『競馬ナイト+』10月号発売中!
東京3、東京6、京都9、東京10、京都10、東京11、京都11、京都12
※買い目は基本的に◎の単勝と◎-◯のワイド
土曜は8打数2安打で勝ち。しょっぱなの◎タガノミスト、◯モズナイスバディーが大きかった。ジャスティンガルフがドスローを先行した割に1頭だけ止まったり、楽しみにしていたオリアメンディが何にもなかったり、すべてが大満足ではなかったが。
さて秋華賞。オークスで勝負付けが済んだ馬のビックリ大逆襲がないものとすると、候補が自ずと絞られますよね。
【予想の方向性】
東京芝はフラット~やや外有利とする。バンブルビーがハナだろうが、その前走は1000m通過63.4秒で、決して速い逃げを打つわけではない。スロー想定。中~外枠の先行馬を狙う。
◎カラマティアノス
新馬戦はどん詰まって3着。前走は内が反則的に有利な馬場&スローの前残りに大外から強襲してタイム差なし3着まで。ここ2走はどちらも上手く運べなかった。少頭数の東京で外枠ゲット。まず間違いなく勝つと思う。
◯ブラックセイバー
6月時点で調教バキバキに動いて新馬戦2番人気に推されるも10着大敗。ただこのクロワデュノール組は2歳6月東京芝1800m史上最速タイムで後半ラップも優秀な超ハイレベル戦だったので、3.5秒負けでも並の未勝利戦に混ざれば通用してきそう。ひと夏越して前進。
【予想の方向性】
東京ダートはフラット~やや外有利とする。特にダ1600mは元々外枠有利の傾向もある。これといった逃げ馬がおらず、前走4番手以内だった馬すら3頭しかいない。スローペース想定。中~外枠の先行馬を狙う。
◎スーパーマン
前走は初ダートでいきなり内に潜って砂を被る形も難なくクリア。直線は一時先頭の場面を作った。前後半35.2-38.0のハイペースが災いして力尽きたが、それで追い込んできたホワイトクロウとタイム差なしなら内容はこちらに軍配が上がる。
◯ムーランブルー
前走は途中から全く進んでくれなかった。ちょっと操縦の難しそうな部分はあるが、東京ダ1600mは未勝利を勝ち、2走前に現級で0.2秒差とした得意舞台。早めにエンジンをかける必要があるので、少頭数の大外枠も歓迎。
【予想の方向性】
京都ダートは内外ほぼフラット。クリノオリーブ、エブリモーメント、セーフヴォラン、ピンクムーン、タイセイアレス、トモジャアルマンドと逃げ先行の競馬をやってきた馬が揃い、この距離としてもややハイペース想定。差しに回せる馬を狙う。
◎メイショウタイゲイ
ダートの1200mでは【0-1-3-1】と堅実に結果を出している。また中4週以上【0-0-1-6】に対し、同3週以下【1-2-5-13】で、使い詰めの方が走る馬でもある。臨戦過程に好印象。3走前には現OPエスカルから0.5秒差の競馬もあり、1勝クラスなら力量上位。
◯オコタンペ
ニューイヤーズデイ×ラーゴブルーならさすがにダート馬だろう。前走は芝だし、そもそも鞍上が追わずにヤメているので二重に参考外。2歳時~3歳春はナスティウェザーやエコロガイア、ラムジェット、エートラックスなど現3勝クラス~OPの馬たちと戦っていた。この時期の1勝クラスなら大幅な相手緩和となる。足りていい。
【予想の方向性】
明確な逃げ馬こそいないが、プラウドヘリテージ、ユキマル、エストレヤデベレン、エコロアレス、コンクイスタと前で立ち回るタイプが多い。ミドル~ややハイペース想定。中~外枠の差し馬を狙う。
◎ナスティウェザー
