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【中央競馬】大阪スポーツ杯と当日他レースの予想

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『競馬ナイト+』10月号発売中! 秋華賞などGⅠ展望・各種考察載ってます

京都7、新潟9、京都9、新潟10、京都10、新潟11、京都11、京都12

金曜は3打数1安打で負け。競馬難しい。よく当たる時とこういう時、予想のやり方に関する何かが決定的に違うと思うんだけど、それが分からない。というか「それ」が分かれば馬券というゲームはクリアなんだが。精進するしかない。

さてお知らせです。今日からまた1レースにつき◎と◯の2頭記載に戻します。どうも8月の中頃から当ブログのPVの伸びが鈍いというか。(今はアレだが、当時は)予想も好調だったのに、あれ?という感じがあった。ワイドを単複にして、記載が「◎と◯」だったのを「◎のみ」にした時期なんですよね。

Xの方でアンケートもしておいてなんですが、まあ1頭より2頭の方が読む価値もあるんじゃないかと。ここは自身の実感と見えている数字を信じて方針変更します。

買い目どうしよっかな。単複でもいいが、◯を書くだけ書いて買い目に関係ないってのもなあ。好きなのは単ワ(◎の単勝と◎-◯のワイド1:1)。一旦はそれでいきます。

◆京都7

【予想の方向性】
京都ダートは外有利とする。近走逃げているのはフォルテローザとタガノミストくらいで、どちらも番手OKのタイプ。目立った競り合いはなくミドル~ややスロー想定。外枠の先行馬を狙う。

◎タガノミスト
3走前は内枠で揉まれ弱さを出した。2走前は前後半34.3-38.2のハイペース、自分以外の上位は全て差し決着になる中を逃げ粘って2着。前走も差しがよく決まる馬場に泣いた3着。近走はいずれも着順以上に評価すべき内容で、枠順に恵まれた今回は楽しみ。

◯モズナイスバディー
前走は3歳1勝クラスで勝ち時計1:24.4(同日古馬2勝クラスとちょうど同じ)。当時の2着馬カズゴルティスは現3勝クラス、3着馬メイショウミシガンは現2勝クラスであり、レースレベルが高かった。そこで上がり最速5着とくれば、この時期の1勝クラスなら通用していい。

◆新潟9

【予想の方向性】
新潟芝はフラット~やや外有利とする。1200m短縮のヴィントシュティレを除くと確たる逃げ馬がおらず、ニシノアヤカゼかソングオブライフあたりが行ってややスローペース想定。中~外枠の先行馬を狙う。

◎ソングオブライフ
デビューが3歳6月まで遅れたが、既走馬相手にいきなり上がり最速の追い込みで0.2秒差の4着と早くもメドを立てると、2戦目は逃げて4馬身差の快勝。当時の小倉芝はどちらかといえば外有利のトラックバイアスであり、逃げ切りは価値が高い。時計も同日古馬2勝クラスの4着相当だった。連勝期待。

◯モリノレッドスター
2走前は短縮でまともに先行したら脚が溜まらなかったようだが、前走はじっくり差しに構えて3着と変わり身。トラックバイアスの援護はあったが、前後半34.0-33.2の流れによく突っ込んできた。

◆京都9

【予想の方向性】
先行馬が少ない。クリノグローリーかモンブランミノルあたりの先手でスローペース想定。中~外枠の先行馬を狙う。

◎モンブランミノル
ダートで新馬勝ち、2戦目は砂を被ってズルズル後退しながら直線鋭く盛り返して2着。その際の勝ち馬バロンドールは後にレパードSでミッキークレストと0.2秒差の4着に入っている。芝で馬柱を汚し、ダートに戻った前走は1:51.6の勝ち時計で勝利。メインの古馬3勝クラスと0.5秒差、2着馬ソーニーイシューも次走3馬身半差勝ちを収めており、レベルが高かった。

◯ミッキークレスト
1勝クラスをねじ伏せるように勝って臨んだ前走は内有利のトラックバイアスに沿う形で乗られて3着まで。2勝クラスなら能力上位だが、前走に関しては上手くいった部分がある。

