※買い目は基本的に◎の単勝と◎-◯のワイド
金曜は3打数1安打でやや勝ち。最終はスイフトランナーが完全に勝ちパターンかと思ったが、勝ち馬に軽くひねられてしまった。ヴィクトゥーラ強いな。まあ開催総括としては若干とはいえプラスで終われたのでよしとしましょう。
翻って中央へ。しかしアレだね。ドウデュース取消はびっくりしたね。競馬メディアの方々は対応でもう大変なことになっているでしょう。わたしもバタバタしていて土曜予想が遅れました。
【予想の方向性】
中山ダートは外有利とする。逃げ経験馬がレイオーバーしかいないメンバーでややスロー想定。下級条件のダート短距離なら外枠の先行馬を狙う。
◎エルオレンス
前走は抜群の好発から外3で運び、直線半ばで手応えよく先頭に並びかけたが、ラスト200mほどで急失速した。あの負け方を見るに1200mへの短縮はいかにも合う。
◯レイオーバー
ダ1200mは3戦していずれも馬券圏内。2走前アメリカンビーチ戦はハイレベルで、出走馬はその後【1-4-6-3】と非常に高い確率で馬券になっている。芝発走の外枠からすんなり先手をとれば。
【予想の方向性】
地方で逃げてきたジナとユニヴェールアンを除くとこの距離にしてはハッキリした逃げ馬がいない。プラティクレールあたりがいってミドル~ややスローペース想定。外枠の先行馬を狙う。
◎マケズギライ
間隔を空けるとダメなのか、これまで中2週以下【1-2-2-1】に対し中4週以上【0-0-0-4】と明暗がハッキリ分かれている。中1週で使う今回は「買い」のローテ。未勝利勝ちと同じ中山ダ1200m、中1週、外枠という条件が揃った。
◯レッドセニョール
初ダートの2走前は3~4角で減速し、通過順9-13と脱落。ただ、そこから直線で盛り返して8着まで来た。ダート適性云々ではなく左回りが合わなかったもの。右回りに替わった前走はスロー先行の勝ち馬を捕まえ損ねたが、クラスにメドを立てる3着。他の人気馬が内枠に追いやられて相対的に枠順有利が大きい。
【予想の方向性】
京都芝は内外フラット……というか、Dコース替わりの先週は内から2~3車線目を通した馬がよく来ていた。あまりにも外を回されそうな馬は少し割り引く意識で臨む。
徹底逃げの馬は不在で、ライラかベルビースタローンあたりが先団を形成するもミドル~ややスロー想定。前目につけられる馬を狙う。
◎サニーサルサ
新馬戦は高速馬場と暴走気味のハイペースが重なったとはいえ、2歳6月時点の1:34.1は優秀。2着ジャルディニエもその後連勝した。続くダリア賞は外に張って競馬にならず。この2戦の内容から、適鞍は右回りの1200~1400mと見ている。りんどう賞はいくらなんでも外を回しすぎ、近2走はダートで参考外。ここで先行策に戻せば一発ある。
◯ヤンキーバローズ
函館2歳Sはおおむねイン前の決着に14番枠から大外をよく伸びた4着。負けて強しの内容だった。京王杯2歳S上がり最速3着から1勝クラスに混ざればさすがに格上。
【予想の方向性】
京都ダートは内外フラットとする。揉まれ弱いモンブランミノルが最内に入り、カネトシブルーム、サンライズパスカル、ヴィンテージボンド、マーブルロックなど逃げ先行勢が揃った。ややハイペース想定。差し馬を狙う。
◎ルシュヴァルドール
左回りが不得手。3-4走前の敗戦はそれに尽きる。2走前は1:51.6の好時計勝ちで、2着馬も次走V。前走はラスト12.5-12.3の加速ラップを差し切り、負かしたコトホドサヨウニも次走で3馬身半差勝ちを収めた。右回りでのパフォーマンスは高い。3勝クラスもすぐに突破可能。
◯バリアントバイオ
不器用だが溜めれば脚は使う。前走は7か月の休み明けで+16キロ。自己最高馬体重でもあり、イマイチ動けなかった。使われた分の上積みに期待。
【予想の方向性】
