【中央競馬】中山記念、チューリップ賞2025と当日他レースの予想

中央競馬予想

3月2日の中央競馬予想

博才ゼロから「競馬で勝つ方法」徹底考察【2024年最終版】

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※買い目は基本的に◎-◯のワイド

土曜は8打数2安打で勝ち。オーシャンSが◎ウイングレイテスト、◯ママコチャでばっちりだった。武史騎手のレース後コメント「最高の枠順で理想の競馬ができた」だそうで、まさしくその通りだと思う。ありがとうございました。

3月も幸先よくスタートを切って日曜へ。最近どんどん予想の所要時間が延びている。それで好調だから変えるわけにもいかないが、もう少しサクサクやらないとブログ更新以外の動きが滞ってしまうね。

◆阪神4

【予想の方向性】
阪神ダートはフラット~やや外有利。3歳ダート戦らしく下級を逃げ先行で勝ち上がった馬ばかりが集まった。ややハイペース想定。中~外枠の差し馬を狙う。

◎アスタールフナ
2走前は芝で参考外だが、前半33.8秒でハナを切れたスピードは評価したい。前走時の中京ダートはインが非常に有利な状態。1,3着馬イン突きに対し、外を回しての2着は価値がある。今回も展開を味方に。

◯ヤマニンチェルキ
2走前は4馬身差勝ちで、2-4着馬もその後勝ち上がった。前走はアメリカンステージが強すぎ。この馬の走破時計1:11.9でも同日古馬2勝クラスよりは0.3秒速い。揉まれた時にどうかだが、一応新馬戦の際に砂を被る形は経験し、結果はともかくキックバック自体を嫌がる素振りはなかった。

◆中山6

【予想の方向性】
中山ダートはフラット~やや外有利。これも3歳ダート戦らしく下級を逃げ先行で勝ち上がった馬が集まり、実に11頭が前走4角3番手以内というメンバー。ややハイペース想定。中~外枠の差し馬を狙う。

◎ルグランヴァン
新馬戦はスローペースからラスト12.0-12.1というレースラップで、3番手から抜け出した勝ち馬を捕まえられなかったのは仕方ない。中山に替わって差し切り勝ち、その2,3着馬も次走できっちり勝ち上がった。昇級でも地力はヒケをとらない。

◯サムシャイン
中山ダ1800mは3戦していずれも上がり最速の②②①着。前走の勝ち時計は同日の古馬1勝クラスより速く、ポルックスSと1.0秒差。未勝利戦としてはまずまずの高水準だった。

◆中山7

【予想の方向性】
中山芝は内有利。逃げ候補はカザンラクとオンザムーブだが、前者は前走が3F37.3秒、後者は逃げない戸崎騎手。ペースは流れそうにない。内枠の先行馬を狙う。

◎ストレイトトーカー
中山マイルの新馬戦はラスト11.8-11.4の加速ラップで完勝。前走は出遅れて最後方になり、レース自体も前後半36.7-33.6という超スローペースなので届くわけがない。それでも上がり最速33.1秒の脚を使って能力は示した。ゲートが決まれば。

◯カザンラク
新馬戦は先頭を譲り合うようなスローでハナに立ってそのまま押し切り。楽な展開だったのは確かだが、ラスト2F11.2-11.0の加速ラップに素質の片鱗は感じる。今回も逃げか外2がとれそう。展開と馬場の恩恵を見込む。

◆阪神8

【予想の方向性】
阪神芝は内有利。これといった逃げ馬がおらず、特に内枠勢は先行する馬に乏しい。地方からの再転入でもアスクがハナを切るのでは。スローペース想定。内枠の先行馬を狙う。

◎アスクアメージモア
逃げ切り所望。父エピファネイアで母デアリングエッジはキングカメハメハ×デアリングハート。つまり三冠牝馬デアリングタクトと2代前の血統が全く同じ。エピファネイアは芝専門の種牡馬でダートは話にならない、というのが持論でありデータもある。おそらくこの馬も本質は芝だろう。デビューから6戦ダートしか走っておらず、芝での可能性は青天井。それに賭けたい。

◯アドマイヤアストラ
タガノエルピーダvsクランフォードのハイレベル新馬戦で3着だった馬。前走は5ヶ月の休養明けでスタートも決まらず、イマイチレースに参加しないまま終わってしまった。今回は相手も手薄。先行叶えば。

◆中山9

【予想の方向性】
内有利のトラックバイアスに加え、1800mは初角までコース形態も重なってより内枠優位が増す。逃げ候補はヤマニンガラッシアとオルノアくらいで、どちらも徹底逃げタイプではない。ややスローペース想定。内枠の先行馬を狙う。

◎オルノア
3走前に0.1秒差だったミッキーツインクルは続く2勝クラスも連勝した。2走前負かしたパンジャも次走で勝ち上がり。戦ってきた相手はそこそこ強い。昇級初戦の前走は逃げたものの、残り1000m区間で引っかかった他馬のプレッシャーを受けて11.5を踏んでしまった。その分粘り切れずだが、着差はわずか0.1秒。開幕週の中山替わりはプラスに働く。

