー
→ユティタムが待機策を示唆しており、となると前に行きそうなのはタガノエスコートとカズプレスト、ゲートが決まった場合のアサヒくらい。ややスロー想定。前を狙う。
◎タガノエスコート
ダートの1700m以下では【2-1-6-1】とほぼ崩れておらず、脚抜きがいい馬場にも良績がある。前走の総武Sは1000m通過61.5秒かつ残り1000mから12.1-12.0と刻むハイペース＆早仕掛けで先行不利の展開。距離も気持ち長く、8着なら及第点といえる。マイルで反撃。
◯バトゥーキ
左回りで【2-4-2-2】、1400m以上に限ると【1-3-1-0】という戦績。今は1200mだと忙しく、道中で溜めを作れる距離が合っている。前走は直線外に出したいところでハビレにフタをされてやや後手を踏みながらも、ゴール前でそのハビレを捕まえてアタマ差先着。ほぼ力差がないところを見せた。ラニのダート内枠。
◆東京12
【予想の方向性】
馬場想定：フラット～やや内有利
展開想定：ミドル～ややスロー
→先行馬がやや手薄。ポルポラジールやユアフラッシュあたりが主張して、外からユメハハテシナクも続く。全体的には差し追い込み馬中心のメンバーであり、やや遅めの流れを想定。中～内枠、前目につけられる馬を狙う。
◎キングオブフジ
2走前は向正面マクリによる11.4-11.8で先行勢がほぼ全滅したレース。道中4番手からジリジリ粘って5着と格好をつけていた。前走はスタートから積極的に押して6番手につけ、道中も手が動きながら、それでも直線しぶとく伸びて3着に浮上。スタミナを感じる反面、1800mだと忙しくも映る。距離延長がいかにも合いそう。
◯タイセイアディクト
2走前に対戦して0.1秒差だったアムールドパリは次走3勝クラス勝ち。前走0.1秒差だったカズタンジャーも次走は5馬身差の圧勝でOP入りを決めた。こちらももう順番。