アサカラキングは前走で逃げ馬に執拗な競りかけ。あの騎乗を見るに斎藤騎手は「逃げた方がいい馬」と認識している可能性が高い。ウイングレイテストやエトヴプレ、マッドクールやママコチャといった1200m向きの先行馬を制して強引に行けばハイペースになる。外すぎない枠の差し馬を狙う。
◎セリフォス
昨年秋から引っかかる面が強くなってきた。元々マイルだと使える脚が短い面もあり、初の1400mはむしろ好材料と読む。マイルCSは下げて不利な内を突く形で善戦した。朝日杯FSでしのぎを削った同期の分までいいラストランにしよう。
◯ウインマーベル
古馬になってからは1400mがベストで【3-1-0-1】。逆に1200mは【0-0-0-6】と対応できなくなっており、スプリンターズSの敗戦は無視してよい。マイルCSは外有利馬場と前半3F33.8秒のハイペースで差し決着になるなか、前で唯一粘り込んだ。強い。
ほか、ナムラクレアは溜めを作れる1400mの方が今はベターという可能性すらある。ただ枠が外すぎる。京都芝はDコースになってから大外ぶん回しの差しが許されなくなった。その点でイン差しセリフォスを優先させた。
ダノンマッキンリーはスワンSが外有利馬場&ハイペースの恩恵を受けていただけに、後追いはしたくない。ママコチャの「夏馬説」には否定的だが、それはそれとしてシンプルに1200mがベターと見る。
ウイングレイテストはこのところ斤量や展開不利の中でよく頑張っている。逆にマッドクールはGⅠ好走時に展開やトラックバイアスの援護を受けすぎていて、そもそも能力面をあまり評価していない。そんなところかな。
【予想の方向性】
中山芝は内外ほぼフラットとする。前走を3番手以内で運んでいた馬が8頭いるメンバー構成でややハイペース想定。差し馬を狙う。
◎シリアルノヴェル
強い競馬をした3戦はローカルの2600m戦。横津岳特別では今回再戦するアドマイヤサジーを5馬身ぶっちぎった。ノヴェリスト×ダイワレジェンド(その母ダイワスカーレット)らしい持続力型で、ローカル2600mや中山芝2500mのようなコースが合う反面、2走前の高速中京芝2200mは分が悪かった。前走は外有利馬場のハイペースで先行勢が全滅。ここで狙う。
◯バロッサヴァレー
日本海Sはヘデントールが強かっただけで、こちらも2着とはタイム差なし。前走も菊花賞翌週の外有利馬場を逃げて4着なら善戦といえる。3勝クラス上位の力があって控える競馬もできる。信頼。
【予想の方向性】
唯一近走で逃げを経験しているベレザニーニャに坂井ならこれがハナでほぼ確定。他に競ってまで行きたい馬はおらず、ややスローペース想定。前目につけられる馬を狙う。
◎サフィラ
クイーンCの謎大敗からスランプに陥っていたが、自己条件に戻った前走でようやく復調の兆しが見えた。それも1-2着がベラジオボンド、チャンネルトンネルという強敵で、一介の2勝クラスとは違うハイレベル戦。当時5馬身離したルクスビッグスターも次走で勝った。本来の姿をおおむね取り戻した今なら確勝級。
◯リラボニート
1800mは2戦して1着2着。前走はオールナット(現OP)に阻まれたもので相手が悪かっただけ。サフィラとの一騎打ちと読む。オッズによっては馬連変更で。
【予想の方向性】
千直でもハナを切れるペイシャカレンが逃げ。先頭は速そうな一方、前走2桁通過順の馬が10頭もいて、馬群としてはややスローペース想定。前目につけられる馬を狙う。
◎インプロバイザー
4-9月【1-2-0-12】に対し、10-3月【1-1-4-6】の冬馬。現級で頭打ちになりかけていたが、ブリンカーを外してパフォーマンスが戻ってきた。2走前はトラックバイアス不利&勝ち馬強い、前走はスローで前残りを許しただけ。好枠を生かして立ち回れば押し切れる。
◯ジューンブレア
芝1200mでは2戦2勝。新馬戦で破ったフィオライアが現3勝クラスまで出世している。千直の前走は外ラチ沿いを頼った上位馬に敗れたが、0.1秒差4着なら及第点。1200mに戻って。