◯シンハナーダ
3走前は1:58.6、ラスト11.0-11.0を差し切る素晴らしい勝利。2走前のオリエンタル賞はハイレベル戦で、前走はドスロー展開不利のなかでよく伸びてきた2着。能力はここでもトップ。器用ではないので中山替わりが歓迎とはいえないが、福島で新馬戦を勝っていて1周競馬も一応こなす。

◆中山10

【予想の方向性】
前走強気の逃げで押し切ったレオテミスが今回も内目の好枠を引き、迷うことなくハナを主張する。無理に競っていく馬もおらず、ミドル~ややスローペース想定。内枠の先行馬を狙う。

◎レオテミス
3走前は同日2勝クラスを上回るタイムで逃げ切り。2走前は3角でゴチャついて躓く不利がありながらゴール前急追して2着。そして前走はテン33.1秒の逃げを打ち、直線も鈍るどころかむしろ後続を突き放した。勝ち時計1:07.1が2勝クラスとしては優秀だし、2-3着馬も次走ですぐ勝った。継続騎乗で▲3キロ減がなくなる点が懸案だが、内目偶数を生かしてポンと逃げれば捕まらない。単勝で。

◆阪神11 チューリップ賞

【予想の方向性】
ただでさえ前哨戦スローが多発する重賞で、しかも今年は逃げ馬が皆無。ウォーターガーベラ武豊×河内洋が一発狙って行くか。スローペース想定。内枠の先行馬を狙う。

◎フェアリーライク
2走前は折り合いを欠いて大敗。2000mだと長い。それを受けて200m短縮した前走も道中は多少行きたがるくらいの追走。直線はラスト11.9-11.6の加速ラップで4馬身突き抜けた。能力はあるし、あの感じならもう200m短縮でさらにパフォーマンスが上がりそう。楽しみ。

◯ビップデイジー
紫菊賞のラスト11.4-11.2-11.0が優秀。阪神JFは短縮のハイペースで道中促しながらの追走になったが、直線は外に急ハンドルを切って伸びてきた。レースぶり、血統からすると1800m以上あった方がいいとは思うが、重賞実績馬がほぼいないこのメンバーに混ぜたら力が違うのでは。差しこぼしてもいいが、なんとか3着までにはお願いしたい。

ほか、有力馬の評価は週中に書いておきました。ナムラクララって言われてるほど距離延長マイナスなのかなあ。そうでもないと思うんだけど。

◆中山11 中山記念

【予想の方向性】
トラックバイアスに加え、1800mは初角までコース形態も重なってより内枠優位が増す。メイショウチタンが再度逃げを打ってマテンロウスカイがそれに続く形。外枠勢が総じて差し馬ばかりで、大きな先行争いはない。ややスローペース想定。内枠の先行馬を狙う。

◎エコロヴァルツ
2歳時にコスモス賞圧勝、朝日杯FS2着した頃から折り合い難あり。ダービー、セントライト記念、菊花賞と振るわなかったが、いずれも距離が長かった。参考外。

前走のディセンバーSは久々に本領を発揮できる1800mに戻し、勝ち時計1:45.2、後半1000m57.7秒という内容で勝利した。中山芝1800mで「後半5F57秒台」のレースを時計順に並べると…

1位 1:45.2(ディセンバーS・エコロヴァルツ)
2位 1:45.9(中山記念・ドゥラメンテ)
3位 1:46.0(中山記念・ヴィクトワールピサ)

となる。高速馬場を加味してもこの数字はすごい。1800m以下では【4-1-0-1】で、崩れたのは超スローで引っかかりすぎた共同通信杯だけ。この距離なら重賞も勝てる。

◯シックスペンス
新馬戦でラスト10.7をマークし、スプリングSでもラスト10.9-10.8の加速ラップを踏んだ。ダービーは距離が長かった。毎日王冠はスローペースの前残り戦を前受けして展開利のあった勝利だが、2着ホウオウビスケッツが天皇賞(秋)3着、3着エルトンバローズはマイルCS2着、7着ヨーホーレイクが京都記念勝ち、10着ローシャムパークがBCターフ2着など、シンプルにメンバーレベルは高かった。
スローで負荷の軽いレースしかやっていない点がどうかだが、今回もメンバー的に消耗戦にはなるまい。1800mで最内枠ゲットならまあ崩れないだろう。

3番手以下の印および全頭評価はnoteに記載しました。まあ今回に関してはそんなに意外性のある話は出てこないです。強くて枠がいい馬を素直に重視ですね。

【中山記念2025予想・全頭評価付】イン前決着を狙う! 前走が“ドゥラメンテ超え”の馬に◎|鈴木ユウヤ
※他レースの予想は以下のブログで公開しています。 競馬ナイト ◆中山記念予想 【予想の方向性】 内枠◆◇◇◇◇外枠 先行◇◆◇◇◇差し スピ◇◆◇◇◇スタ 馬場は例年のこの週と同様に内有利。メイショウチタンが再度逃げを打ってマテンロウスカイ...
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