【中央競馬】グリーンチャンネルCと当日他レースの予想

中央競馬予想

10月4日の中央競馬予想

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【そこそこ重要】コンテンツ再編とメンバーシップ構想について

金曜は3打数1安打でやや負け。最終日は馬場が変わっておおむねフラットでしたね。そんな中でもピコボンズは逃げれば押し切ると思ったがそもそも逃げられず。まあ仕方ない。とりあえず開催トータルはプラス終了。中身はプラウドフレールの一撃依存に近かったけどね。

東京&京都開催に切り替わる土曜中央へ。初日は馬場の様子を探りつつ慎重に。京都は雨も降るみたいですし。

※買い目は基本的に◎-◯のワイド

◆東京1

【予想の方向性】
東京ダートは暫定的に内外フラットとする。ただし芝発走のマイルは元々外枠有利で、砂被り不慣れな馬が多い2歳戦ならなおさら。

逃げ馬はおろか前走で先行できた馬すらほぼおらず、過半数の10頭が距離短縮ローテでもある。スロー濃厚。中~外枠で前に行けそうな馬を狙う。

◎テンカムテキ
父ナダル、母スズカグラーテは現役時代ダ1200mで4勝を挙げた馬で、その父サウスヴィグラス。ほぼ100%ダート馬といってもいいくらいの血統であり、芝のデビュー戦は参考外でよい。距離も長かった。ダ替わりで即反撃。

◯イナズマダイモン
前走で掲示板に載った馬すらほかにいないメンバー構成で能力ダントツ。前走はラスト2F12.7-12.6の加速ラップで前を捕まえきれなかったが、上がりはメンバー中最速で0.1秒差と勝ちに等しい2着だった。力でねじ伏せる。多分大丈夫だとは思うが下限2倍を目安に馬連変更。他レースも同様。

◆京都8

【予想の方向性】
京都芝は開幕週。2月以来のAコースで本来なら内に振りたいところだが、今年は冬開催から全体的に外優勢の時が多く、初日から雨予報も出ている。いったんはフラットに考えておく。

前走逃げてきた馬が3頭に、バルティカ、ナグルファル、ラレーヌデリスあたりの先行馬もいてややハイ想定。差し馬を狙う。

◎マトラコーニッシュ
直線平坦の京都と小倉でそれぞれ1戦1勝。2走前に小倉で勝った時はラスト12.1-11.9の加速ラップをマークした。前走のローズSは7着。4角でミッキーマドンナから生じた玉突きの不利事象で、ビップデイジーにカットされる場面があってあの着差なら健闘といっていい。自己条件で得意の平坦なら。

◯ヴァリディシームス
3走前の重馬場で現3勝クラス・サクラファレルに1.1秒差をつけての圧勝がある。雨予報は歓迎。前走も悪い競馬はしていないが、おそらくヤングスカーレットが強すぎた。実際、3着シャハザマーンが次走1着、4着ジュンツバメガエシが次走2着、5着バンフィエルドが次走3着で、6着アレナリアが既に2勝クラスを突破した。2着だったこの馬も能力は高い。

◆京都9

【予想の方向性】
1000mでレコード逃げ切りがあるカイショーがハナ。ほかにもフルールジェンヌ、アイニードユー、ラスティングスノーと逃げ先行策をとってきた馬がいて、8頭立ての割には前々のタイプが揃った。ややハイ想定。差し馬を狙う。

◎メイショウハッケイ
デビュー戦の2着が好内容。出遅れから中京の3~4角でどえらい大外をぶん回しながら勝ち馬とクビ差。後続は4馬身離した。2戦目は前走3着以内馬が6頭出てきて未勝利戦としては好メンバーだったが、それをきっちり制した。ラスト11.4-11.0の加速ラップを差した点でも高く評価。

◯ファムマルキーズ
新馬戦開幕週の6月阪神でデビュー勝ち。4角では反応の鈍さも見せたが、エンジンがかかってからはしっかり伸びて完勝だった。勝ち時計1:21.8は2歳6月の阪神芝1400m新馬としては最速タイにあたる。ちなみにキタサンブラック産駒で2歳7月までに新馬を勝ったのはクロワデュノール、サトノカルナバル、ピコチャンブラック、ラヴェルといずれも後の重賞馬(現2歳除く)。当然期待は高まる。

◆東京9

【予想の方向性】
東京芝も暫定的に内外フラットとする。ミラーダカリエンテやジッピーレーサーを制してドリームクルーズが逃げるか。ペース的にはそこまで速くならなさそうだが、いかんせん先行勢が東京向きの速い上がりを使えない馬ばかり。位置取りよりも決め手を重視して買う。

◎エバーグルーヴ
内有利馬場の大外回しで勝った未勝利戦の内容が強かった。2200mだった3走前の3着、スローでダノンフェアレディの前残りを許した2走前2着と足踏みしたが、ワンターンに戻った前走をきっちり勝利。昇級にはなるが、今回は相手関係にやや恵まれた感じ。ここなら即通用していい。

