3月8日の中央競馬予想
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
金曜は4打数2安打で快勝。最後に一矢報いることができた。ただまあ、欲を言えばメインの◎ファルコンソード9番人気4着が悔やまれる。あれも当たってればもっと元気だったのに。実に4着の多い開催だった。17レースやって4着7回か。いやいや勘弁してほしいね。
東西牝馬重賞の土曜中央へ。今週は2場開催か。まったりと頑張りましょう。
◆阪神9
【予想の方向性】
阪神芝はやや内有利とする。逃げ候補はコルレオニス、ヴァンルーラー、ベレザニーニャ。ただし後者2頭は前走が1000m通過62秒台後半であり、飛ばしていくタイプではない。ミドル~ややスローペース想定。中~内枠、ある程度位置が取れる馬を狙う。
◎スターリングアップ
2走前にはやや外有利な馬場で内を突いて対ブリタニア0.1秒差。前走はスタート後に不利があったし、渋った馬場も合わなかった。これまで2勝は2:00.4、1:59.8と速めの決着だったように軽い馬場の方がいい。ハンデ戦で53キロになるのも好材料。
◯コルレオニス
前走はファーヴェントとのマッチレースに勝利。ファーヴェントも2~3歳重賞で好勝負していた実力馬だし、勝ち時計1:47.7は同日2勝クラスより0.8秒速い。単なる1勝クラスとは別次元のハイレベルな争いだった。前進気勢が強いわりに距離はこなす。
◆中山9
【予想の方向性】
中山芝はやや内有利とする。逃げそうな馬がまるでおらず、長期休養明けのボンベールがハナか。スローペース想定。前を狙う。
◎キャルレイ
2年半も前の話だが、このコースで1周目ホームストレッチマクりを打ってタイム差なし2着がある。その作戦をやってほしい。3走前、2走前はどちらもドスローで展開向かず。前走は1年4か月の長期休養明けで大敗やむなし。休養前と同じだけ走れば能力が足りるのは証明済み。叩き2戦目で積極策なら。
◯サンライズソレイユ
しつこいようだが3走前のグッドラックHは勝ち時計が同日有馬記念5着相当で、レースレベルが極めて高かった。ここ2戦は格上挑戦で好走、今回は自己条件で定量戦になる。さすがに。
◆阪神10
【予想の方向性】
阪神ダートは内外フラットとする。近3走に逃げの履歴があるのはスプラウティング、アルトシュタット、ライジンの3頭だが、スプラウティングとアルトシュタットは1400mでのもの。この距離に混ざると特段速くない。ミドル~ややスローペース想定。前目につけられる馬を狙う。
◎ライジン
長期休養明け2戦目で対スターターン0.4秒差2着。2走前に2勝クラスを勝った際の1:10.9は好時計で、2着ドゥータップも次走で勝ち上がった。前走はスタートで大きく躓いて競馬にならず参考外。まともに出れば勝ち負けになる。単勝。
◆中山10
【予想の方向性】
中山ダートは内外フラットとする。パシアンジャンが逃げてシェットランドやロードクロンヌが番手に続く。激しい逃げ争いはないと思うが、人気どころがいずれも先行馬。前はラクな展開にならない。差し馬を狙う。
◎オンザライン
4走前の当コースでは直線詰まって0.5秒差の7着。2走前はインが伸びない馬場で内目を突いて4着だった。展開が噛み合えば馬券に絡む力はある。前走はやや物足りないが、4角までに前と離れすぎていたもので仕方なし。今回は3、4走前のハンデ戦出走時より斤量が1キロ緩和される。その点も好感。
◯ロードクロンヌ
ダートに転じて3戦いずれも完勝。特に前走はラスト100mくらい抑えての8馬身差勝ち。まるで力が違うという内容だった。まだまだ通過点。
◆阪神11 フィリーズレビュー
【予想の方向性】
短距離質の馬が18頭集まってイン前を我先にと争うのがフィリーズレビュー。十中八九ハイペースになる。今年もインプロペリア、ドゥアムール、アオイレーギーナ、モズナナスター、チェルビアット、ホーリーブラッサムなど逃げ候補が多数いる。ハイペース想定。内枠の差し馬を狙う。
◎リリーフィールド
函館2歳Sの時に差す競馬を経験させており、この鞍上なら無理して先行争いに加わることはないと予想。それでいてテンのスピードはあるので、自然とインの5~7番手あたり、ちょうどいいポジションにいる公算が高い。
競走除外になったりんどう賞はヴーレヴー、ダンツエラン、ナムラクララなどが出走していたハイレベル戦だが、その翌週にりんどう賞より0.6秒速いタイムでもみじSを勝った。阪神JFは典型的な「距離が長い」という負け方。200m短縮でパフォーマンスは上がる。