◆新潟10

【予想の方向性】
逃げ馬不在で、ケイツークローンとワンダーフェローに逃げ経験がある程度。序盤は譲り合ってスロー濃厚。中~外枠の先行馬を狙う。

◎ジャスティンガルフ
あやめ賞はナムラフッカー(白百合S3着、2勝クラス2着)と半馬身差の2着。2馬身離した3着馬テーオーダグラスも既に1勝クラスは突破しており、こちらも現級卒業は近い。前走は道悪&休み明け+18キロなので気にしなくていい負け。

◯フォトンブルー
3歳時にはプリンシパルSで3着に入った実績があり、1勝クラスならさすがに能力上位。去勢以降は苦手な道悪のときしか崩れていない。良馬場なら。

◆京都10

【予想の方向性】
京都芝はフラット~やや内有利とする。これまた逃げ馬がおらず、ケイアイセナ、サウンドウォリアー、ウインリブルマンあたりが出方次第で行くイメージ。スローペース想定。中~内枠の先行馬を狙う。

◎アイスグリーン
最近はマイルを使われているが、全3勝が1800~2000mで白百合S2着の実績もあるわけで、そもそもマイラーではないと思う。3走前はカラ馬の影響もあり、大外ぶん回しのロスが大きい競馬をして0.2秒差4着。前走は直線で進路を探している間に前と離れてしまい、不完全燃焼な負け方だった。距離延長でいいポジションをとれれば。

◯ケイアイセナ
2勝クラスを勝った際は逃げて後半5F57.2秒、全体時計1:44.8で5馬身差勝ちというなかなか強烈な内容だった。このところやや物足りない部分もあるが、前走は1000m通過57.6秒のハイペースを先行しての4着で、展開利があれば上位に入ってくるだけの力はある。

◆新潟11

【予想の方向性】
千直らしく快速の逃げ先行馬が多数集まった。外枠の差し馬を狙う。

◎オリアメンディ
ここ2走はどちらも進路確保に苦労し、脚を余しながらゴールして0.2秒差、0.3秒差。特に前走は格上挑戦ながら、スペースさえあれば突き抜ける手応えだった。本日一番のお楽しみレース。

◯オルコス
2走前は軽斤量にも恵まれたとはいえ、前が塞がって仕掛け遅れながらG前猛追して0.3秒差と千直適性を見せた。2戦目で順当に走ってタイム差なし2着。再び絶好枠を引き、特に嫌う要素なし。千直外枠の杉原はガチ。

◆京都11

【予想の方向性】
砂を被りたくないリリーミニスターが内枠を引き、周りにシダー、テーオーシリウス、ミラクルティアラと同型が固まった。先団は争ってやや速くなる。ただそれに続く先行勢がおらず、馬群は実質ミドル程度か。中~外枠、一列引いたあたりから差す馬を狙う。

◎ミスティックロア
外目で気分良く運んだ時に真価を発揮するArrogate産駒。前走は内枠が祟って終始手応えの悪い競馬になったが、ゴール前で前が開けると猛スパート。0.1秒差3着とわずかに届かなかったが、入線直後に先頭へ出ていた。待望の外枠替わり。外から強気に行ってほしい。

◯アルーブルト
10~3月【4-3-2-6】で4~9月【0-1-1-4】。涼しい時期が合う。2走前の平城京Sは直線詰まっての3着。前走も4角で窮屈になってブレーキをかけるシーンがありながら、2着馬からは0.4秒しか離れていない。展開ひとつで勝負圏内にいる。

◆京都12

【予想の方向性】
カジュフェイスはブリンカーを着けてハイペース上等のスタイルに転向。キャンシーエンゼルやオックスリップも積極策でややハイペース想定。中~内枠の差し馬を狙う。

◎アンクルクロス
1200mは2戦して2着、1着。負けたレースは勝ち馬がピューロマジックだった。2走前ファルコンSは内有利馬場のハイペースを外目先行する形で6着と健闘し、前走は道悪に泣いた。1200mの良馬場なら反撃可能。

◯ジョーメッドヴィン
直線詰まって事故りかけた4走前を除けば堅実に走っている。2走前は外差し馬場を先行して小差3着。前走は直線入り口でフィオライアにフタをされてワンテンポ踏み遅れ。それがなければ勝っていただろう。

鈴木ユウヤ

東大卒競馬ライター。中央競馬、南関東競馬を中心に情報発信している。最近は単複。いつでもひと握りの遊び心を。