◯ラブリージャブリー
デビューから2連勝。特に2走前は前後半46.8-46.4のミドル~やや遅い流れで、逃げ馬とイン3の馬が残るところにただ1頭勢いの違う追い込みで差し切っている。その時完封した3着馬がコスモアンソロジー。前走は前後半60.5-57.7のスローで前に残されただけの展開負け。東京替わりは歓迎で、この相手ならまず好勝負になる。これも下限2倍意識で。

◆東京10

【予想の方向性】
逃げそうなのは一応コトか。ただ、同馬は前走が生涯初めての逃げで、それもスローで押し出された感じだった。ほか先行馬はシンバーシア、アームテイル、エリーズダイヤくらい。ややスロー想定。前に行ける馬を狙う。

◎アームテイル
長らく中距離の1勝クラスをうろうろしていたが、距離短縮2戦目&良馬場替わりの4走前を勝利。続く2勝クラスはスローの前残り競馬を差し切って0.3秒の着差をつけた。力をつけつつある。

2走前はワールズエンドとペリファーニアが対決した超ハイレベル戦で4着もやむなし(3着アクートゥスも次走V)。前走は外有利馬場の2枠3番から先行して、もっと外を通った馬に差されたもの。トラックバイアス不利だった。東京戻りも距離短縮も歓迎。

◯ペリファーニア
桜花賞3着馬。いろんな不運があってまだ条件戦にいるが、能力は突出している。3走前の大敗は歩様に異変を感じて無理しなかったもの。前走は勝ったワールズエンドが逃げてラスト10.9-10.9でまとめた以上どうしようもない。普通に乗れば。

◆京都11

【予想の方向性】
フィオライアとベガリスが逃げ候補。ほかにもクラスペディア、ジョーメッドヴィン、ナムラクララなど前方で運びたい馬は多いが、競ってでもハナ必須という馬はいない。ミドル~ややスロー程度に収まるのでは。前目につけられる馬を狙う。

◎メイショウソラフネ
正直これは難しいがココへ。3勝クラス以降の好走が全て京都に集中している舞台巧者で、昨年このレースでは2着。ビッグシーザー、ペアポルックス、グランテスト、カンチェンジュンガなどまずまずの好メンバー相手に結果を出した。

前走のCBC賞は中京芝1200mの不利な8枠16番。やや内有利のトラックバイアスに大逆行する外々回しで厳しい展開になったが、それでも0.5秒差と大きくは負けていない。リステッドに戻って相手緩和、得意の京都になる。流れに乗って競馬ができれば。単勝。

◆東京11

【予想の方向性】
テイエムリステットの逃げか。ウェットシーズンは自分で行ってもいいし、砂を被る形でも特に問題ないタイプ。ほか、先行候補はサトノルフィアン、ユティタム、タガノエスコートくらい。ミドル~ややスロー想定。前目につけられる馬を狙う。

◎レディントン
デビューから4歳春まで芝を使われてきたが、初ダートの2走前でいきなり2着。ウェイワードアクトには完敗だが、こちらも前後半45.5-48.6のハイペースを3番手で受け、最後まで後ろに抜かせなかった点で上々の内容といえる。前走はラチ沿い走行の2頭に及ばずも上がり最速で小差3着。小回り1周もこなしたが、芝時代の実績からワンターンのマイルに替わるのはプラス要素だろう。

◯ウェットシーズン
東京マイルでは【4‐1-0-0】。去勢やブリンカー着用などが噛み合ってきたか、とにかく前走が圧巻のパフォーマンスだった。着差もさることながら、稍重で1:34.0の時計が素晴らしい。東京ダ1600mでこれ以上のタイムが出たのは全7例あるが、うち5例は重馬場。良~稍重ではクロフネの武蔵野Sに次ぐ歴代2位のタイムだった。条件戦としては馬場状態問わず最速記録となる。あっさり勝ってもおかしくない。4か月後にはフェブラリーSを走っているかもしれない器。

◆東京12

【予想の方向性】
前が手薄。逃げ馬不在で、1400m以下で先行してきた馬もフウセツ、ピックアップライン、ルークススペイくらい。スロー想定。前を狙う。

◎モナコブル
4走前2着時の勝ち馬イノセントキャットは現3勝クラス、3着馬は次走V。2走前勝利時の3-4着馬は次走V。地味だがまずまずハイレベルなメンバー相手に結果を出してきた。

前走は3.0秒差負けとはいえ、ナルカミとクラウンシエンタがぶっちぎったもので、3着までは0.9秒差。早めにエンジンをかけたいタイプなので内枠もよくなかったし、右回りの1周も走りにくそうだった。勝った東京ダ1400mに替わってスローの外枠先行なら粘り込みの目はある。前日15番人気はさすがに侮られすぎに見える。

◯ルークススペイ
世代の1勝クラスで堅実に走ったあと、3歳以上の1勝クラスで快勝。ラスト12.2-12.0の加速ラップだった。素直に能力信頼。

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