10月5日の中央競馬予想
『競馬ナイト+』2025年10月号発売中 馬券の心得載ってます

土曜は8打数3安打で快勝。朝イチのテンカムテキで的中スタート、そこからマトラコーニッシュで中押し、メイショウソラフネで決勝点という盤石のゲーム運びだった。どういう馬場になるか警戒していたけど、いざ始まったら普通に開幕週らしいバイアスでしたし。
明日は毎日王冠と京都大賞典。あと凱旋門賞ね。香港とドバイ以外の海外馬券は当たる気がしないので買うとしても遊び程度だけど、それはそれとして日本馬に頑張ってほしい。純粋に「悲願達成を」というのもあるし、国内の一流馬が適性に合わないレースのために菊花賞や秋天を留守にする流れはもういい、という思いもある。宿題というか呪縛というか、そういうものを終わらせてほしい。
※買い目は基本的に◎-◯のワイド
◆京都1
【予想の方向性】
京都ダートは雨の影響もあってとにかくイン前。土曜は6鞍全て4角2番手以内の馬が勝った。前が全然止まらない。サヨノパララックスが逃げてスマートジュリアスが番手か。テンの速い馬があまりおらずややスロー想定。前を狙う。
◎サヨノパララックス
新馬戦は出遅れて、挽回していくと道中は引っかかるチグハグな競馬。2戦目の前走は好発からそのまま逃げて2着。外有利のトラックバイアスがあったこと、3着以下に2馬身半差つけていたことも加味してまずまずのパフォーマンスだった。この馬場で逃げれば止まらない。
◯スマートジュリアス
母スマートノエルに加え、兄姉スマートビクター、スマートケープ、スマートリアファルらも軒並みダート馬。芝の新馬でも2着と好走したが、ダ替わりの前走は外々を回りながら上がり最速で惜しい2着まで来た。ここも順当に上位。下限2倍を切るようなら馬連変更で。
◆東京2
【予想の方向性】
セキテイリノ、コスモクラシック、ムーングレイルと先行馬が3頭。しかし3頭ともこれまで経験してきたペースは速くない。ややスロー想定。前目につけられる馬を狙う。
◎ナハトナナレオン
新馬戦はゲートの出自体もあまりよくなかったが、両隣から挟まれる不利もあって後方に。それでも上がり最速で0.6秒差7着と能力の片鱗は見せた。当時の2,3,6,11,13着馬が既に勝ち上がっていて、6月東京新馬らしくレースレベルの担保もある。2戦目と延長でもう少しポジションをとれれば。
◯ムーングレイル
前走はイン3確保から手応えよく直線に向いたが、詰まって不完全燃焼の一戦だった。スムーズならコスモクラシックは差せていただろう。見直し。
◆京都8
【予想の方向性】
逃げ候補はフラーハとクアトロジャックの2頭。それに続く番手勢が手薄で実質ややスロー想定。前を狙う。
◎ピエマンソン
ダートに転じて1着、2着、1着。唯一負けたのもマテンロウコマンド(→兵庫CS勝ち、グリーンチャンネルC2着)とのクビ差であり、テーオーエルビスやヘニーガイストといった実力馬には先着した。前走の6馬身差圧勝も含め、まだまだ上を狙える器。
オッズを分け合うであろうコスモストームは2走前がハイペースで展開向く、前走がやや外有利馬場の外枠でトラックバイアス恩恵あり。であればこちらの単勝に妙味がある。
◆東京8
【予想の方向性】
ガラクが逃げ。ほかに逃げ候補はいないが、ベストレーサー、ジャサルディア、クイーンズワーフなどマイルで先行してきた馬が何頭かいる分、そこまで遅くもないか。後ろすぎない位置から差せる馬を狙う。
◎ベストシーン
この世代屈指のハイレベル戦だったひいらぎ賞でデンクマール、イミグラントソングの3着。馬券圏外に敗れたのは詰まったセントポーリア賞、重賞の弥生賞、上がり33.1秒を使っても届かなかった前走で、1勝クラスにおいては能力が上。
◯ジャサルディア
未勝利勝ちの1:33.1という時計は優秀。翌日の古馬1勝クラスよりも0.8秒速かった。昇級戦だが今回はそこまで強い相手がいない。ここなら通用する。
◆京都10
【予想の方向性】
揉まれずに競馬したいマニバドラがこの枠ならハナ主張。プロトポロスも同様。そこにアメリカンステージやジョーローリットも加わっていく。ハイペース想定。ただ、土曜の馬場を見るに外を回す差しは結局届かない。内枠の差し馬を狙う。
◎スターターン
内枠の差しとなるとほぼ自動的にここ。直近の3走がもうひとつだが、着差的にはそこまで負けていない。対マニバドラの0.2秒差はハイペースなら逆転可能圏内。
◯アメリカンステージ
昨年末の2歳1勝クラスで4馬身差勝ち。のちに北海道スプリント→サマーチャンピオンと連勝するヤマニンチェルキを一蹴した。海外遠征を敢行しマハブアルシマール2着、ドバイゴールデンシャヒーンも3歳の身で6着健闘といっていい。OP特別なら能力信頼。
◆京都11 京都大賞典
◎サンライズアース
◯ドゥレッツァ
予想の詳細と全頭評価はnoteに記載しました!
【京都大賞典2025予想・全頭評価付】前走の敗戦は強い内容 GⅠレベルの実力馬が即反撃!

◆東京11 毎日王冠
【予想の方向性】
徹底逃げの馬はおらず、シルトホルン、ホウオウビスケッツ、シリウスコルトら番手可の先行馬が先団を形成する。競る動機はどの馬にもなくややスロー想定。前に行ける馬を狙う。
◎エルトンバローズ
一昨年の当レースを勝ち、昨年3着、マイルCS2着など能力は証明済み。前走は骨折休養明けでまだデキていなかった感じだし、そもそも使える上がりが33秒台後半までなので、瞬発力勝負は困る。0.4秒差なら悲観不要。叩き2走目と1ハロンの延長で条件が好転する。今回が買い時。
◯サトノシャイニング
当コースの東スポ杯でクロワデュノールと0.1秒差。きさらぎ賞はリンクスティップやランスオブカオス、ショウヘイといった世代の実力馬を3馬身差で完封した。皐月賞は内有利馬場の16番枠でトラックバイアスに逆行したし、初角と向正面で2度の不利もあって0.4秒差5着。日本ダービーは距離が長かった中での4着。1800mに戻れば古馬相手でも。
ほか有力どころの馬については週中に動画で解説しました。じゃんじゃんご視聴、高評価などいただけると嬉しいです。
◆東京12
【予想の方向性】
東京ダートは内外フラット。オンザスクエアが主張していくが、前走ハイペースで押し切ったリュウノタブークも譲らない。ややハイ想定。差し馬を狙う。
◎グレイスザクラウン
3走前の4着時は勝ち馬ルグランヴァン、2着タガノバビロンどちらもその後2勝クラスを突破済みのハイレベル戦。続く1勝クラスで順当に勝ち上がった。前走は道中1-3番手の馬がそのまま残る前残りの展開だったし、4角で前の馬がフラフラしていた影響でかなり距離をロスした。4着なら内容は悪くない。
◯ファリーザ
2走前はラスト12.1-12.0の加速ラップで5馬身突き抜けての完勝。前走はゴール前で流す余裕も見せながらこれもラスト12.5-12.2の加速ラップ。勝ち時計1:52.6は同日古馬2勝クラスと同タイムだった。昇級でも壁はない。