新馬戦で重馬場とはいえダートでラスト1F10.9秒という衝撃のラップを叩き出した大物。ダートの1400m以下では【3-1-2-0】と崩れておらず、サトノフェニックス、チカッパ、エートラックスといった重賞級の馬たちと接戦してきた。前走の勝ち時計1:23.3は本年の東京ダ1400m良馬場としては3位のタイムで、3勝クラスのハイレベル戦・BSイレブン賞(サトノルフィアン。その後OP勝ち)と0.2秒しか差がない。ここも突破する。
◯ラックスアットゼア
ダ1400mでは【2-2-2-1】。唯一の着外(4着)が先ほど出てきたハイレベル戦のBSイレブン賞であった。前走は距離が長く、枠も悪かった。得意距離に戻って。
ほか、印を回さなかったけれどエストレヤデベレンは非常にいい馬だと見込んでいる。この3頭じゃないかな。
【予想の方向性】
インヒズアイズ、ヨリノサファイヤ、レッドプロフェシーの先行を外から制してレアンダーが逃げる。ダンテバローズも続き、メイショウコガシラもここ2頭行けてないだけで本来は逃げたい。頭数に比して前が多く、ハイペース想定。中~外枠の差し馬を狙う。
◎サイモンザナドゥ
昨年9月に対オーサムリザルト0.2秒差で走った。その次走を6馬身差圧勝して現級に上がってきたが、春はトラックバイアスに逆行したり、詰まったり、格上挑戦したりでなにひとつ噛み合わないまま終わった。本来は近2走くらい走れる馬。今度こそ差し切る。
◯オンザライン
4走前夏至Sはハイレベル戦かつイン前決着のところに大外から上がり最速で猛然と追い込んでくる強い5着。展開ひとつで現級馬券絡みの地力がある。前走は詰まった。改めて。
【予想の方向性】
逃げ馬不在。長期休養明けのテーオーソラネルが無理に行かないとすると、前走逃げたベラジオが再度ハナか。いずれにせよ前が手薄で、速くなるのは考えにくい。スローペース想定。前を狙う。
◎ボーンディスウェイ
重賞に混ざるとワンパンチ欠いているが、2走前にリフレーミングとタイム差なし2着があるようにリステッドなら力上位。七夕賞は1000m通過57.3秒の超ハイペースをまともに先行して苦しくなった。見直せる。
◯アドマイヤハダル
良馬場の非重賞では【2-3-0-2】。エフフォーリア世代の皐月賞4着馬で、白富士Sで対ジャックドール0.2秒差、毎日王冠上がり最速で0.1秒差4着などの実績がある。昨年の天皇賞(秋)は自分以外の出走馬が全て重賞勝ち馬というメンバー構成で、イクイノックスが1:55.2のレコード勝ちを収めた世紀の超ハイレベル戦の6着。長期休養明けの減点はもちろんあるが、根本的に戦ってきた相手が違いすぎる。格好は付けてくるのでは。
◎チェルヴィニア
◯ランスオブクイーン
秋華賞の予想、全頭評価はnoteに記載しております。ぜひご覧ください!
【予想の方向性】
逃げたいのも、逃げるテンがあるのもクリノキングマン1頭で、これが主張してハナへ。タイセイウォリアー、ラブコメディあたりが競ることなく番手に続いて隊列はすんなり決まる。ややスロー想定。中~外枠の先行馬を狙う。
◎クリノキングマン
前走はスターターンとのマッチレースに勝利。3着以下は7馬身離した。このレースのレベルの高さはスターターンがその後3連勝でOP入りしたこと、勝ち時計1:23.4が同日メインのOP天保山Sと0.1秒しか変わらなかったことから見て取れる。休み明けの影響次第だが、力を出し切れば2勝クラスも通過点。
◯タイセイウォリアー
砂を被らずに運びたい馬だが、2走前は内枠がアダとなり、前走はせっかく先行したのに向正面マクられて結局途中から内に控える形となってしまった。少頭数でこの枠なら、ラブコメディとのやりとりさえ間違えなければ揉まれない位置を確保できる。