◯ルージュラナキラ
新馬戦は逃げてラスト11.0-11.0で勝利。つわぶき賞は2,3,5,6,7,9着馬が次走馬券絡みというハイレベルなメンバー相手にシンガリ一気を決めた。枠は絶好で展開も向く。詰まりさえしなければ。
ほか、人気どころの評価は週中に書いておきました。能力評価★3にした馬が多かったけれど、ショウナンザナドゥ、ダンツエラン、モズナナスターは枠で脱落。ランフォーヴァウ、ボンヌソワレはいいですね。
◆中山11 中山牝馬S
【予想の方向性】
コンクシェルが例によってハナ主張。鍵を握るのはペイシャフラワーで、この馬もゲートが決まれば本来は逃げたい。51キロを生かしてガンガン特攻する。マイルからの延長馬も多く、ペースはそこそこ流れる。中~内枠の差し馬を狙う。
◎ジューンオレンジ
先週も書いたがディセンバーSの1:45.2、後半5F57.7秒は優秀な数字。勝ち馬エコロヴァルツは中山記念でも僅差2着と健闘した。そこでの2着には一定の価値がある。前走は終始外目を回った分の0.8秒差。右にモタれる面があるので右回りなら内ラチを頼らせたく、そういう意味で内枠をゲットしたのは大きい。ハンデ54キロも手頃。
◯ミアネーロ
中山では【2-1-0-2】。着外は詰まった菜の花賞と出遅れて展開も向かなかったターコイズS。過去の対戦歴からクリスマスパレードとの能力差はほとんどないが、距離適性的に1800mならミアネーロ、2000m以上ならクリスマスパレードに軍配が上がるイメージ。まして今回はハンデ0.5キロの有利もある。こちらを上に評価する。
重賞なので他馬についても軽く。
クリスマスパレードは秋華賞、中山金杯とハイペースを前受けして濃い内容で粘っている。が、いかんせん56キロ。中山牝馬Sにはこういう馬が人気になっては飛んできた歴史がある。スタミナが武器なので1800mへの短縮もプラスとは言い難い。
ホーエリートもフラワーCで対ミアネーロ0.1秒差の実績がある。54キロなら立ち回りひとつで好勝負になる。2200mからの短縮でポジションが悪くなりそうなのが懸念だが、強いて序列をつけるならこれが▲にあたる。
枠がいいビヨンドザヴァレー、コンクシェル、フィールシンパシーはわたしが流し馬券を買う人種だったら塗る。まあコンクシェルはディセンバーSが、フィールシンパシーは前走が負けすぎだが、このオッズなら別に消す必要性も感じない。ビヨンドザヴァレーは大昔に1800mでシランケドに先着している。
そのシランケドは強いけど枠が遠い。シンティレーションは前走が最大限上手く乗られた。斤量増で外枠だと手が出ない。そんなところでしょうか。
◆阪神12
【予想の方向性】
ロードトレゾールとイツモニコニコのハナ争い。ファイツオンも加わるか。ややハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。
◎バンドシェル
もともとゲートが悪い馬だが、それにしても近3走は大失敗続き。それでも3走前は上がり32.9秒で追い込み2着に入り、今回人気になるであろうモンシュマンに先着した。2走前は外枠、前走は距離がそれぞれ敗因で弾け切れず。1200mの内枠でもうちょっとマシなスタートを切れれば。
◯モンシュマン
2走前の福島遠征は不可解な大敗を喫したが、それを除くと条件戦の1200mではほぼ崩れていない。枠の並びを見るに、行く馬を行かせて自然にイン3が濃厚。3日目の阪神芝1200mでそのポジションをあっさりとってしまえば極めて有利。
◆中山12
【予想の方向性】
逃げ候補はマーゴットソラーレとレッドレナートくらい。2頭とも無理してまでハナが必須という馬ではなく、競り合いはない。ややスローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。
◎マーゴットソラーレ
2歳時に百日草特別でアーバンシックと0.1秒差2着、アドマイヤベルには先着した。長期休養明けの2走前はアドマイヤマツリ、フォルラニーニという強敵相手で3着ならOK。前走は外枠から手応えよく先行した割に案外粘れず。あのレースぶりからするとマイルの方がいいかも。
◯ラヴスコール
当地ではフェアリーS3着がある。0.1秒差だったイフェイオンはOP~牝限重賞で善戦しており、この馬も1勝クラスでは能力断然のはず。2走前、前走ともに前残りの展開に泣きながら、差のないところまで追い上げていた。地力を信頼。